スバラ式生活


まゆみ(酒匠・料理家・日本酒ライター)

レシピブログ → 居酒屋歳時記に変更 呑んだくれブログです。

スペアリブとモヤシのスープ

2005-11-30 | エスニック


<材料> 2人分

・豚スペアリブ.....200グラム
・もやし.....1袋
・れんこん.....1節
・赤唐辛子.....1本
・水菜.....1/2株

・ねぎの青い部分.....1本分
・生姜.....1片
・にんにく.....1片
・酒.....大さじ2

<調味料>

・ごま油.....小さじ1
・塩、コショウ.....少々
・ナンプラー.....小さじ2

<作り方>

1.スペアリブはお湯に通して、軽く脂と臭みを取る。
 もやしはヒゲ根を取り、レンコンは皮を剥き水にさらす。

2.鍋に、水を1リットルくらい入れる。
 
3.スペアリブと、ネギ、生姜、ニンニク、酒を入れ
 火にかける。

4.アクを取りながら、コトコト30分くらい煮る。

5.ネギ、生姜、ニンニクを取り出す。

6.レンコンとモヤシ、唐辛子を加え、10分くらい煮る。

7.調味料で味付けをし、
 器に盛って、水菜を乗せる。



熱々をはふーって食べるのが美味しいスープ。ちょっと辛いんですけど、それがまた良い感じ。スペアリブ出汁がたっぷりで、味付けなしでも十分なくらい。これ、鶏手羽で作ってもまた違った美味しさがありました。


えぇっと、昨日、久しぶりにジーンズを買いました。
結婚してからはほとんど服を買うことがなく、ジーンズも3本くらいを穿き回し。結婚前に持っていたお気に入りの服は、子供と一緒じゃ着れるわけもなく、なんともラフなコンビニへ行くような格好で毎日過ごしていました。ちなみにあたしは、スカートというものをほとんど穿きません。

で、その穿き回していたジーンズが全て破れました。膝が。
あまりにもなので、仕方なく新しいものを買いに行った訳ですが、どうも最近のジーンズは股上が浅い。試着して驚きました。

みみみ、みんなあんなの穿いているのでしょうか?!
あんな股上じゃ、あんなところやこんなところが見えちゃうと思うのだけれど。

まだ10代の頃、メンズのジーンズを買って腰で穿いたりしていたけれど、今は無理。
あーんなの恐ろしくて穿けないわ。



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ロール白菜

2005-11-29 | 和食/主菜



<材料> 2人分

・白菜.....大きめの葉 6枚

<タネ>
・鶏挽肉.....200グラム
・椎茸.....1個
・にんじん.....5センチ
・ネギ.....10センチ
・レンコン.....5センチ
・卵白.....1個分
・塩、コショウ.....少々
・酒.....小さじ1
・生姜すり下ろし.....1/2片

<煮汁>
・だし汁.....2カップ
・酒.....小さじ2
・みりん.....小さじ2
・醤油.....小さじ2
・塩、コショウ.....少々

<作り方>

1.白菜の葉は、お湯にさっと通し、しんなりさせる。

2.椎茸、ネギ、レンコン、ニンジンはみじん切り。
 タネの材料を全てボウルに入れ、よく混ぜる。

3.白菜にタネを置き、端からクルクルと巻く。

4.鍋に煮汁と巻いた白菜を入れ、火にかける。

5.落としぶたをして、コトコト20分くらい煮る。

6.皿に盛って、生姜を乗せる。


先日、友人宅に田舎から白菜が送られてきたとかで、お裾分けしてもらったのです。とっても大きくて美味しそうな白菜。

普段、ウチも田舎から送られてくる以外は、使い切りたいのでカットしたものを買ってしまうんです。なので、葉っぱが大きいままってのは少ないの。今回はそれを生かして、巻き巻きしました。

じっくり煮た白菜って、やっぱり美味しい。
ロール白菜は、去年田舎から送られてきた物を使った以来だから、えぇっと、1年ぶりに作りました。その時は合挽肉で作ったけど、鶏挽肉でも美味しいわね。こっちの方があっさりで好きかも。

まだ白菜は余っているので、サラダや煮物やお新香など。豚肉と蒸し煮にしても美味しいし、いろいろ楽しみたいと思います。



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タラのポワレ・ブルーチーズソース

2005-11-28 | 洋風


<材料> 2人分

・タラ切り身.....2切
・塩、コショウ.....少々
・小麦粉.....適宜
・バター.....10グラム

・ブルーチーズ.....50グラム
・生クリーム.....1/4カップ
・コショウ.....少々

・レモン.....1/2個
・水菜.....1/2株

<作り方>

1.タラに、軽く塩コショウをし、
 薄く小麦粉をはたく。

2.フライパンにバターを熱し
 タラを両面焼く。

3.小鍋に、生クリームとチーズを入れ
 加熱する。

4.チーズが溶けて、トロリとなったら
 コショウ少々を加える。

5.皿にタラを盛り、ソースをかける。
 適当な長さに切った水菜と、レモンを添える。




先日、手打ちパスタを作りました。
ブルーチーズのソースに、エリンギや舞茸やシメジなどのキノコ類。




この時に余ったチーズがあったので、お魚のソースにしてみたのでした。ウチは、パスタばっかりにこのソースを使いがちなので、たまに魚で食べると目先が変わって良い感じ。

何より、このソースを水菜にかけてレモンをギゥーって絞ったのがとっても好き。
そういえば、ブルーチーズをドレッシングにしてサラダにかけたりするような。どっかのお店で食べた気がするので、今度試しに作ってみようかな、って思いました。


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蒸し野菜・バーニャカウダ風味

2005-11-27 | イタリアン



<材料> 2人分

・ブロッコリー.....1/2房
・かぶ.....2個
・じゃが芋.....2個
・レンコン.....100グラム
・ニンジン.....1/3本
・カボチャ.....1/8個

<バーニャ・カウダ>

・にんにく.....1片
・アンチョビ.....10グラム
・オリーブオイル.....大さじ4
・バター.....5グラム

・牛乳.....適宜


<作り方>

1.野菜は適当な大きさに切って、
 竹串が通るまで、蒸し器で蒸す。
 強火で、20分くらい。

2.ニンニクは皮をむいて半分に切り
 芽を取る。

3.小鍋に牛乳と共に入れ
 柔らかくなるまで煮る。

4.ニンニクを取り出し、つぶす。
 アンチョビはみじん切りに。

5.フライパンにオイルを入れ、 
 ニンニクとアンチョビを入れる。

6.沸々となってきたら火を弱火にしてしばらく煮る。
 バターを加えて混ぜる。

7.蒸した野菜を皿に盛り
 バーニャ・カウダをかける。



ニンニクを牛乳で煮ているときに焦がしてしまったんですが、そのままニンニクを使用。オイルで煮るときも、ほったらかしにしてちょっぴり焦げ気味。
それでも美味しかったです。

特に主人が大絶賛。やっぱり野菜は蒸した方が美味しいなぁ、やっぱり野菜は蒸した方が美味しいなぁ、やっぱり野菜は蒸した方が美味しいなぁ、と連呼。
すいません、いつも手抜きの茹で野菜で。
蒸し器洗うの面倒だし、茹でた方が時間が短いからついつい、ね。

お野菜を蒸すと、カブなんかぶきゅーって中から水分が出てきて、口いっぱいにカブ汁が広がるの。あー、たまりません。ブロッコリーもレンコンも、断然こっちの方が美味しい。

バーニャカウダって、卓上で温めておいて、そこに野菜やパンをつけて食べるんですが。一杯あっても余っちゃうのよ、ウチじゃ。残ったバーニャカウダは、炒め物なんかに使っても美味しいんだけど、やっぱり使い切る方が便利。

ってことで、少量作って上からぶっかけちゃった訳ですが。
これが、残らないし十分美味いし、便利だということが分かりました。今度ウチではこの方式で。そして、野菜はきちんと蒸すことにます。だって、そこまで言われちゃぁねぇ。


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岸田屋

2005-11-26 | 外食



たぶん、知っている人は知っているでしょう。月島にある、かなり有名な酒場。
美味しんぼの1巻に登場するお店。それだけ長く続いているってことですが。

あたしが初めてこの店に行ったのは、確か4年くらい前。
もう、思い入れが強すぎて、この記事長くなっちゃうかも。ははは。

当時は、今は亡きご主人さんが居て、店内なんてもっともっと汚かった。
そして、いつ行っても満員。今の現代人にはない、時間というものの余裕がないと行けない店です。

なんてったって、刺身注文してから自分の目の前に来るまで、1時間半以上かかるんですから。

生魚を扱うのはご主人だけのようで、とにかく刺身の類は遅い。忙しく動いているのかと思えば、ただただじーーーっと魚を見ているだけの時も。なんだかなぁ。

たまに、2時間待っても来ないので、まだ?って聞くと、忘れ去られていたり。それでもいいんです、ここは。岸田屋時間が流れているのです。

ここに通って1年くらい経った頃、突然お店が閉まっているのでおかしいなぁと思っていたら、常連さんに教えて頂いたのでした。ご主人が亡くなったと。

もう、悲しくて悲しくて。

岸田屋もなくなるんじゃないか、と心配していましたが。
数日後、娘さんかもしれない若い女の子が一人増え、再スタートしたのです。残念ながらご主人がいないので、生魚メニューはなし。

しかし、ここの真髄は刺身でもなければ、待ち時間に呑む大量の熱燗でもない。



モツ煮込み。

ここのモツ煮は、世界で3番目に美味しいです。1番目と2番目は分からないけど。
ネギは乗せずに貰って、七味をふりかけて食べるのが好き。もー、本当に美味しい。どうしたらこんなに美味しいモツ煮が作れるのか不思議なくらい。

あたしが岸田屋に行って、必ず食べるものってのは決まっていて。
モツ煮、鮭のおにぎり、火傷するほど熱いはまつゆ。ハマグリのお汁ね。この3つと、後はその日の気分で何品か。これに、熱燗を軽く呑んで、だいたい2000円しないくらい。

安いッ!

最近は若い子がいるおかげか、注文もかなりスピーディーにやってきます。とは言っても、この日は、湯豆腐とぬたを忘れ去られたけど。

とにかく、岸田屋がある限り、いつまでも通い続けたいなぁと思うのでありました。



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