昨夜は何だか心が落ち着かないまま寝入ってしまったのですが、夜半に目が覚めたら、又耳鳴りが"きん、きん"していて、意識も冴えた状態になってました。
寝ている時はどういうことになっていたのかは分からないのですが、今日の私の世の始まりはそういうことになっていた、ということです。
目覚めている時では、意識を向けるとか、意識的になってみるとか、ちょっとした意志的なものが動いたりするのですが、とにかく原初に私以上のものがあった、ということが実感されるのです。
ベルジャーエフが言うように、人間存在というものは、それを超えたものを想定しなければ、説明がつかないものなのでしょう。
考えてみれば、その意識を向けるということにしても、何にもないものには向けることなど出来ないものです。だから、"自ずと向いちゃうんだ"、とか付け加えたりしているのです。
又、何かに"ゆだねる"とかいう場合、"宇宙に、全体に..."とか、空々漠々としたものにはゆだねようがありません。
ゆだねられるものが元々あるんです。
これには、意識が向けられるとか、ゆだねられているという原初的経験があるからそうなる、と言うことも出来るでしょう。
では、本当の私の世の始め、"おぎゃあi"と生まれた時はどうだったのでしょうか?
さあ、よく覚えてませんが、微かに自分が何もので、ここがどこなのか分からなくて、何かに取りすがりたい一心で、そのように泣いていた記憶があります。
人間は生来、取りすがるもの(多くの場合親である訳ですが)を求めねば、生きてはゆけないものなのでしょう。
でも多くの人間は表側の親は知っていても、裏側の親のことは知らないのです。
私に現臨なるものが感覚される直前、意識が遠退き、自分が消えてゆくという恐怖に見舞われた時も、消え行きそうな意識の中で、取りすがれるものを求め続けていました。
その時、私には神とか守護の神霊といったものの知識はありましたが、とにかく観念でなしにその抜き差しならぬ現実に、生きてハタラくものでなければならなかったのです。
そして過ったのは、この私を私たらしめているもの、それ無くして私もこの現実も存在出来ないあるもののことです。
"命の親というべきものがあるはずではないのか?"
そうして"私はここに居る"という意識状態と共に、現臨なるものを実感するようになったのです。
これが私の自覚されている限りでの、原初的経験なのですが、そこに臨んだものはずっと今も息づいており、生まれる以前、本当の原初からそうなのでしょう。
寝ている時はどういうことになっていたのかは分からないのですが、今日の私の世の始まりはそういうことになっていた、ということです。
目覚めている時では、意識を向けるとか、意識的になってみるとか、ちょっとした意志的なものが動いたりするのですが、とにかく原初に私以上のものがあった、ということが実感されるのです。
ベルジャーエフが言うように、人間存在というものは、それを超えたものを想定しなければ、説明がつかないものなのでしょう。
考えてみれば、その意識を向けるということにしても、何にもないものには向けることなど出来ないものです。だから、"自ずと向いちゃうんだ"、とか付け加えたりしているのです。
又、何かに"ゆだねる"とかいう場合、"宇宙に、全体に..."とか、空々漠々としたものにはゆだねようがありません。
ゆだねられるものが元々あるんです。
これには、意識が向けられるとか、ゆだねられているという原初的経験があるからそうなる、と言うことも出来るでしょう。
では、本当の私の世の始め、"おぎゃあi"と生まれた時はどうだったのでしょうか?
さあ、よく覚えてませんが、微かに自分が何もので、ここがどこなのか分からなくて、何かに取りすがりたい一心で、そのように泣いていた記憶があります。
人間は生来、取りすがるもの(多くの場合親である訳ですが)を求めねば、生きてはゆけないものなのでしょう。
でも多くの人間は表側の親は知っていても、裏側の親のことは知らないのです。
私に現臨なるものが感覚される直前、意識が遠退き、自分が消えてゆくという恐怖に見舞われた時も、消え行きそうな意識の中で、取りすがれるものを求め続けていました。
その時、私には神とか守護の神霊といったものの知識はありましたが、とにかく観念でなしにその抜き差しならぬ現実に、生きてハタラくものでなければならなかったのです。
そして過ったのは、この私を私たらしめているもの、それ無くして私もこの現実も存在出来ないあるもののことです。
"命の親というべきものがあるはずではないのか?"
そうして"私はここに居る"という意識状態と共に、現臨なるものを実感するようになったのです。
これが私の自覚されている限りでの、原初的経験なのですが、そこに臨んだものはずっと今も息づいており、生まれる以前、本当の原初からそうなのでしょう。
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