INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

もう少しだけ、宮地岳(7)

2010年05月14日 |   ┣ 宮地岳と昭和
(つづき)
西鉄宮地岳線の部分廃止(西鉄新宮~津屋崎間)の約一年前に初めて書いた「もう少しだけ、宮地岳」。
部分廃止の実施から既に3年以上が経過し、また、同時に「宮地岳線」から「貝塚線」に路線の名称も変わっている。

部分廃止に伴い、その代替路線として、写真の「26A」(津屋崎系統)、「5番」(西鉄新宮駅~古賀~福間~津屋崎橋)、「1-3番」(西福間三丁目~JR福間駅~光陽台六丁目)が運行を開始したが、「1-3番」はわずか二年で廃止となってしまっている。

“部分廃止まで宮地岳線を使っていたが、現在は「26A」の津屋崎系統を利用している”という、本来の意味で「代替路線」として利用している人ってどれくらい居るのだろうか。
もし、部分廃止の前後で西鉄バスにも宮地岳線にも「nimoca」が導入されていれば、そういうことも調べられるのかもしれないけど、個人の行動に踏み込むようなことはやっちゃいけなかったりするのかな?

国鉄筑肥線の博多~姪浜間廃止に伴い、国鉄から代替バスへの利用に移行し、現在でも「69-1番」を使っているという人も居るかもしれない。
(つづく)

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4 コメント

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Unknown (ちょんびん)
2010-05-12 12:43:31
こんにちは。

>国鉄から代替バスへの利用に移行し、現在でも「69-1番」を使っているという人も居るかもしれない

そうなんですよね。
「69-1」は筑肥線代替という使命を負っているのですから、
是非とも姪浜まで行ってもらいたいです(笑)
「7」を一部区間短縮して、その分「69-1」を延伸で。
返信する
Unknown (tabibito)
2010-05-12 17:59:48
私、実は「69-1」ファンです。
筑肥線廃止に伴う代替バスとして誕生し、その後幾多の変遷を経て、今では枝番扱いの希少路線となってしまったけど、時々乗っています。

主な変遷(長文すみません)
まず1983年(昭和58年)3月に筑肥線代替の3路線が誕生。69番(現在の69-1)と11番(これに伴い従来の11番が96番に変更)と58番(当時は下長尾発着の快速)。所属は高宮営業所。現在はサニー那の川店となっている場所である。69番のみ姪浜所属のバスもあった。高宮が日野の新車を揃えていたのに対し、姪浜は三菱のボロ(市内電車代替時期に導入されたバス)だったので、見分けがつきやすかった。なお、11番は路線上に営業所がないのに、高宮所属だった。
69番は開設当時は姪浜駅発着で、他の路線が「姪浜」(かつての姪浜営業所)発着だったこともあり、かなり異質な存在だった。ちなみに上り(博多駅方面)には朝の時間帯に快速も存在していたが、すぐに消滅している。また、69番開設時に下長尾発着便があったかどうかは、記憶が定かではないが、桧原から小笹・平尾経由で博多駅まで行く59番という路線が存在していたのは確か。69番の下長尾発着が桧原まで延伸されて現在の形に至るのだが、延伸前に「旧」59番は廃止されていたと思われる。
1985年(昭和60年)ごろに69番の姉妹版として、那の川から渡辺通経由で天神行きの「65-1」が新設される。これは既存の65番(片江から観光道路・小笹・那の川・渡辺通・天神)の枝番扱いであったが、所属は65番が片江営業所だったのに対し、高宮営業所だった。その証拠に、夜の上りで白金2丁目(現在の那の川2丁目)行きがあった。明らかに営業所への回送目的である。当然、69番にも那の川2丁目発着系統があり、姪浜駅からの上りだけでなく、博多駅からの下りにも「那の川2丁目行き」があった。
余談だが、片江所属の65番には1日2便(だったと思う)のみ、笹丘1丁目から観光道路を通らず、田島・友泉(いわゆる旧道)から福大経由の系統が存在していた。
69番の全盛期はこの時期と思われる。姪浜駅発着だけでなく、昭代3丁目発着、藤崎発着、野方発着も誕生している。また、ほんの一時期ではあるが、能古渡船場発着が存在していたことは、あまり知られていない。
1986年(昭和61年)ごろだが、早朝の69番におもしろいダイヤが存在していた。5時40分ごろに那の川2丁目始発で野方(藤崎だったかも)行きが出発し、その2分か3分後に同じ那の川2丁目始発の昭代3丁目行きが出発していた。距離が違うので、折り返しのダイヤは当然離れているのだが、下りでこれだけ近いダイヤの69番があったことに興味があり、友人と途中まで分乗したことがある。(意味はない)

あ、ブログのタイトルからかなりズレてしまいましたので、このへんにしておきます。長文失礼しました。
返信する
夜の津屋崎→西鉄新宮間 (MOON DOG)
2010-05-16 19:16:58
天神から夜津屋崎まで来たバスは、多数は、折り返し西鉄新宮駅行きになりますが、そのほとんどの便は空気輸送になっていますね。それならば、津屋崎営業所(停泊場)等を作り、無駄な空気輸送を無くしたら良いかも…?と、一人妄想したりしています。
返信する
Unknown (soramame)
2010-05-17 13:00:24
ちょんびんさん、こんにちは。
>そうなんですよね。
>「69-1」は筑肥線代替という使命を負っているのですから、
>是非とも姪浜まで行ってもらいたいです(笑)
>「7」を一部区間短縮して、その分「69-1」を延伸で。
たしかに(笑)。
ならば、弥生二丁目~別府橋付近や小笹~那の川(美野島)付近も、バス通りではなく旧筑肥線の方を通って、駅東三丁目経由ではなく駅南二丁目経由…以下略。

tabibitoさん、こんにちは。
69番の能古渡船場行き、65番に65-1番…いずれも懐かしいです。
65-1番だけが停まる「那の川」のバス停は、本数の割になんだか存在感があった気がします。
69番は、高宮営業所にて乗務員交代に何度か遭遇したことがあります。
通常の69番のルートからいきなり外れて、営業所に向かうというのは、子供ながらにとてもワクワクしました。

MOON DOGさん、こんにちは。
>天神から夜津屋崎まで来たバスは、多数は、折り返し西鉄新宮駅行きになりますが、そのほとんどの便は空気輸送になっていますね。それならば、津屋崎営業所(停泊場)等を作り、無駄な空気輸送を無くしたら良いかも…?と、一人妄想したりしています。
停泊施設を造るコスト、回送で営業所まで戻すコスト、営業運転するコスト、運転手さんの勤務形態など、いろんな要素を踏まえて考える必要がありそうですね。
でも、ほぼ空気輸送であっても営業運転しているというのは、鉄道の部分廃止後の、自治体に対する「アピール」という面もあるのかもしれません。
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