INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

LED REAL(15)

2009年09月15日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)
西鉄バスの前面の行先表示では、「行先番号」(より一般的な言い方をすれば「系統番号」。紛らわしいので、以下では「番号」と称す)は一番右に位置するが、こちらのバスは一番左に位置している。

西鉄バスでも、方向幕時代に行われた方面別の色分け以前(色分けなしの丸数字時代)は、「番号」は一番左に位置していたが、色分け以降、現在のLEDに至るまで、「番号」は一番右である(これに応じて、LED表示機の右側に方面色を示す幕が配置されている)。
一方、後方の行先表示では、方向幕時代から現在に至るまで「番号」は一番左に位置する。
おそらく、バス停で待っている利用者に一番近くて見やすいところに「番号」を配置しようという意図があるのだと思う。

西鉄バスの場合、同じ行先でも「番号」が複数あるというケースが他都市のバスと比べて多いように思われ(←他都市のことについて詳しい訳ではないので、あくまで主観です)、西鉄が「番号」をより重視していることの現われと言えるかもしれない(利用者がそれを意識しているかは別として)。
 
この川崎駅と羽田空港を結ぶ路線は、都会や工業地帯、空港、Uターンなど、いろんな風景が楽しめて以前から好きな路線である。
北九州の「70番」の池田~上茶屋の原や、かつての「22番」(こもの線)の下原~平山~原上にも共通する、「広い道に出たと思ったらまたすぐ狭い道に入る(HMS)」というのも好きなポイントのひとつである。

以前、福岡空港と竹下駅大橋駅などを結ぶ路線を妄想してみたことがあった。
かつては、福岡空港から、香椎、野方、四箇田団地、早良、油山、長住方面などにも行くことができたが、これらは天神・博多駅への足との組み合わせによるものであり、都心部を通らずに直接各地へ、という性質のものではなかった(これらの路線は、主に地下鉄の福岡空港までの延長により衰退)。
都心部を通らずに、空港から福岡タワー南口~能古渡船場を結んでいた路線も、利用者が少なくて短命に終わっている。
福岡と東京の規模の圧倒的な違い、福岡では地下鉄一本で博多・天神の二大市街地に行けてしまうこと…などを考えると、このような路線の成立はなかなか難しいのかな…。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素顔のままで(9)

2009年09月14日 |    ┣ 素顔のままで
(つづき)
小郡・筑紫野ニュータウン内の「公園前」バス停。

先日取り上げた「美しが丘北三丁目」からは、同一路線上で二つ北に位置するのだが、こちらのバス停の行先案内部分には「17」のみであり「18」の表示はない。

「公園前」…全国に「公園」は国立公園から街区公園まで何万とあると思うのだが、それを前提にすればかなり大胆なネーミングである。
ちなみに、西鉄のサイトで検索すると、名前に「公園」を含むバス停は150箇所、「公園前」を含むバス停は70箇所あり、単に「公園前」という名のバス停もここ以外に2つある。
でも、例えば都心部で、かつ、夜間高速バスなども停車して全国的に名前が知れ渡る可能性があるバス停の名称が「公園前」だったらやや問題ありそうだが、ここのように、住宅地の中にあって利用する人もほぼ固定されているような場合だと、今さら名前を変える必要もないのかもしれない。
(つづく)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

趣に赴く(24)

2009年09月13日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
日清製粉行き、JFE行き、富士電機行きに富士電機循環…。

工業地帯のバスは、「太閤水」「船隠し」「風の木」「金印塚」などとはまた一味違う、別の意味での「」がある。
(つづく)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近い遺産(27)

2009年09月11日 |    ┣ 近い遺産
(つづき)
福岡市博多区の「塩原橋」バス停。

福岡地区の兄弟路線47番」と「48番」の違いは、郊外側の終点が「那珂川営業所(47)」か「レークヒルズ野多目(48)」かと、パナソニック前~清水四丁目間が「清水一丁目・清水二丁目経由(47)」か「美野島南公園前・塩原橋経由(48)」か(=那珂川の西岸経由か東岸経由か=どちらが早く那珂川を渡るか)という2点である。

