スバラ式生活


まゆみ(酒匠・料理家・日本酒ライター)

レシピブログ → 居酒屋歳時記に変更 呑んだくれブログです。

コンフィdeピカタ

2006-10-31 | イタリアン


最近、ちょっと忙しくて夕飯ネタがないので、たまには朝食ネタを。
普段は、主人が帰ってくるまで起きて待っているのですが、さすがに昨日は3時頃撃沈。ガサゴソと音がするのでハッと目が覚めたら6時でした。

あらあら、こんな時間までお疲れ様。おまけに今朝は早く出掛ける日だったのでそのままお風呂に入って出掛けていきました。
今日も夜遅い予定なので、大丈夫かしら???

と、何故かこんな時は優しくなるあたし。そして、主人も眠いせいか逆にテンション高いのか、妙に機嫌が良いので、普段の慌ただしく殺気立っている朝とはうってかわって、穏やかな朝を迎えました。わははは。

さて、週に4~5日はパンを焼くので、朝食はパンが多いこの頃。それに合わせて、サイドメニューも洋食風になりがち。

この日は、この時に買ったコンフィチュールを使ってピカタを。
鶏胸肉を一口大に切って、塩コショウ。溶きたまごに通して、バターで焼きます。後は、オレンジと生姜のコンフィを絡めたら出来上がり。

ここのコンフィ、そのまま食べるよりこうして調理した方が断然美味しい!花梨のコンフィは、そのままヨーグルトにかけたり、ジャムパンにしたりして完食したのですが、スイーツでも作れば良かったなぁ。


こちらは、チーズ入りハンバーグ。



炒めた玉ねぎ、椎茸、ニンジンと合挽肉。それと粉チーズをまとめてハンバーグに。中にはピザ用チーズが入っております。あとは、トマトで軽く煮込んだだけ。一口サイズなので、朝から平気でぱくり。

絶対にハンバーグには手を出さない肉嫌い息子ですが、何故か朝食のパンに挟むと文句も言わずに食べてくれます。子供って、こういうとき不思議よねぇ~。

  

タマゴボーロ

2006-10-30 | スイーツ


子供の時のおやつ、と言えばタマゴボーロでした。
このタマゴボーロが大好きで大好きで、今でも食べたくなるときがあります。

そんなタマゴボーロ、手作りが出来るとは!
お友達のレシピを参考にさせてもらいました。

簡単に作れそうなのですが、丸める作業が地味~で一苦労。この単純作業を乗り越えた者だけが、美味しいタマゴボーロにありつけるという訳です。

サイズによって焼き具合が変わるようで、ウチでは下段で焼いても焦げました...。温度と時間を調節しつつ、アルミホイルでカバーしたりしながら3回目で成功。もし、作られる方が居ましたら、最初はオーブンの側を離れない方が良いかと思います。焦げ臭いニオイで気づいたあたしです....すいません。



家にある材料で、簡単に作れるのでオススメです~。タマゴアレルギーが無いお子さんでしたら、きっと喜ぶと思いますよ。勿論、大人も大満足。焦げたのは、あたしが食べました。苦~ッ。



息子が持ってこのサイズ。ちっちゃくて可愛いでしょう?!勿論、息子にも食べさせてあげました。
「固くて美味しいね。」
...か、固い....?ちょっと、片栗粉多すぎたのかな...?!そういえば、目が詰まりすぎているかも。でも、息子はすっかりお気に入りで、これを作って以来、毎日「タマゴボーロ食べる~。」と言ってきます。今度は、丸める作業を手伝って貰わなきゃ!

  

鶏肉と里芋の中華風煮物

2006-10-30 | 中華


<材料> 2~3人分

・鶏手羽元.....6本
・干し椎茸.....3個
・ゴボウ.....1/3本
・ニンジン.....1/2本
・里芋.....3個
・大根.....10センチ

・生姜.....1片

(煮汁)
・椎茸の戻し汁+水.....2カップ
・酒(老酒).....大さじ2
・オイスターソース.....大さじ1
・醤油.....大さじ1/2
・ごま油.....小さじ1

