(つづき)
福岡市早良区の「原往還」バス停。
バス停の行先表示の部分は、原則として赤の小文字が経由地、黒の大文字が行先なのだが、このバス停では、途中の経由地であり終点ではない「次郎丸」「田隈」が黒文字で書かれている。
ただ、これは誤りではなく、「2番」「201番」は同じ番号でこの2つの経由地があることから、そのことを敢えて強調する意味があるのではないかと思われる。
「原往還」の「往還」とは、「重要な道路」「往復」のような意味を持つ言葉であり、「日田往還」「中津往還」「門司往還」など、「街道」の名称にもよく見られる。
「原」を取り囲む4つのバス停には、「原団地前」「原四丁目」「原二丁目」「原往還」と、全てに「原」が付いているが、「原往還」という名称はこの4つの中では異彩を放っている感じである。
「原」地区は、ちょんびんさん、都市高502さん、広福ライナーの魔女さん、レパード乗りさん…と、バス好きの方を多く輩出する土地柄のようである。
三瀬街道と太閤道の交差する場所という、古くからの交通の要衝であり、かつ、鉄道(旧筑肥線や地下鉄)から少しだけ離れているいうのも、どこか影響しているのだろうか??。
私の地元は「原」よりももっと郊外だったので、「原」地区に対してはある種、「都会」のイメージを持っていた。
天神を「ランクA」、地元のスーパーマルキョウなどを「ランクE」とした場合、「ダイエー原店」(現在の原サティ。原往還バス停のすぐそば)や「アニマート原店」(当時の尺度では大型書店)、「マクドナルド」(地元にはなかった)、「東洋ボール」と「ラパール」(ボーリング場と焼肉屋。2つセットで中学生の“打ち上げ”コースになっていた)などがある「原」地区は、子供のころの私の中の勝手な繁華街格付けで「ランクC」に位置する場所であった。
なお、「ランクB」は西新地区、「ランクD」はユニード野芥店(現在のグルメシティ)あたりだろうか(この段落は、かなりどうでもいい話でしたね…)。
この「原往還」バス停がある県道内野次郎丸弥生線のうち、早良口~原~次郎丸間については、先般の道路愛称募集で「原通り」という愛称が付いた。
ちなみに私は、ダメもとで「原往還」という愛称を応募してみたのだが、やはりダメだった…。
(つづく)
福岡市早良区の「原往還」バス停。
バス停の行先表示の部分は、原則として赤の小文字が経由地、黒の大文字が行先なのだが、このバス停では、途中の経由地であり終点ではない「次郎丸」「田隈」が黒文字で書かれている。
ただ、これは誤りではなく、「2番」「201番」は同じ番号でこの2つの経由地があることから、そのことを敢えて強調する意味があるのではないかと思われる。
「原往還」の「往還」とは、「重要な道路」「往復」のような意味を持つ言葉であり、「日田往還」「中津往還」「門司往還」など、「街道」の名称にもよく見られる。
「原」を取り囲む4つのバス停には、「原団地前」「原四丁目」「原二丁目」「原往還」と、全てに「原」が付いているが、「原往還」という名称はこの4つの中では異彩を放っている感じである。
「原」地区は、ちょんびんさん、都市高502さん、広福ライナーの魔女さん、レパード乗りさん…と、バス好きの方を多く輩出する土地柄のようである。
三瀬街道と太閤道の交差する場所という、古くからの交通の要衝であり、かつ、鉄道(旧筑肥線や地下鉄)から少しだけ離れているいうのも、どこか影響しているのだろうか??。
私の地元は「原」よりももっと郊外だったので、「原」地区に対してはある種、「都会」のイメージを持っていた。
天神を「ランクA」、地元のスーパーマルキョウなどを「ランクE」とした場合、「ダイエー原店」(現在の原サティ。原往還バス停のすぐそば)や「アニマート原店」(当時の尺度では大型書店)、「マクドナルド」(地元にはなかった)、「東洋ボール」と「ラパール」(ボーリング場と焼肉屋。2つセットで中学生の“打ち上げ”コースになっていた)などがある「原」地区は、子供のころの私の中の勝手な繁華街格付けで「ランクC」に位置する場所であった。
なお、「ランクB」は西新地区、「ランクD」はユニード野芥店(現在のグルメシティ)あたりだろうか(この段落は、かなりどうでもいい話でしたね…)。
この「原往還」バス停がある県道内野次郎丸弥生線のうち、早良口~原~次郎丸間については、先般の道路愛称募集で「原通り」という愛称が付いた。
ちなみに私は、ダメもとで「原往還」という愛称を応募してみたのだが、やはりダメだった…。
(つづく)