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福岡のバスのことなど・・

趣に赴く(79)

2019年01月15日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く

(つづき)
「原往還」。
趣に赴く(27)」で取り上げてから約10年の月日が経つ。


記事で取り上げた当時「原サティ」だった現「イオン原店」(私の中ではいまだに「ダイエー」ですが)は、今月末で閉店され、取り壊される。
REITに入っていたこともある好立地の物件なので、取り壊された後の展望は明るそうではあるのですが。


都心方面。
英字表記は“HARAOUKAN”。


306番」は西公園ランプ~呉服町ランプ、「502番」は愛宕ランプ~天神北ランプ、「2番」は呉服町ランプ~名島ランプ…と、都市高速の利用方法が多彩。
「2番」が都市高速を利用する時点では「2番」は名乗っていませんが。
なお、「2-1番」や「201番」「208番」の「天神方面」行きまで含めると、都市高速の利用方法はさらに多彩に。


郊外方面。
こちらの英字表記は“HARA OHKAN”。

一般的なローマ字の規格には適合しない「OH」が多用される背景には、王貞治氏の存在も大きいのでは?と思われる。
「OH」を用いてもパスポートで認められる場合があるらしいので、間違いではないのかもしれませんが。
ここから派生して(?)、ようを「YHO」とか、とうを「THO」と書くのは、さすがに間違いなのでしょうけど。


四箇田団地行きと金武営業所行きがメインで、これに「2番」歯科大病院止まり、「2-9番」賀茂駅行き「208番」野方行きが加わる。
かつては、乙石西山羽根戸早良営業所早良高校、そして内野、野河内からさらに佐賀県にも行けました。

金武営業所行きで見ると、「次郎丸経由か田隈新町経由か」「南金武経由か西入部五丁目経由か」の2×2で4通りのパターンがあるが、



この通り、行先番号でそれを区別することは不可能
ただ、利用者にとっては、全てのパターンを覚える必要は全くないわけなので、パターンに応じて番号を付けるようなことをやると無用の混乱を引き起こしそうです。

かつて、「昭和新町」の記事で、

“「2番」と「201番」に存在する「次郎丸経由」と「田隈新町経由」という二大経由地。
もともとは、「次郎丸経由」が主で「田隈新町経由」が従という、“ジローマルスタンダード”だったが、現在は、両者が同格の感もあり。
一方で、昭和通り経由の「2番」、国体道路経由の「201番」とともに、そこそこの歴史を持つ城南線経由の「19番」には「田隈新町経由」が存在したことがなく、ずっと「次郎丸経由」一筋なので、そういう意味では“ジローマルスタンダード”は健在なのかも。
今後、地下鉄七隈線の博多延伸を見据えると、「19番」も安泰ではなさそうであり、また、「16番」や「73番」など、“天神には行かず博多駅のみに行く路線には、我が道を行く傾向がある”ことを考えると、この先「19番」が原中学校前、飯倉二丁目経由に変更になったりする可能性もあるのでは?と勝手に考えています”


と書きました。


原往還バス停のすぐ南西にある、「2-9番」が通る賀茂経由のルートへの分岐の、


すぐ1つ先の「原往還」交差点から東に延びる、現在はまだバスが走っていない道路が、いずれ「19番」が通るのでは?と勝手に予測しているルートです。
(つづく)


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