2点めの違いについては、現在「47番」が通っている道路が開通する前は、全て「美野島南公園前・塩原橋経由」だったようだ(ただし、かつては「美野島南公園前」ではなく「福岡製紙前」)。
個人的には、「清水一丁目・清水二丁目経由」よりも「美野島南公園前・塩原橋経由」のほうが好きであり、「47番」と「48番」なら、つい「48番」を選んで乗ってしまう傾向にある。
ただ、最近は橋の架け替えに伴うルート変更により、那珂川東岸での滞在時間は以前より短くなっている(現在は「これより右折」して橋を渡るが、以前は「もう少し直進」だった)。
那珂川とJRの博多運転区により隔てられている南区の清水・塩原地区と博多区の美野島・竹下地区だが、橋の架け替えや新設を含むこのあたりの再開発により、心理的な距離は、以前に比べて縮まってきているような気がする。

バス停の行先案内の部分には、「48 福商・野多目」と表示されているが、2007年3月以降は、「63番」もここを通るようになっている。
「福商」とは「福商高校前」のことであり、福商高校とは福岡商業高校のことだが、現在は校名、バス停名ともに「福翔高校」に改称されている。
「福商高校前」は、かつては「48番」の「狭義の終点」であったが、現在は「福翔高校」を複乗して、「レークヒルズ野多目」まで延長されている。
「福商・野多目」という表現は、「校名変更よりもレークヒルズ延長のほうが時系列的に先」ということを物語っているといえそうだ。
(つづく)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お役所前の風景(82)

2009年09月10日 |   ┣ お役所前の風景
(つづき)
熊本県の「八代市鏡支所前」バス停。

鮟鱇」と同じ道路上にあり、「会社前」「文政廻し」からも近い。

平成の大合併」により、市役所町役場関係のバス停名はかなり変わった。
浮羽役場前」のように、忘れられている場所もあるけど…。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイムリーヒット(9)

2009年09月09日 |   ┣ タイムリーヒット
(つづき)
2009年9月9日、かつ、「タイムリーヒット」9番目の記事ということで、福岡市東区の「九大前」である。

かつてはここも「狭義の終点」であったが、道路の開通と路線再編により、現在は「1番」のみがここから先、「月見町」まで運行している。
月見町行きのバス停の行先案内の部分には「米一丸経由」と書いてあり、経由地のチョイスのセンスがなかなか良い。

“現在は「1番」のみが「月見町」まで…”と書いたがよく考えてみると、今年春のダイヤ改正で、天神から「九大前」行きは全て「1番」に統一されたので、この表現は適切ではなかった(“生粋の「1番」のみが…”とでも言うべきだろうか)。
「1番」という番号が、もとから走っている「1番」と、天神地区から県庁・九大前方面に向かう路線を束ねて付けた「1番」の、2つに使われているので、深く考え出すとややこしい。

今年春の改正における行先番号の統一を大雑把にまとめると、以下の通りである(実際には天神や博多駅の少し前から番号を変えるので、あくまで「大雑把」なまとめ)。
 天神→県庁・九大前方面   「1番」
 天神→昭和通り→博多駅   「2番」
 天神→明治通り→博多駅   「3番」
 天神→住吉通り→博多駅   「5番」
 博多駅→住吉通り→天神→天神北ランプ→タワー方面  「305番」
 博多駅→呉服町ランプ→タワー方面  「306番」

上記のうち、「5番」には、逆方向に向かう便(博多駅→住吉通り→天神)はないが、それ以外の「1番」「2番」「3番」「305番」の4つについては逆方向にも運行されている。
ただし、その4つのうち「305番」は、逆方向の便は都心部で「5番」に変わるため、都心部(天神~博多駅間)において双方向に「305番」が走るというケースはない。

