スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ドバイ国際競走&針の着脱

2013-03-31 19:00:16 | 海外競馬
 日本時間で昨日の深夜から今日の未明にかけて開催されたドバイでの国際招待競走。今年は3レースに4頭の日本馬が参戦しました。
 日本時間30日23時25分発走のUAEダービーGⅡタペタ1900mには昨年の兵庫ジュニアグランプリを勝ったケイアイレオーネが出走。躓くような発走から前が詰まるところがあり,最後尾まで下げて内を追走。馬群は一塊でのレースに。3コーナーでは早くも鞭を入れられていましたが,完全に離されるというところまでは至らず,12頭中10着でした。
 この時期の3歳馬が遠征してある程度の結果を残すというのはおそらく大変なことで,止むを得ない結果でしょう。この馬は帰国後はある程度の活躍が望めると思っていますが,距離はあまり延びない方がいいかもしれません。
 日本時間31日0時45分発走のドバイゴールデンシャヒーンGⅠタペタ1200mには,昨年のJBCスプリントを勝ったタイセイレジェンドが出走。先行したのは3頭で,押してその真中から。ただし直線入口ではギブアップとなり,13頭中の12着。
 ここはこの馬にとっては相手が強力すぎました。その中でも先行するということはできたわけで,むしろまずまずのレースであったと考えてよいのではないかと思います。マハーブアルシマールの勝ち馬が優勝,3着馬が2着で2着馬が3着という結果になりました。
 日本時間31日2時20分発走のドバイシーマクラシックGⅠ芝2410mには昨年のJRA賞年度代表馬のジェンティルドンナ,アルマクトゥームチャレンジラウンド3の結果を受けて芝に回ったトレイルブレイザーの2頭が出走。2頭とも好発。向正面に入ったところでジェンティルドンナは外の3番手,トレイルブレイザーはその後ろの3頭の真中から。直線は2番手の馬が抜け出し,ジェンティルドンナが外からこれを追ったものの,並ぶところまでいかず,ゴール前は突き放されて2着。トレイルブレイザーはコーナーで内に潜り込みましたが,まったく伸びず,11頭中最下位。
 ジェンティルドンナは能力全開ならば勝てると考えていましたので2着でも残念。レース前にかなり興奮していましたし,向正面に入るまでに折り合いを欠くような素振りも見受けられましたが,能力の発揮に大きな影響があったとは思いません。勝ち馬とは通ったコースの差も出ましたが,これもレースの流れで止むを得ないでしょう。勝ち馬は旅慣れたGⅠ馬で,初の海外遠征だったジェンティルドンナとは経験の差が大きかったということが,一番の敗因という気がします。トレイルブレイザーはいくらなんでも負け過ぎ。こちらは体調に不備があったとしか考えられないです。

 指先から血液を抽出するための注射器の柄の先端の部分には,目盛りがついています。これは古いものも新しいものも同様です。この目盛りというのは,針を刺す深さの程度を決定するもの。以前はこの目盛りを4にして打っていたのですが,測定に必要な血液の量が減少しましたので,現在は2にしています。これは処置室で技師の指導を受けた際に言われたもの。実際にそのときの試し打ちというのは2の目盛りで行い,何の問題もありませんでした。この時点では針の方はまだストックがありましたから,以前の注射器を用いていたわけですが,目盛りは下げていたということになります。
 ただ,コンパクトになるということは,便利なことばかりではありません。僕は何の問題もなく対応することができましたが,人によってはすべてが小さくなることで,かえって難しくなるという場合もあり得ると思います。僕ももっと年をとってから小さくなった場合に,今回のように問題なしに対応できたかどうかは分かりません。
 もう1点,注射器には以前のものと現在のものとではっきりとした相違があります。注射器には針を装着しなければなりません。そのために最下部は取り外しができるようになっています。そうでないと針はつけられませんから当然でしょう。このとき,以前の注射器は,先端部分を回転させることによって着脱できるようになっていました。しかし現在のものはそうではなく,折ることによって着脱するのです。このとき,折り曲げる方向には決まりがあります。したがって現在の注射器は,表と裏があると考えてください。実際,以前の注射器は形状でいえば円柱に近かったのですが,新しいものは直方体に近くなっているのです。このときにはまだこの注射器は使用していなかったのですが,後に針も在庫が尽き,注射器も新しいものを使用するようになったときに,最も難儀したのはこの点でした。針を装着する部分の着脱に関しては,明らかに古いものの方が利便性が高かったと僕は思います。もちろんこういったことは慣れの問題ですから,現在は容易に着脱できていますが,なぜこのような方式にしたのかは,いささかの疑問が残ります。
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