<作り方>

1.干し椎茸は水かお湯で戻す。

2.大根、ゴボウ、里芋は、
 食べやすい大きさに切って下茹でする。

3.椎茸、ニンジンを一口大に切る。

4.材料全てを鍋に入れ、落としぶたをして
 コトコト煮汁が少なくなるまで煮込む。
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筑前煮みたいな食材だけど、オイスターソースでちょっぴり中華風。
主人と夕飯を食べる時間が違う日は、煮物メニューが多いの。ちょっと置いておくと味もしみ込むし、食べるときはもう一度サッと火にかけて温めるだけでいいから。揚げ物や炒めもだと、帰ってきてからまた調理...ってなっちゃうでしょう。手間がかかるもんねぇ。
でも、忙しい日が続くと1週間連続煮物ってこともあるのです。そんな時は、こうして味付けをちょっと変えると、同じ食材でも違った印象になってくれるから便利。


息子とは、仕事がない日は必ず一緒に公園へ行って遊びます。
で、何を思ったのか、この間鉄棒に挑戦してみました、あたしが。
小学生以来だと思いますが、逆上がりをしようとしたら、まるで出来ませんでした。何度試しても、身体が上がっていかないのです。腕の力が落ちたのかな。ふぅー。

そして、2日後に筋肉痛がやってきました.....。いてててッ。

  

チャイパン

2006-10-29 | パン


見た目、普通のテーブルロールって感じですけど、これチャイを仕込み水の代わりに使って焼いたパンです。ジンジャーやシナモンなどのスパイスと紅茶を牛乳で煮出して、冷ましたものを使いました。ふんわりチャイの香りがして、美味しかったです。ただ、スパイス取り出さないで、一緒に混ぜ込んじゃっても良かったかも。次回はそれで試してみるつもり。

あとは、久しぶりにベーグル作り。



マルイチみたいにねじって作りたかったけど、成形に自信がなかったので、そのまま。どうせ生地も全然違うし、いいもん、自己流で。って感じで半ばいじけ気味に焼いたのですが、やっぱり結果はイマイチな仕上がり。



でも、クリームチーズと冷凍ラズベリーで作ったジャムを挟んで食べたら、美味しかったです。

そして、昨日はヨーグルトとハチミツを練り込んだパンを焼くはずだったのですが。



・・・・・焦がしました。300グラムの粉で作ったパン全部。とほほー。ハチミツの甘みと、ヨーグルトの酸味と、表面の焦げ臭い感じが何とも言えない微妙なパンでした。勿論、全部残さず食べましたとも!!!

  

花や@錦糸町

2006-10-28 | 蕎麦屋
あたしは蕎麦屋が大好きです。蕎麦自体が好きと言うよりも、蕎麦屋の空間が大好き。居酒屋よりずーっとずーっと好き。蕎麦屋のつまみも好きだし、蕎麦も好きだし、蕎麦湯も好き。そして蕎麦屋のご主人も好き。
以前はほぼ毎日蕎麦屋に通っていましたが、結婚してからここ4年くらいはご無沙汰状態。行っても、年に数回くらいで、特に好きな店に足を運ぶ程度。

夢八さんのところで「花や」の記事を読んで行きたいなぁと思っていた矢先、突然今月の27日で閉店!なんとか合間をぬって行ってきました。



お酒がいろいろ揃っていましたが、ビールだけにしました。



息子にはせいろ。ちょっと表面にざらつきがある感じ。喉越しより香りが良い、ほんのり柔らかめのお蕎麦でした。茹ですぎという意味ではなくて、全体的な印象が柔らかいお蕎麦。



つけ汁は、ちょっぴり辛目かな。違うタイプの蕎麦の方が相性良いようにも思います。薬味は、ネギと辛味大根が付いてきました。

あたしは、鴨汁で。



寒いときに食べる鴨って、何か好き。脂のこっくりした感じが身体にしみ込んで、美味しく感じます。



そば湯はサラサラでした。個人的な好みは濃厚タイプなんだけど、ここの薬味とつゆとの相性がいいので、湯桶空っぽにしちゃいました(でもこれはいつものこと、おわかりもらうことも、ほほほ)。

ご主人はここを離れるため、仕方なく閉店となったようです。
「また、機会があれば.....とは思っているんですけどね...。」
と、笑っておりましたわ。「その時は是非。」という彼の言葉が印象的。初めての客にそう言ってもらえるの、とても嬉しかったです。
たぶん、これからもっと美味しくなる予感がするお蕎麦でした。そういうのが無くなってしまうのは、初めて行ったあたしが言うのもなんですが、ちょっと寂しいですね。でも、最後に訪問出来て良かったです。貴重な体験でした。