一方、「1番」「2番」「3番」については、都心部において双方向に走っている。
すなわち、双方向とは、「天神から県庁及び博多駅に向かう方向」と「都心部から福岡市西部に向かう方向」である。
なので、例えば、天神地区において、バス停に「1番」が来たからといって必ずしも県庁・九大方面に行く訳でもないし、「2番」「3番」が来たからといって必ずしも博多駅に行く訳でもない(反対に、「5番」と「305番」についてはそのようなことはない)。
行先番号の統一の最大の目的が、「都心部においてバスに不慣れな利用者にも分かりやすい表示にする」ということであったならば、本来なら、都心部において「1番」「2番」「3番」を双方向に走らせるべきではなかった(=統一後の番号を「1番」「2番」「3番」ではなく全く別の番号にすべきだった)のかもしれない。
といっても、私自身も統一が行われる前には“「1番」や「3番」に統一してみては?”と書いていたので、そこを指摘されたら立つ瀬がないのだけど…。

番号の統一については、考え出すとキリがなくなってくる面がある。

例えば、「九大前」行きについても、天神から来た「1番」と呉服町で合流する「9番」は、呉服町から先も「9番」のままである(あくまで「天神」が主眼のようだ)。
「博多駅」行きについても、「2番」「3番」と呉服町で合流する「29番」は、呉服町から「2番」にも「3番」にもならずに「29番」のままだし、もっといえば、呉服町→博多駅間で「2番」と「3番」がさらにどちらかに統一されるということもない(←統一したほうがよいと言っている訳ではありません)。

こういうことを考え出すと、ひとつの路線で何度も番号を変えないといけなくなる事態も発生しそうである。
なので、あまり深く考えずに、表面的に見て「概ねわかりやすそう」であれば、それでよいのかもしれない。

ここ「九大前」は、都心部の均一運賃区間(180円と220円)の末端部に位置する。
ここから都心部を通って、均一運賃区間の反対側まで行くと、区間を出た瞬間に帳尻を合わせるかの如くものすごい勢いで運賃が上昇する。
例えば、ここから「59番」に乗ると「小笹二丁目」までは220円だが、ひとつ先の「下長尾」は300円、もうひとつ先の「長丘五丁目」は380円と、2つ進むだけで160円も上がってしまうのでご注意を。

なお、「九大前」の県庁方面に向かうバス停の行先案内に表示されている「62番 大橋駅」行きは現存しない。

九大の機能が伊都地区に移行している昨今、このバス停も、いつまで「九大前」であり続けることができるだろうか。
(つづく)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イミカヨミカ(16)

2009年09月08日 |   ┣ イミカヨミカ
(つづき)
福岡市南区の「海星女学院前」バス停。

先日取り上げた「鶴田」のひとつ北に位置する。

英字表記は「KAISEI GIRLs HIGH SCHOOL」となっていて、一応「意味重視」である。
小文字の「s」には何らかのこだわりがあるだろうか…??

同じカイセイでも、今月末のダイヤ改正はかなり大規模なものになるかもしれない。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

く・ふ・う(13)

2009年09月07日 | 交通
(つづき)
久留米市の国道3号上の交差点の案内板

合併前の旧町名を示した「上陽(八女市)」という表示は、「甘木」や「杷木」の上から「朝倉」を貼ったり、「夜須」や「三輪」の上から「筑前」を貼ったり、「若宮」「宮田」の上から「宮若」を貼る例…などと比べると、個人的には好感が持てる。
(つづく)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キロクのカケラたち(9)

2009年09月06日 |    ┣ チラシとキロク
(つづき)
西鉄バスのサイトの過去の「ダイヤ改正情報」を保存したものを紹介しているこのシリーズ
九回目は、今から10年前、1999年(平成11年)3月1日の改正である。

----------------------------
1999.3.1(月)改正

【福岡地区】

1.油山 (13)
76便を増便し、朝夕の混雑緩和を図り、昼間帯の運行間隔を縮める。

2.油山(急行)博多駅 (113)
朝夕に片江発着の急行系統を新設。急行系統を19便から30便に増便し昼間帯の運行間隔をパターン化。急行・普通で合計54便の増便。

