カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

高瀬裏の花菖蒲まつりにて

2022-06-01 16:12:58 | おでかけ

 今日から6月、薄曇りで出掛けるのには丁度いい。

 昨日出掛ける予定だったが30度超えで家籠りに・・。

 今日は曇りがちということで「花菖蒲」を見に玉名市まで出掛けた。

 花菖蒲まつりは6月4日までということで、現在ほぼ満開の状態。

 

 (玉名市:高瀬裏)

 

 

 

 (人専用の石橋)

 高瀬裏には用水路に幾つかの石橋が架かっていて、車が通れるものから人専用までさまざま。

 高瀬の町(現玉名市)は古くから米やその他の集積地として栄えた町である。

 菊池川の河口に位置し、菊池川から堤防を隔てた用水路に船着場が残っている。

 菊池川流域は米の一大生産拠点であったので、関西方面への米の積み出し港として古くから栄えた。

 2000年に及ぶ米と流域の文化は、日本遺産に登録されている。

 

 (裏露地)

 船着場から街の中心部への裏露地は往時の面影を残している。

 

 (高瀬藏)

 米問屋の跡は、高瀬藏と名付けられて保存されている。

 トロッコに乗せられた米俵は、土間に敷設されたレールの上を船着場まで運ばれた。

 

 (米問屋の中庭の井戸)

 井戸もかなり痛んでいるが残されている。

 加賀千代女の「朝顔に釣瓶とられてもらひ水」の釣瓶も朽ち果ててぶら下がっていた。

 もっとも、言葉としての「釣瓶(つるべ)」も死語になって久しい。

 かつての米蔵は、ギャラリーとして開放されて各種の催しに活用されている。

 花菖蒲祭りの期間中は、地元の窯元展が催されていた。

 当地は、小岱焼き等で有名である。

 

 (駐車場のマリーゴールド)

 菊池川河川敷を利用した駐車場脇のマリーゴールドが綺麗だったのでパチリ。

 後方の堤防の向こう側が、高瀬裏の用水で花菖蒲祭りの会場である。

 堤防に沿って、沢山の幟が立てられていた。

 自宅に帰り着いて、相方よりプレゼントを貰った。

 

 (小岱焼きのカップ)

 私のご愛用は、近くの100円ショップでご購入の陶器のカップ。

 お茶・コーヒー・焼酎のお湯わり・牛乳・薬服用時の白湯、その他何でもござれの万能マグカップ。

 何の不自由も感じなかったが、相方との格差是正の一環として有難く頂戴することに。

 ただ、使えるのを止めて乗替えるのに、少し引っかかるものがあるのも確か。

 子供が、手垢がついて綻びも目立つ縫いぐるみを、大事に抱き続けるのに似ている。

 「焦点を合わすと花を揺らす風」・・・しろ猫

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コメント (3)
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