(つづき)
福岡県宗像市の「青葉台入口」バス停。
JR赤間駅南口とその背後の住宅地を結ぶ「8番 森林都市線」の終点のひとつである。
なお、「青葉台入口」という名のバス停は、ここ以外に、福岡市東区と北九州市若松区にもあり、単に「青葉台」という名のバス停よりも数が多い。
「朝野第二」を取り上げた際、「8番」に関して、「枝番が付くのは駅→郊外の方向のみ、というのがルールになっている」と書いたが、「青葉台入口行き」は例外で、「枝番」の付かない「8番」である。
「青葉台入口行き」新設にあたって番号を付ける際、「8-1番」が自由ケ丘南、「8-2番」が広陵台・日赤看護大、「8-3番」と「8-4番」が朝野第二行きとして既にあって、順番でいけば次は「8-5番」だが、「青葉台入口行き」のルートは「8-1番」にもっとも近く、「8-5番」にすると混乱が起きそうなので単に「8番」とした…というのは個人的な推測なので、真相は全く違うかもしれない。
ただ、この推測がもし正しければ、「青葉台入口行き」は表面上は「8番」だが、その裏には「8-0番」とか「8-1-1番」のような番号が隠れていると言えるのかも。
「入口」と付いているが、「青葉台」という住宅団地の「入口までしか行かない」いう訳ではなく、住宅団地内を走りきり、その末端部にある「入口」で終点となる。
なので、バスを主体に考えるならば「入口」ではなくて「出口」ともいえる(かといって「青葉台出口」じゃおかしいですけどね)。
福岡市東区の「27B」「27N」「75番」の終点である「みどりが丘団地入口」(みどりが丘団地口、という場合もあり)も同様に、バス路線的には「出口」に位置するのだが、こちらは、もともと現在の終点である「入口」から団地に入って「みどりが丘団地」で終点という経路だったため、青葉台とは成り立ちがやや異なる。
福岡市南区の「若久団地」のように、「入口までしか行かない」のに逆に堂々と「団地」を名乗る場合もあるなど、このあたりは「団地」の事情によって様々である。
ここから南西方約4.2kmには、九州自動車道若宮インターがあることから、この付近に来ると、「(海老津駅~)赤間営業所~広陵台~葉山~森林都市~自由ケ丘~青葉台~若宮インター~九州道~福岡インター~都市高速~蔵本~天神」のような路線をついつい妄想してしまう。
ただ、現在、福岡市と宗像市を結んでいる「赤間急行」や「26A」は、宗像市だけでなく、沿線の福津市、古賀市、新宮町、福岡市東区からの利用があってこそ成り立っている訳なので、宗像市域からの利用者のみでは勝算は低そうである。
ちなみに、昔の時刻表では、「8番」に「自由ケ丘七丁目、朝野第二経由朝町行き」や「自由ケ丘七丁目、昼掛経由朝町行き」などの記載がある。
詳しいルートはわからないが、青葉台の開発よりもはるか昔には、この付近から若宮インター方面に少し行ったあたりまでバスが通っていたのかもしれない。
(つづく)
福岡県宗像市の「青葉台入口」バス停。
JR赤間駅南口とその背後の住宅地を結ぶ「8番 森林都市線」の終点のひとつである。
なお、「青葉台入口」という名のバス停は、ここ以外に、福岡市東区と北九州市若松区にもあり、単に「青葉台」という名のバス停よりも数が多い。
「朝野第二」を取り上げた際、「8番」に関して、「枝番が付くのは駅→郊外の方向のみ、というのがルールになっている」と書いたが、「青葉台入口行き」は例外で、「枝番」の付かない「8番」である。
「青葉台入口行き」新設にあたって番号を付ける際、「8-1番」が自由ケ丘南、「8-2番」が広陵台・日赤看護大、「8-3番」と「8-4番」が朝野第二行きとして既にあって、順番でいけば次は「8-5番」だが、「青葉台入口行き」のルートは「8-1番」にもっとも近く、「8-5番」にすると混乱が起きそうなので単に「8番」とした…というのは個人的な推測なので、真相は全く違うかもしれない。
ただ、この推測がもし正しければ、「青葉台入口行き」は表面上は「8番」だが、その裏には「8-0番」とか「8-1-1番」のような番号が隠れていると言えるのかも。
「入口」と付いているが、「青葉台」という住宅団地の「入口までしか行かない」いう訳ではなく、住宅団地内を走りきり、その末端部にある「入口」で終点となる。
なので、バスを主体に考えるならば「入口」ではなくて「出口」ともいえる(かといって「青葉台出口」じゃおかしいですけどね)。
福岡市東区の「27B」「27N」「75番」の終点である「みどりが丘団地入口」(みどりが丘団地口、という場合もあり)も同様に、バス路線的には「出口」に位置するのだが、こちらは、もともと現在の終点である「入口」から団地に入って「みどりが丘団地」で終点という経路だったため、青葉台とは成り立ちがやや異なる。
福岡市南区の「若久団地」のように、「入口までしか行かない」のに逆に堂々と「団地」を名乗る場合もあるなど、このあたりは「団地」の事情によって様々である。
ここから南西方約4.2kmには、九州自動車道若宮インターがあることから、この付近に来ると、「(海老津駅~)赤間営業所~広陵台~葉山~森林都市~自由ケ丘~青葉台~若宮インター~九州道~福岡インター~都市高速~蔵本~天神」のような路線をついつい妄想してしまう。
ただ、現在、福岡市と宗像市を結んでいる「赤間急行」や「26A」は、宗像市だけでなく、沿線の福津市、古賀市、新宮町、福岡市東区からの利用があってこそ成り立っている訳なので、宗像市域からの利用者のみでは勝算は低そうである。
ちなみに、昔の時刻表では、「8番」に「自由ケ丘七丁目、朝野第二経由朝町行き」や「自由ケ丘七丁目、昼掛経由朝町行き」などの記載がある。
詳しいルートはわからないが、青葉台の開発よりもはるか昔には、この付近から若宮インター方面に少し行ったあたりまでバスが通っていたのかもしれない。
(つづく)