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(つづき)
「16番」。
郊外と都心を結ぶ路線だが天神には行かず、かつ、その番号しか走らないオリジナル区間を途中に持っている、という点で、
“東の73番、西の16番”
と昔から言われている…かは知りません。
なお、「16番」のオリジナル区間には現在、土日祝日のみ、期間限定で「外環3番」…ではなく「外環2番」が運行中。
「16番」は、油山観光道路が全通した際に「別府橋、田島、友泉第二(現在の友丘)経由」から、「笹丘、島廻橋経由」に変更となっている。
都心と郊外を結ぶ路線のうち、天神を通る路線は、観光道路経由になった「13番」と、観光道路経由にならなかった(なれなかった)「12番」の2つが併存する一方、天神を通らない「16番」は、観光道路を通りかつ福大にも行く、という感じで“一つにまとめられた感”があり、「天神と博多駅のプレゼンスの差」みたいなものを当時感じたものでした。
都心行きでみると、「17番」が扇町・沖学園前、「18番」が県庁、「11番」や「19番」が中央ふ頭…と、他の、西部(南部)と博多駅を城南線経由で結ぶ路線が、「博多駅より先」に足を延ばすのに対し、「16番」はずっと「博多駅で終点」を守り続けている路線でもある(博多駅より先に行かない路線は「16番」以外にもあり、また、城南線経由の便はかつて博多駅の一つ先の「駅前一丁目」が起終点だったこともありますが)。
来年1月4日「37-1番」が新設される背景には、年金機構の事務所が榎田に移転することがあるというコメントをいただきました(ありがとうございます!)。
博多駅から福岡空港方面に行く路線で、朝8時台(夕方は反対方向)の便の多くが榎田町経由の「37-1番」に振り替えられることで、通勤で、博多駅と東光二丁目~豊二丁目の間を利用されている方に影響が出そうである。
「博多駅より先」に行ったことがない「16番」を、朝夕に「片江営業所~博多駅~豊二丁目~二又瀬」みたいなルートで運行してみてもよさそう(博多駅~二又瀬間は「73番」で運行したほうがよいでしょうか)。
(つづく)
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