3.小笹・小笹団地 (56・57)
96便を増便し、朝夕の混雑緩和を図り、昼間帯を等間隔ダイヤ化。

4.小笹~天神 (5459)
片江発着の54番を18便から56便に増便し、天神方面へ30分間隔で運行。昼間帯のみ運行している59番を34便増便し終日運行。

5.桧原(城南)博多駅 (58)
58便を増便し、終日20分間隔で運行。朝に快速系統(2便)を新設。

6.桧原(小笹)博多駅 (69)
運行時刻の変更。

7.茶山 (14・114)
66便を増便。114番 片江営/早良営/西油山ハイツ~福大病院~茶山~国体道路~博多駅(山王一丁目)系統を新設。(普通・106便、急行・16便)

8.片江(鳥飼)西新 (94)
油山観光道路経由を田島経由に変更。

9.香椎浜~天神 (22・22N・22-1・23・23-1)
22N 都市高速系統を59便増便。

10.下原~天神 (23・23B)
23B 下原~香椎浜ランプ~都市高速~天神・西公園系統を新設。(77便)

11.香椎浜~博多駅 (29・29N)
29N 都市高速系統を8便増便。香椎浜営止めの系統を西鉄香椎まで延長。

12.みどりケ丘 (27・27B)
27B 都市高速系統を57便増便。

13.青葉台 (28B)
28B 都市高速系統を22便増便。

14.新八田 (24・24C)
24C 都市高速系統を5便増便。

15.竹下 (46)
昼間帯を30分間隔で運行。

16.諸岡 (44・45)
夜間を中心に、博多駅~南本町間を12便増便。

【北九州地区】

1.戸畑循環 (1)
戸畑駅移設に伴う運行時刻の変更。

2.蜷田~戸畑 (5)
戸畑駅移設に伴い、戸畑渡場発着系統を戸畑駅発着に変更。

3.小倉(井堀)戸畑 (25)
戸畑駅移設に伴い、戸畑渡場発着系統を戸畑駅発着に変更。若松駅前発着系統を戸畑駅に乗り入れ。

4.黒原~戸畑 (11・27・28・29)
小倉駅BCから砂津方面への運行経路を浅香通から旧電車通に変更。

5.小倉(中原)戸畑 (92・93・94)
運行時刻の変更。

6.小倉~黒崎・折尾 (1)
運行時刻の変更。

7.小倉~黒崎 (22・80)
小倉駅BCから砂津方面への運行経路を浅香通から旧電車通に変更。

8.竹末~小島 (51・57・80・81・84)
運行時刻の変更。

9.若園 (12・99・199)
運行時刻の変更。

10.門司~戸畑・八幡 (90・91・91A)
西小倉駅前にNHK前方面から来るバスが停車。

11.恒見~小倉 (10・11・15・110・111)
西小倉駅前にNHK前方面から来るバスが停車。

12.貫(都市高速)小倉 (138)
西小倉駅前にNHK前方面から来るバスが停車。

13.志井(都市高速)小倉 (134)
西小倉駅前にNHK前方面から来るバスが停車。
----------------------------

福岡地区はまさにイケイケであり、「増便」のオンパレードである(いろいろな問題があって、一時期減便していたものを再び増やしている頃だと思う)。

今月2日の西日本新聞の記事によれば、
“赤字が続くバス事業の合理化策として、福岡市内を走る計33路線を対象に減便する方針を明らかにした。運行本数の多い路線が中心で、都心部を循環する「100円バス」や市内の観光地を周遊する「ぐりーん」が含まれる。現在減便数を詰めており、9月下旬にもダイヤを改正する。”
“営業所の統廃合も視野に入れている。また路線の廃止についても検討中。路線ごとの収支状況を精査しており、年内に具体的な路線を固め、来春地元に申し入れて来秋にも実施したい考え。検討対象には福岡市都心部を走る路線も入っているという。”
とのこと。

10年前に増便された路線の多くは、今月末の減便の対象となりそうな感じである…。
利用しにくいダイヤになって、乗客減がさらに進む…ということにはならないでほしいのだが、そうなってしまう可能性も高そうだ。
(つづく)
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

趣に赴く(23)

2009年09月05日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
福岡市中央区の「山荘通り」バス停(西鉄のサイト上は「山荘通」)。

