午前中は日差しもあったが、午後から少し曇りがちになってきた。
ムシムシするような暑さで、入梅間近を実感。
(浴衣のナナちゃん)
前回から浴衣を着ていたが、今日は浴衣も帯も着替えていた。
蒸し暑さを乗り切ろうと、ナナちゃんも考えているらしい。
夕方から雨も予想されるので、図書館に本を借りに出掛けるついでに、付近を歩くことにした。
(東の空)
阿蘇の外輪山と雲の境界がハッキリしないほど雲が垂れ込めている。
全般に靄もかかっていて、昨日までのカラッと感はない。
今日は歩いている人の姿は1~2名程度。
近くにある小さな蓮池に立ち寄って、花の様子を見ることにした。
蕾から種までさまざまだったが、丁度良い咲き具合というわけにはいかなかった。
蓮の茂みの中で、なにやらバタバタと音がして蓮の葉が揺れたがその後は静かになった。
多分鳥が慌てて緊急避難でもしたのだろう。
同じ池に睡蓮もあった筈だが、もう蓮の大きな葉っぱに覆われてしまっている。
(ダイリンキンシバイ)
図書館のある施設の外側に咲いている。
いつも通るし見かける花だが名前は知らなかった。
オトギリソウ科(属)の、キンシバイの一種でダイリンキンシバイと説明されているサイトに出会った。
なんでも、葉っぱの付き方が並行に重なるものと直角(十字)に互いに重なるものとで違うそうである。
ヒペリカム・ヒドコートと呼ばれる園芸種もあるそうで、名前のややこしさに拍車をかける。
なぜかカタカナ名になるとややこしい。
キンシバイは漢字では「金糸梅」らしいから、さしずめ「大輪金糸梅」ではないかと思うが・・。
昔は洋画でも、「邦題」がちゃんとつけてあって覚えやすかった。
花は綺麗だったが、不快指数もかなり高そうなので早々に引き上げることにした。
「傷ついた古い邦画のような雨」・・・しろ猫(森中恵美子氏選)