腎臓癌から復帰した小橋建太選手は,その後,さすがにシリーズを通しての参戦というわけにはいきませんが,思っていた以上の割合で,スポット参戦していまして,2日の日本武道館大会でも試合をしました。本田選手,KENTA選手と組み,高山選手,佐野選手,青木選手との対戦。復帰戦で組んだ高山選手とは,実に4年ぶりの対戦。ただ,高山選手が脳梗塞で倒れて復帰,その復帰の時期に小橋選手は腎臓癌が発見されたわけですので,むしろよく4年で対戦することが可能になったともいえると思います。
高山選手がゴングが鳴る前から小橋選手にキックを放っていくなど,この試合の見所はもちろんその大型日本人選手同士の絡み。それもあってか6人タッグ戦としてみるならば少々ギクシャクとした試合になりました。注目のふたりの絡みですが,リング中央でエベレストジャーマンを完璧に決めるなど,この日は高山選手の方が優位であったというのが僕の印象です。
試合の方ですが,KENTA選手が落ち着いて相手チームの同士討ちを誘い,最後は青木選手にgo2sleepを決め,小橋選手のチームの方が勝っています。
またこのふたりはどこかで戦う機会があるでしょう。高山選手自身,この日の試合には満足感があったようです。
明日は棋王戦五番勝負の第四局。できればいきなり三間飛車を見てみたいですが,相矢倉の可能性もあるような気がします。
浦和では桜花賞。ここはマダムルコント◎を中心に,インカローズ○,ブライズメイト▲,ブルーザミント△の4頭で。
第二部定理九でもうひとつ問題となるのは,「神が現実に存在する他の個物の観念に変状した」ということの意味をどのように理解するべきかという点にあると思います。そしてこれは,個物について説明されている第一部定理二五系の意味をどのように把握するのかということと関係していると僕は考えています。
第一部定理二五系では,個物が神の属性の変状であること,あるいは神の属性の本性を一定の仕方で表現する様態であるということがいわれています。このとき,これを個物の側から考えるならば,個物は,ある属性が一定の仕方で変状した限りでの神である,あるいは,それが一定の仕方で変状した限りでの神のある属性であるということになると思うのです。つまりたとえば個物Xというものがあるなら,Xというのは,神あるいは神のある属性が,一定の仕方でXに変状したものであるということです。そしてこのように考えれば,現実的に存在する個物の観念に変状した限りでの神というのは,現実的に存在する個物の観念であるということになるでしょう。よってこの観点から第二部定理九の意味を考えるならば,個物Aの観念の原因は個物Bの観念であり,個物Bの観念は個物Cの観念であり,こういう具合に無限に連鎖していくということになると思います。なおここでは,個物の観念を個物である観念と考えていますので,これに応じていうなら,観念Aが個物であるならその原因はやはり個物である観念Bであり,この観念Bの原因もやはり個物である観念Cであり,このような関係が無限に連鎖していくということになります。
高山選手がゴングが鳴る前から小橋選手にキックを放っていくなど,この試合の見所はもちろんその大型日本人選手同士の絡み。それもあってか6人タッグ戦としてみるならば少々ギクシャクとした試合になりました。注目のふたりの絡みですが,リング中央でエベレストジャーマンを完璧に決めるなど,この日は高山選手の方が優位であったというのが僕の印象です。
試合の方ですが,KENTA選手が落ち着いて相手チームの同士討ちを誘い,最後は青木選手にgo2sleepを決め,小橋選手のチームの方が勝っています。
またこのふたりはどこかで戦う機会があるでしょう。高山選手自身,この日の試合には満足感があったようです。
明日は棋王戦五番勝負の第四局。できればいきなり三間飛車を見てみたいですが,相矢倉の可能性もあるような気がします。
浦和では桜花賞。ここはマダムルコント◎を中心に,インカローズ○,ブライズメイト▲,ブルーザミント△の4頭で。
第二部定理九でもうひとつ問題となるのは,「神が現実に存在する他の個物の観念に変状した」ということの意味をどのように理解するべきかという点にあると思います。そしてこれは,個物について説明されている第一部定理二五系の意味をどのように把握するのかということと関係していると僕は考えています。
第一部定理二五系では,個物が神の属性の変状であること,あるいは神の属性の本性を一定の仕方で表現する様態であるということがいわれています。このとき,これを個物の側から考えるならば,個物は,ある属性が一定の仕方で変状した限りでの神である,あるいは,それが一定の仕方で変状した限りでの神のある属性であるということになると思うのです。つまりたとえば個物Xというものがあるなら,Xというのは,神あるいは神のある属性が,一定の仕方でXに変状したものであるということです。そしてこのように考えれば,現実的に存在する個物の観念に変状した限りでの神というのは,現実的に存在する個物の観念であるということになるでしょう。よってこの観点から第二部定理九の意味を考えるならば,個物Aの観念の原因は個物Bの観念であり,個物Bの観念は個物Cの観念であり,こういう具合に無限に連鎖していくということになると思います。なおここでは,個物の観念を個物である観念と考えていますので,これに応じていうなら,観念Aが個物であるならその原因はやはり個物である観念Bであり,この観念Bの原因もやはり個物である観念Cであり,このような関係が無限に連鎖していくということになります。