「山荘」とは、かの高杉晋作も身を隠した野村望東尼の山荘のことであり、山荘とその敷地を含めて現在は「平尾山荘公園」となっている。

「山荘通り」のひとつ小笹寄りのバス停は「南山荘通り」だが、どの通りが「山荘通り」なのかはよく知らない。
ちなみに、「山荘通三丁目」という町名が、山荘公園から「教会前」方面に上ったところにわずかに残っているが、「山荘通一丁目」「山荘通二丁目」という町名は現存しない。

かつてここは、小笹地区と都心部を結ぶメイン路線であった「54番」のルートだったが、現在は、その実質的な後継路線「59番」「59-1番」と、国鉄筑肥線代替路線である「69番」「69-1番」が停車している。
「59番」「69番」ともに、「-1」という「枝番」が付くか否かは、下りでみた場合、ここよりも郊外の小笹交差点を左折するか(←枝番付かず)、直進するか(←枝番付く)という違いである。
行先番号の統一が進められている昨今の時流に合わせるとすれば、上りは、小笹から都心向けについては「枝番」はもう必要ないと思うのだがいかがだろうか(「4番」の千早から都心向け、「29番」の名島から都心向け…なども同様)。

「山荘通り」バス停がある道路は、福岡市の都市計画道路「別府香椎線」の一部であり、「別府(国道202号)~小笹~平尾~東比恵~松島~香椎駅東~下原(国道3号の産大南口と東部青果市場の間)」を結ぶ重要な路線と位置付けられていることから、全体的には広い幅員(もしくは広い幅員となる計画)となっている。
ただ、このバス停がある区間については、「なお、福岡市中央区小笹三丁目から、福岡市中央区平尾二丁目にいたる約1,840mについては、2経路とする」、すなわち、「山荘通り」バス停の通りと南側の筑肥新道(かつての線路)を合わせて一つの都市計画道路とみなすとされていることから、他の区間と比べて計画幅員も狭い。

現在の「山荘通り」付近は、確かに「幹線道路」としてみた場合には狭いのだが、生活感が溢れていて、「バスがよく似合う広さ」だと個人的には思う。
「山荘通り」という名称とともに、この「広さ」もずっとこのままであってほしいのだが…。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイムリーヒット(8)

2009年09月04日 |   ┣ タイムリーヒット
(つづき)
9月4日の記事ということで、筑紫野市美しが丘地区のバス停を取り上げてみる。
うつクシがおか…相変わらずこじつけですみません。

この「美しが丘北三丁目」バス停、行先案内の部分には「17」「18」の数字がある。

美しが丘を含む小郡・筑紫野ニュータウンのバス路線については、これまでも何度か取り上げてきた。
この地区の路線として、「15番」「16番」の記憶はあり、そして「17番」は現在も走っているのだが、「18番」というのがわからない。

「わからない」というのは、かつて記憶していたものを忘れてしまったのか、それとも、はじめから知らないのか、それも「わからない」。 

「頭の中にある路線などの記憶をそのままにしていたら、この先きっと忘れてしまう…」という懸念も、ブログを始めたきっかけのひとつだった。
おかげさまでブログを始めてからは、「文章化」という作業を経ることにより、かなり「忘却」を食い止めることができている気がする。

もっと早くから、ブログなり記録に残すことを始めていたら、このような「18番がわからない」という事態も防げていたかもしれない。
小郡・筑紫野ニュータウンの「18番」についてご存知の方、ぜひ教えてください。
(つづく)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シューテングスター(34)

2009年09月03日 |    ┣ シューテングスター
(つづき)
大野城市の「大野城サティ」バス停。

西鉄春日原駅、西鉄春日原のバス停、春日市コミュニティバス「やよい号」の西鉄春日原駅前バス停などに近く、私も徒歩で乗り継ぐことが多いため、個人的にはあまり「終点」という感じがしないのだが、「バス路線」としてはつながっていない。
現在は、西鉄下大利駅とその南側の住宅地を結ぶ「21番」の中で、一部、下大利駅の北側まで足をのばす系統の「狭義の終点」となっている。
以前は大野城市役所までの運行だったが、その後、ここまで延長されている。

