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脳梗塞の急性期治療とリハビリ

2016年03月05日 | 脳梗塞
私たちが情熱を燃やす脳梗塞の急性期治療。
治療の有効性が証明され、大きく盛り上がっていますが、
・何時間まで治療できるのか?
・脳梗塞が広くても良くなる人を画像で見抜けるのか?
などまだまだ未解決のことが山積みです。
治療が成功したと思っても、障害が残ってしまうこともあります。
ですから急性期治療を同じぐらい、リハビリも大切です。
昨日は聖マリアンナ大学東横病院の植田敏浩先生にお招きいただき、急性期治療の最前線についてお話ししましたが、なんとあの酒向正春先生が飛び入り!
酒向先生といえば、リハビリのカリスマとしてNHKのプロフェッショナルで紹介された先生で、「あきらめない力」などの出版でも有名です。
先生からは急性期脳梗塞の治療適応決定やリハビリで回復する可能性を判断する画像診断に関して、極めて有用なコメントを頂きました。
頂いた情報を参考に解析を進めていきたいと思います。
植田先生、酒向先生をはじめ、ご聴講頂いた方々と関係者の皆様に心から御礼申し上げます。
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