③の変化の第2図になった場合,後手は阪田流向飛車は諦めることになります。むしろ△8四歩で居飛車を目指すのが有力。手順は違いますが,その局面は第59回NHK杯の2回戦で現れました。
この将棋は▲2六歩△8四歩の出だしで,阪田流向飛車を視野に入れていたわけではありません。しかし③の組み方から生じ得る局面でしょう。
ここからは▲2五歩△8五歩▲2四歩△同歩▲同飛△8六歩▲同歩△同飛▲3四飛で横歩取りに進むのが普通です。そのときに△3三角ではなく△8八角成として,▲同銀△7六飛の相横歩取りを選択するのが有力な作戦です。
相横歩取りは先手が居飛車党なら,後手からほぼ誘導できる作戦。ただ,その場合は両端の突き合いはありません。第2図のように突き合っていると,端攻めの筋が出る分,定跡形より後手が得というのが一般的な見解です。
③の阪田流向飛車,③の変化の一手損角換り,そしてこの相横歩取り。これらすべての戦型を指しこなすのは難しいかもしれません。ただ,いずれの変化でも通常より得になるのであれば,これは後手にとって有力な序盤作戦ではないかと思います。
血糖値測定の方法に関しては,それまでと何ら変わるところはありませんので,それに関する説明は割愛します。ではこの新しい血糖値測定器具一式がそれまでのものとどこが変わったのかといいますと,最大の違いはその大きさです。だいぶコンパクトになりました。この血糖値測定器具一式は,持ち運びに便利なように,バッグとセットになっていましたが,それは今回も同様でした。それが下の画像です。
上から注射器,測定器,そしてセンサー。針が見当たりませんが,このバッグは裏側,というのは持ち運ぶ場合には外側ということになりますが,チャックで開閉するポケットがついていまして,針はその中に入れてあります。なお,以前は測定器が正常に作動するかどうかを確認するための点検チップというのが付属品としてありましたが,今回はありませんでした。確かめるまでもなく正常に作動するということなのでしょう。ただし,測定器が冷えてしまっている場合は,センサーを挿入してもエラーの記号が表示され,測定はできません。この点はこれまでと同様で,器具を温めてから測定するということになります。
コンパクトになったということは,持ち運びが便利になりました。つまり家以外の場所でも測定しやすくなったということですが,以前のものも持ち運びにくいというほどの大きさではありませんでしたから,現実的にはこの点ではそうも大きな差が出るというわけではありません。
最も大きな点は,コンパクトになったということは,センサーもそれまでより小さくなったということであり,当然ながら注入する血の量も少なくなります。以前は指に注射を打った後,米粒ほどの大きさまで血を出す必要がありました。つまりそれだけの量の血が必要であったわけです。しかし新しい方はそんなに多くの量の血を必要とせず,血糖値を計測することが可能です。つまり指をそれほど深くまで傷つけなくてもよくなったわけで,これは僕にとってはとてもありがたいことでした。
この将棋は▲2六歩△8四歩の出だしで,阪田流向飛車を視野に入れていたわけではありません。しかし③の組み方から生じ得る局面でしょう。
ここからは▲2五歩△8五歩▲2四歩△同歩▲同飛△8六歩▲同歩△同飛▲3四飛で横歩取りに進むのが普通です。そのときに△3三角ではなく△8八角成として,▲同銀△7六飛の相横歩取りを選択するのが有力な作戦です。
相横歩取りは先手が居飛車党なら,後手からほぼ誘導できる作戦。ただ,その場合は両端の突き合いはありません。第2図のように突き合っていると,端攻めの筋が出る分,定跡形より後手が得というのが一般的な見解です。
③の阪田流向飛車,③の変化の一手損角換り,そしてこの相横歩取り。これらすべての戦型を指しこなすのは難しいかもしれません。ただ,いずれの変化でも通常より得になるのであれば,これは後手にとって有力な序盤作戦ではないかと思います。
血糖値測定の方法に関しては,それまでと何ら変わるところはありませんので,それに関する説明は割愛します。ではこの新しい血糖値測定器具一式がそれまでのものとどこが変わったのかといいますと,最大の違いはその大きさです。だいぶコンパクトになりました。この血糖値測定器具一式は,持ち運びに便利なように,バッグとセットになっていましたが,それは今回も同様でした。それが下の画像です。
上から注射器,測定器,そしてセンサー。針が見当たりませんが,このバッグは裏側,というのは持ち運ぶ場合には外側ということになりますが,チャックで開閉するポケットがついていまして,針はその中に入れてあります。なお,以前は測定器が正常に作動するかどうかを確認するための点検チップというのが付属品としてありましたが,今回はありませんでした。確かめるまでもなく正常に作動するということなのでしょう。ただし,測定器が冷えてしまっている場合は,センサーを挿入してもエラーの記号が表示され,測定はできません。この点はこれまでと同様で,器具を温めてから測定するということになります。
コンパクトになったということは,持ち運びが便利になりました。つまり家以外の場所でも測定しやすくなったということですが,以前のものも持ち運びにくいというほどの大きさではありませんでしたから,現実的にはこの点ではそうも大きな差が出るというわけではありません。
最も大きな点は,コンパクトになったということは,センサーもそれまでより小さくなったということであり,当然ながら注入する血の量も少なくなります。以前は指に注射を打った後,米粒ほどの大きさまで血を出す必要がありました。つまりそれだけの量の血が必要であったわけです。しかし新しい方はそんなに多くの量の血を必要とせず,血糖値を計測することが可能です。つまり指をそれほど深くまで傷つけなくてもよくなったわけで,これは僕にとってはとてもありがたいことでした。