町の南側は田んぼが広がっていて、その南側に里山が連なる。
里山の麓から中腹にかけては、幾つかの集落がある。
その集落の二つばかりを歩こうと、途中の体育館に車を駐めて後はテクテク。
ちょっとした秋の気配が感じられるものはないかとキョロキョロ。
(市街地の方向)
のんびり歩いて、それほど登った感じはしなかったが振り返ると田んぼや市街地が見えた。
市街地の後方の山々は金峰山系で、熊本市の西側に位置する。
歩きながらムッとするような、湿気を帯びた熱気が・・・。
とても秋の気配などといった雰囲気ではない。
果物などは秋へ向かって準備中だった。
(栗)
(柿)
(???)
果樹の栽培が盛んな中山間地域である。
(日本蜜蜂の巣箱)
先日の大雨で崩れた土手の上には、日本蜜蜂の巣箱が幾つか見えた。
(鳳仙花など)
集落の彼方こちらに花が植えてある。
昔ながらの花の方につい目が行ってしまう。
(芙蓉)
蝉の鳴声も聞えていたが、クマゼミと法師ゼミが5:5くらいの比率で鳴いていた。
蝉の世界では、確かに秋が近づいている。
(震災遺構)
以前一度は訪れたことのある、谷川地区の断層が露出した場所である。
7年前の震災で地表に現れた断層や、断層の真上で被災した家屋などが保存されている。
全体を保護する屋根が設置され、若い男性2名が付近の清掃をしていた。
7月15日から遺構の公開予定だったのだが、水害で延期になった模様。
震災遺構については、明日紹介ということで・・。
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一昨日・昨日と生憎の雨でまったく歩きに出かけられなかった。
今日も日中は雨の予報だったが、空を見ながら日中に歩いた。
夕方からだと、雲の動きがハッキリ見えないので雨の状態が判断できない。
曇った日には、努めて日中に歩こうと思う。
里山周辺を歩くには、家からだと無理なので途中まで車で移動がよさそうだ。
「田舎道青大将がお出迎え」・・・しろ猫