INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

愛をください(20)

2009年11月01日 |    ┣ 愛をください
(つづき)
キリン」「」「」「」「」「鹿」「」「」「」「なまず」「」「」「」「」「」「ライオン」「鮟鱇」「千鳥」「」に引き続き、福岡県中間市に居る「ハブ」。
ただし、表記は「垣生」である。
もしここに空港ができれば、どんなに機能が乏しくても「ハブ空港」になり得る。

中間市は、遠賀川を挟んだ東側は北九州市のベッドタウン、西側は農村と工場といった感じで、東西の風景がかなり異なる。
この「垣生」は、川の西側、中間市の遠賀川に2本架かる橋のうちの一本(遠賀橋)のたもとに位置する。

遠賀橋の架け替え、それに続くJR筑豊本線の下をくぐる新道の開通、そしてさらにその西側の県道拡幅と、このあたりの道路の状況もここ十年くらいで大きく変わった印象がある。
また、ここを通る「69番」(直方~中間)も、以前は橋を渡って大膳橋から折尾方面に向かうものもあった(晩年は、折尾→砂山口という系統が、朝1本だけ残っていたと思う)が、現在では、橋を渡って少し行った「筑鉄中間」までの運行のみとなり、道路の近代化とともに、寂しくなってしまった。

ただ、JR筑豊本線の下をくぐる新道の開通後も、バスは垣生駅前の踏切を通る旧道を走っているので、その点ではまだ「風情」を感じることができる。
新道ができると、旧道のほうは、新道に合わせてハブのようにクネクネ曲がることを強いられることが多いが(規模や立地は異なるものの、福大前や倉瀬戸付近における外環状道路と県道大野城二丈線の関係にも似ている)、そこをバスで通るのも、それはそれで味があるものである。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする