ちょっと特別な機会を設けてもらい、天青でお馴染みの熊澤酒蔵を見学させてもらえました。
杜氏の五十嵐さんの丁寧な説明を受けながら、とっても充実した内容でした。あー嬉し。
酒米も触らせてもらっちゃった。これは酒未来。酒未来ですよ、ふ。
いい米です。
半地下になっていて、なかなか機能的なつくりですね、ほほー。
ここには、戦時中からある防空壕があります。
速醸系、綺麗に濾過する印象の天青ですが、この防空壕に入っているのは、山廃造りの酒です。
26BY、呑みたい。
で、五十嵐さんのご好意で、防空壕から採取した酵母で造ったお酒を戴きました。
おもしろーーい。これから色々試して、完成度を高めていくんでしょうね。楽しみだな。
ちなみに、このラベルに書いてあるBK5の記載、ぼうくうごうの頭文字。
よく分かったね、って言われたけど、分かりやす過ぎだからーー。
天青は、個性は少ないけど、食中酒として実に使いやすい便利なお酒。でも、物足りなさはなく、満足度の高いバランスで仕上がっているのです。
こうして造りを見れて良かった!
あ、ちなみに、五十嵐氏と熊澤酒蔵の許可を得て掲載していますが、こうして対応してくれるのは、特別ですので。
でへ、いいでしょー、わはは。
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米沢では山菜採り、と言いたいところですが、今年は雪が多くて山にも入れず、まだ山菜探しには早かったようです。
なので、家のすぐ裏で山菜の収穫。
こんなところでも、結構いろいろあるんですよ。勝手にニョキニョキ生えてます。ありがたいですねー。
東京では白い独活が売られていますが、こうしておひさまに当たって元気な緑色の独活も美味しい。
採ってすぐは、このままかぶりついても全然アクがなくて本当ーーーに美味しい!
ま、あっという間にえぐ味が出てくるので、生で食べる場合はやっぱり酢水にさらしてから調理しますけど。
野蒜も発見。
のびるのびる。うししし。
収穫したては、さっと茹でるだけで、塩も要らないよ。この場で日本酒呑みたいくらい。
家の裏のこごみは、もうこんなに成長してました.....。
あけびはこれからですね。
この芽の状態を摘んで食べることもあるのです。
さっと茹でて、お浸しとか和え物とか。
うこぎは目の前にわさわさ生えているので、収穫し放題。
ちょっと面倒ですが、こうしてガクの部分を外して調理します。
夜は親戚同士で軽く宴会。
お昼に法事で食事をしたので、その残り物をいろいろつまみながら。
大好きな鯉のうま煮。これだけで4合は呑めちゃうね!ふ。
こうして山形の夜は更けていき、夜中にラーメンまで食べに行くという無謀で楽しい時間を過ごしたのでした...
しかし毎日食い過ぎだな、これ。
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今更ですけどね、GWに法事で山形に行った時のこと。
法事なのに何してんのー!って感じですが、折角なのでいろいろ楽しんできちゃいました。
ところでこれは、米沢では白馬の騎士と呼んでいる雪形。
山の雪が溶け始めてこれが見え始めると、春だなーって感じです。上杉謙信が馬にまたがり槍と弓をもっているんだけど、見えるかなー???
今回は、みんなに手料理を振る舞いたいと思っていたので、大渋滞で8時間運転→着いてすぐに水餃子の準備というハードスケジュール。
皮とあんは東京から仕込んでいったので、すぐに作れます。
それにしても外で作る水餃子の楽しいこと楽しいこと。
主人がせっせと皮を作り、あたしがせっせとあんを包み、あっという間に出来上がりました。
天気が良くて気持ちよかったので、外で食べることに。
いとこの子にテーブルセッティングしてもらいました。
あたしはもちろん、ヱビスのセッティングね!
今回は何故か皮の状態もよく、すっっごく美味しかった。
お肉もジュージュー焼いたりして。
見た目は悪いけど、我が家の絶品鶏焼き肉です。
ビールが進むねぇ。
しつこいけど、夜中から8時間運転の後のビールは最高よ。
この後はワイナリーをぶらぶらして過ごしたり、うこぎを取ったり。
そうそう、うこぎをとっている時、へびを見つけました↓
寒くて丸まっているの。ふふ。
爬虫類苦手な方、ごめんなさーい!
夕飯は、収穫した野菜と山菜、米沢食材で料理をし、みんなで宴会。
飲むのはほぼ、あたしばっかりですけどね。意外にも、親戚は飲めない人が多いのです。
これはこしあぶらのお浸し。クルミを荒くみじん切りにして乗せています。
のびる、うこぎ、こしあぶらなどの天ぷら。
そしてそして、あたしの大大大好物なものを、叔母さんが作ってきてくれました。
茎菜煮です。くきなに。
せいさい菜を塩漬けにしたものがあるのですが、それを塩抜きし、甘め味付けで煮物に。打ち豆が入っているのもあたし好み。
ひとりで抱え込んで食べちゃいました。
米沢画像がまだあるので、ちょっとだけお付き合いくださいね。
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八重山旅行最終日は、市場に向かいました。
こちらは白保にある日曜市。吉原よりは華やかで、かなり観光客を意識した作り。
月桃の葉で包んだおにぎり。
食べかけで失礼。
月桃の香り、大好きです。抗菌作用もあって、お弁当なんかにも便利ですねー。
他にも雑貨や珈琲、そばなんかもありました。
そろそろタクシー呼んで空港にでも行こうか?なーんて話していたら、やちむん館の池原さんが「空港まで?今戻るから、この車に乗って行きなよ!」って声をかけてくださいまして。
お言葉に甘えて、車に便乗。
フライト時間までやちむん館でお世話になっちゃいました。
石垣島に関していろーんな事を話したり、広くて気持ちのよい空間でのんびりしたり、ホントにゆっくり過ぎさせてもらいました。感謝!
と、あっという間に時間は過ぎ、急いで空港まで送ってもらい、最後はヱビスをぐびぐびッ。
楽しい楽しい楽しい八重山旅行でした。
息子なんか、毎日「あー早く来年の3月にならないかなー。」って言ってるし。
来年行くとは決まってないけど。でも、あたしも気持ちは一緒。来年も行けたらいいなー。
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