(つづき)
西鉄バスの前面の行先表示では、「行先番号」(より一般的な言い方をすれば「系統番号」。紛らわしいので、以下では「番号」と称す)は一番右に位置するが、こちらのバスは一番左に位置している。
西鉄バスでも、方向幕時代に行われた方面別の色分け以前(色分けなしの丸数字時代)は、「番号」は一番左に位置していたが、色分け以降、現在のLEDに至るまで、「番号」は一番右である(これに応じて、LED表示機の右側に方面色を示す幕が配置されている)。
一方、後方の行先表示では、方向幕時代から現在に至るまで「番号」は一番左に位置する。
おそらく、バス停で待っている利用者に一番近くて見やすいところに「番号」を配置しようという意図があるのだと思う。
西鉄バスの場合、同じ行先でも「番号」が複数あるというケースが他都市のバスと比べて多いように思われ(←他都市のことについて詳しい訳ではないので、あくまで主観です)、西鉄が「番号」をより重視していることの現われと言えるかもしれない(利用者がそれを意識しているかは別として)。
この川崎駅と羽田空港を結ぶ路線は、都会や工業地帯、空港、Uターンなど、いろんな風景が楽しめて以前から好きな路線である。
北九州の「70番」の池田~上茶屋の原や、かつての「22番」(こもの線)の下原~平山~原上にも共通する、「広い道に出たと思ったらまたすぐ狭い道に入る(HMS)」というのも好きなポイントのひとつである。
以前、福岡空港と竹下駅、大橋駅などを結ぶ路線を妄想してみたことがあった。
かつては、福岡空港から、香椎、野方、四箇田団地、早良、油山、長住方面などにも行くことができたが、これらは天神・博多駅への足との組み合わせによるものであり、都心部を通らずに直接各地へ、という性質のものではなかった(これらの路線は、主に地下鉄の福岡空港までの延長により衰退)。
都心部を通らずに、空港から福岡タワー南口~能古渡船場を結んでいた路線も、利用者が少なくて短命に終わっている。
福岡と東京の規模の圧倒的な違い、福岡では地下鉄一本で博多・天神の二大市街地に行けてしまうこと…などを考えると、このような路線の成立はなかなか難しいのかな…。
(つづく)
西鉄バスの前面の行先表示では、「行先番号」(より一般的な言い方をすれば「系統番号」。紛らわしいので、以下では「番号」と称す)は一番右に位置するが、こちらのバスは一番左に位置している。
西鉄バスでも、方向幕時代に行われた方面別の色分け以前(色分けなしの丸数字時代)は、「番号」は一番左に位置していたが、色分け以降、現在のLEDに至るまで、「番号」は一番右である(これに応じて、LED表示機の右側に方面色を示す幕が配置されている)。
一方、後方の行先表示では、方向幕時代から現在に至るまで「番号」は一番左に位置する。
おそらく、バス停で待っている利用者に一番近くて見やすいところに「番号」を配置しようという意図があるのだと思う。
西鉄バスの場合、同じ行先でも「番号」が複数あるというケースが他都市のバスと比べて多いように思われ(←他都市のことについて詳しい訳ではないので、あくまで主観です)、西鉄が「番号」をより重視していることの現われと言えるかもしれない(利用者がそれを意識しているかは別として)。
この川崎駅と羽田空港を結ぶ路線は、都会や工業地帯、空港、Uターンなど、いろんな風景が楽しめて以前から好きな路線である。
北九州の「70番」の池田~上茶屋の原や、かつての「22番」(こもの線)の下原~平山~原上にも共通する、「広い道に出たと思ったらまたすぐ狭い道に入る(HMS)」というのも好きなポイントのひとつである。
以前、福岡空港と竹下駅、大橋駅などを結ぶ路線を妄想してみたことがあった。
かつては、福岡空港から、香椎、野方、四箇田団地、早良、油山、長住方面などにも行くことができたが、これらは天神・博多駅への足との組み合わせによるものであり、都心部を通らずに直接各地へ、という性質のものではなかった(これらの路線は、主に地下鉄の福岡空港までの延長により衰退)。
都心部を通らずに、空港から福岡タワー南口~能古渡船場を結んでいた路線も、利用者が少なくて短命に終わっている。
福岡と東京の規模の圧倒的な違い、福岡では地下鉄一本で博多・天神の二大市街地に行けてしまうこと…などを考えると、このような路線の成立はなかなか難しいのかな…。
(つづく)