日本では脳動脈瘤治療の過半数が血管内治療となり、ついに「第一選択」と言われるようになりました。
カテーテル治療では「頭を切らずに」動脈瘤を治せるので、体にやさしい治療ですし、患者さんからの希望も非常に多くなっています。
そして、毎年のように新しい器具(デバイス)が開発・導入されているため、治療数はさらに増えていくと思います。
ただし、カテーテル治療でもトラブルは起こりえます。
最近では治療器具や治療方法が増えたため、トラブルも多岐に渡るようになってきています。
そのような時にどうすればいいのか?
この本では実際に起きたトラブルを提示し、どのように対処したらよいかを詳しく解説しています。
初版も良いご評価をいただきましたが、この度、大幅改定した第2版が出版されることになりました。
本書が全国の先生方の治療に役立つことを祈っています。