スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

グローバルタッグリーグ展望&表現との関係

2008-03-25 18:58:45 | NOAH
 全日本プロレスはNOAH旗揚げ以前も以後も,春にチャンピオンカーニバル,暮れに世界最強タッグ決定リーグというのが季節の風物詩です。NOAHにはそうした定番のシリーズがなかったのですが,今年の春はグローバルタッグリーグが行われることになりました,08と銘打っている以上,定番化させていくつもりなのだろうと思います。
          
 今年の参加はまず,現GHCタッグ王者で先日ブリスコ兄弟を相手に2度目の防衛を果した丸藤・杉浦組,現王者組に敗れて一週間天下となってしまった前王者,ブキャナン・ブラウンのRO&D,怪我で返上したその前の王者組の秋山・力皇組,秋山組に敗れて失冠した4代前の王者,森嶋・ヨネ組,第2代と第8代の王者に君臨した三沢・小川組。現王者組の初防衛戦の相手,スミス・斉藤組,そして高山・佐野組,田上・潮崎組に,健介オフィスの佐々木・中嶋組を加えた9チーム。
 リーグ戦が開催されると知ったときはそうなのかと思った程度なのですが,参加メンバーが発表されてびっくり。超豪華メンバーで,このシリーズにかける会社としての意気込みを感じました。
 上位拮抗といった感じで,優勝チームを予想するのは困難ですが,僕の本命は秋山組。それにRO&Dと現王者組が続くのではないかと思っています。

 明日は大井で京浜盃です。中心はディラクエ◎。コラボスフィーダ○,ディアヤマト▲が当面の相手で,ホウザン△とロイヤルマコトクン△まで。

 ここのところの考察に関係する補足を,今度は表現という観点からしてみようと思います。かつて考察したときと同様に,ここでは第一部定理二五系で個物が神の属性を一定の仕方で表現するといわれているとき,この表現の具体的内容を,現実的に存在するある個物が原因となって,ある結果を生じさせるというように理解します。このことは第一部定理一六から出てきます。すなわち,神の本性から無限に多くのものが無限に多くの仕方で結果として生じるのであれば,その神の本性を一定の仕方で表現する現実的に存在する個物は,少なくとも一定の仕方で,一定の数のものを結果として生じることになると考えられるからです。
 このとき,ある任意の個物を抽出して考えてみれば,その個物が何らかの結果を生じさせるのは,まさにそれがその個物による,それが個物となっている神の属性の一定の仕方での表現だからです。いい換えれば,個物はそれが神のある属性の有限様態であるということだけをもってして,何らかのものを結果として生じさせるでしょう。ところで,そうして生じたものもまた,それがまた神の属性の様態であるという理由によって,やはり何らかのものを結果として生じさせ,という具合に,この関係が延々と無限に続いていくことになります。これは実は第一部定理二八においていわれていることを,原因の側から結果の側へといい換えているだけにすぎません。そして第二部定理九は,それが個物としての観念という点に注目する限りでは,この第一部定理二八に依拠するわけですから,このことによって,第二部定理九の正当性が部分的にであれ,証明されていることになっていると思います。
コメント
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