ここを走る西鉄バスの路線は上記「21番」のみだが、この他に、大野城市コミュニティバス「まどか号」の4系統のうち「仲畑ルート」「乙金ルート」「東部ルート」の起点にもなっている。
ここから「まどか号」同士を乗り継いで、さらに水城ヶ丘の住宅地を徒歩で抜けて太宰府市コミュニティバス「まほろば号」に乗り換えれば、太宰府方面に向かうこともできる。

かつてはここを起点として、山田~乙金~乙金台方面を結ぶ西鉄の循環線(「10番」「15番」)もあった。
この循環線は、もともと、乙金と西鉄白木原&JR大野城駅(かつての国鉄白木原駅)を結んでいた「12番」の廃止を受け、自治体の補助金が入って走り始めた路線であり、その後運行を開始した「まどか号」のプロトタイプとなった路線でもある。

循環線の前身の「12番」は、もともと「雑餉隈営業所~電話局南口~南福岡駅~山田~中~乙金~乙金台~西鉄白木原~国鉄白木原」というルートを走っていて(さらに前は、雑餉隈営業所と南福岡駅が逆)、現在の「11番」(南福岡~宇美)と兄弟関係にあった。
昭和の末期には、「~西鉄白木原~春日六丁目~浦の原~松ケ丘団地(団地内は一方向のみの循環)~惣利南口」と延長されたが、その後、雑餉隈~乙金間は廃止となり、また、反対側が若草一丁目経由で月の浦営業所まで延びたり、大野城総合公園(自治研修センター)に立ち寄る系統ができたりもした(←このあたりの時系列はかなりあやふやです)。

「12番」の廃止により、バス空白地区となったエリアのうち春日市側には、その後、春日市コミュニティバス「やよい号」が運行を始めている。
「41番」の山田~朝倉街道間の廃止が、太宰府市コミュニティバス「まほろば号」運行開始の契機となったことを以前書いたが、同様に「12番」の廃止は、大野城市の「まどか号」と春日市の「やよい号」誕生のきっかけ(のひとつ)だったと言えるかもしれない。

なお、「大野城サティ」バス停を起点とするバスのうち、西鉄の「21番」は、サティ西側に隣接する折り返し場から出発し、「まどか号」は店舗の入口に建つバス停から出発する(「まどか号」も、降車や待機は折り返し場で行う)。

せっかくの折り返しスペースなのに、西鉄の路線が「21番」だけというのは、以前からもったいない気がしている。
利用状況があまり芳しくなさそうな「420番」の昼間の一部の便を山田から延長してくるとか、「40番」(博多駅~板付七丁目)を板付七丁目~板付六丁目~麦野~山田経由でサティまで延長して昔の「40番」にもやや近づけてみるとか、この春に新設された「45-1番」を雑餉隈営業所から延長してくるとか…いろいろと活用策を妄想してしまうのだが、いずれもあまり勝算はなさそうな感じである…。
(つづく)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

I show 愛称・それから

2009年09月01日 | 交通
先日、市制120周年記念の福岡市の道路愛称募集の結果をご紹介した。

私も応募して、そのうち「みやけ通り」がめでたく採用されたのだが、同名の応募者が多数とのことで、「同名賞」として商品券をいただいた。
福岡市民ではないにもかかわらず、商品をいただいて申し訳ない&感謝である。

私と同じく作品を応募されていた都市高502さんはどうだっただろうか。

「みやけ通り」が、西鉄バスの行先表示の経由地名として使われる可能性はかなり低そうだが(使われるとすれば「みやけ通り」ではなく「みやけ通」かな?)、せめて「今宿新道」や「別府橋通り」よりは定着してもらいたいものである…。

次回はみなさんもぜひ応募してみてください…といっても、次回は、おそらく市制130周年の10年後?。

なお最近は、ちょんびんさんの真似をして、ブログの記事に地図を貼り付けることをやっている。
気まぐれで始めたので、いつまで続くかはわからないが、この件に限らず、ご意見ご要望などあれば遠慮なくお寄せください。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする