脳卒中をやっつけろ!

脳卒中に関する専門医の本音トーク
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同門会

2018年11月10日 | 学会/研究会
先週末、同門会が開催されました。今回の特別講演は菊池晴彦先生にお願いいたしました。
菊池先生は手術用顕微鏡を用いた最先端治療をスイス・チューリヒ大学から日本に導入されるなど、脳神経外科手術の発展に大きく貢献された方です。京都大学脳神経外科で日本の脳神経外科を長らくリードされ、その後、京都大学医学部長、国立循環器病研究センター総長、神戸中央市民病院院長、理事長を歴任された後、神戸市の医療政策を統括されています。このように先生は脳神経外科領域だけでなく、医療界のカリスマで、先生を尊敬する人が多くおられることで有名です。
私は国循のレジデントの頃、学会でほんの数分だけお話ししたことがあリますが、驚いたことに先生は自分のような者をご存知で、「頑張れ!」と言って頂きました。それ以降、すっかり先生のファンになってしまいました。
私が兵庫医大に赴任してからも大変よくして頂いており、この度のご講演を楽しみにしていました。
今回のご講演は「師匠・その言葉」というタイトルで、私たちの心に染み入るような素晴らしいお話でした。参加者も例年より多く、懇親会でもひっきりなしに同門会員が挨拶させて頂きました。
先生は80歳を境に講演はお断りされていることを当日知りました。大変な失礼であったことを心苦しく思うと同時に、私たちとの様々な関係でお引き受けいただいたことを心から光栄に思います。会員にとっては、私が知らぬが故の大きな幸運であったとも思っています。
先生に頂いた多くのお言葉で、同門会のメンバーはさらに充実した医師人生を歩めるのではないかと思います。菊池先生、本当に有り難うございました。


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