スバラ式生活


まゆみ(酒匠・料理家・日本酒ライター)

レシピブログ → 居酒屋歳時記に変更 呑んだくれブログです。

湯豆腐とちり鍋

2005-12-31 | 和食/主菜


やっぱり年末は忙しいですねぇ。
年賀状も中途半端だし、大掃除も進んでおりません。このまま新年突入しちゃうかも、とほほ。
ということで、最近はどうも鍋メニューが多くなってます。

我が家の湯豆腐。

湯豆腐ですと言って鍋に豆腐以外の物を入れると、きっと離婚されます。(恐ろしいーッ)それくらい豆腐のみ、というのは重要なものなのです。

昆布に切れ目を2箇所。お水を入れて、火にかけます。
昆布からお出汁が出てきたら豆腐を入れ、グラリグラリと2回揺れたら食べどき。まずはそのまま食べますが、お好みで鰹節、青ネギ、柚子などをかけて生醤油をほんの少々たらします。

なーんて、美味しんぼの完全受け売りなんだけど。
雄山流湯豆腐です。

でも、湯豆腐には豆腐だけというのは昔から変わっておりません。
お醤油だけは、豆腐と一緒に温めて食べていたんですが、この方式を知ってからは、醤油は温めずにそのまま。キリリと引き締まって美味しくなります。

スーパーで激安フグを買って、これには面倒なので野菜をたっぷり入れてちり鍋に。



フグは、見たとおりまぁまぁでしたが、やっぱり最後の雑炊は絶品。フグって脂がないのに旨味が凝縮されている不思議なサカナ。食べるたびに、凄いなーって思うわ。それほど食べたことないけど。

この日は頂き物のカニも。パカッと開けると、



どわー!これって、なんか恐ろしい画像。一瞬なんだか分からないかも。
この瞬間は、わーいって喜びながら、この甲羅の味噌んところにお酒を入れて呑んだんですがね。ミソ酒、いやー、最高、グビグビ。


これも頂き物のイカワサビ漬け。



旨めぇ!
酒が進む1品。あー、忘年会ばっかりで疲れているのに。
でも、これを目の前にしちゃ呑まない訳にはいかないわよね。ってことで、この日も日本酒をぐびりと。4合で我慢。


今年は、ブログを始めた記念すべき1年。あっという間に8ヶ月も経っていたなんて驚き。
皆さんが訪問してくださったり、温かく楽しいコメントを残してくれたりして、とても充実した嬉しい毎日でした。本当にありがとうございます。

体力が続く限りはこのブログの更新もしてくつもりですので、どうか来年もお付き合いくださいませ。
皆様、良いお年をお迎えください。


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白ららパン

2005-12-30 | パン


この間、たまたま銀座に行ったときに銀のぶどうの前を通りかかりました。そういえば、ここのチーズケーキって一度も食べたことがないなぁ、と思って購入してみたのですが。

全く食べ応えのないチーズケーキ。なんじゃこりゃぁ?!ふわっふわで軽く、口に入れた瞬間とろけます。歯ごたえゼロの不思議なケーキ。お、美味しいのか?と主人と二人で首をかしげる始末。いや、悪くはないんですけど、ちょっと期待していた物とは違ったので、半分残ってしまったのでした。

そこで、この残ったチーズケーキをパン生地に練り込んで焼いてみたのですが。



「お、何か今日のパンは美味しいなぁ。」と主人。息子も底なしに食べていました。ちょっとしっとりした生地にフワフワな食感となって、いつもよりグッと美味しかったです。



同じ生地に、イチジクを入れて焼き上げた物。もしかしてチーズ?くらいな風味が良い感じに仕上がりました。見た目は悪いですけどね。


さて、すっかりフォカッチャが定番となってしまった我が家。簡単でしかも美味しいし、もう何回も焼いちゃった。



おかげで、ローズマリーを切らしているのを忘れ、生地を作ってしまったの。ローズマリーのないフォカッチャなんて!と思いつつ、バジルやタイム、セージなど全てドライハーブをふりかけて焼いてみました。



生地には、ドライトマトを刻んで練り込みました。んー、これがまた良いアクセントになって美味しい。あぁ、ローズマリーがあれば完璧だったのに。


さてさて、今年もあとわずか。パン焼いてる暇があったら、正月用品を買いに行くか、大掃除をするか、年賀状を書くかすればいいのに全く進まず。今日こそは、今日こそは大掃除をするぞ!


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米ナスのチーズ焼き

2005-12-29 | 洋風


<材料>

・米ナス.....1個
・玉ねぎ.....1個
・鶏挽肉.....50グラム
・ホールトマト.....50グラム
・ニンニク.....1/2片
・ドライバジル.....大さじ1

・オリーブオイル.....大さじ1
・ピザ用チーズ.....50グラム


<作り方>

1.米ナスを半分に切り、中身をくり抜きみじん切りにする。

2.玉ねぎ、ニンニクはみじん切り。

3.フライパンにオリーブオイルを熱し、
 ニンニクと鶏挽肉を炒める。

4.色が変わったら、玉ねぎとナスを加える。

5.ホールトマトを入れ水気が少なくなるくらい煮込み
 塩、コショウで味付けする。バジルを加える。

6.チーズを少し混ぜ、
 くり抜いたナスに詰める。

7.上に残りのチーズを乗せ、
 220℃で15分くらい焼く。



スーパーで米ナス100円!安いかも!ってことで早速購入。1個しか買わないところがせこいけど。
仲良く家族3人で分けました。ははは。
息子も食べるので辛味は付けませんでしたが、大人だけなら赤唐辛子が入っても美味しいかと思います。パスタを加えてもイケます。


あたしの目覚まし時計は、ドナルドダックの時計。もう、10年くらい前に親友から貰ったんですが、いまでも愛用中。
あのドナルドのだみ声で起こされるので、すこぶる寝起きが悪いです(10年間も)。
おまけに今朝、寝っ転がりながらギャンギャン騒いでいるドナルド時計を手に持って止めたのですが、なんと手が滑って顔に「ゴンッ!」って落ちてきました。朝からチュー。ドナルドの口は固かったです。
もー、これが痛いの何のって。ジンジンズキズキ、とほほ。


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サツマイモと豚肉の煮物

2005-12-28 | 和食/副菜


<材料> 2人分

・サツマイモ.....1本
・豚薄切り肉.....100グラム
・糸コンニャク.....1袋

<煮汁>

だし汁適宜/酒大さじ2/
みりん大さじ1/醤油大さじ1

<作りか方>

1.サツマイモは一口大に切って水にさらす。
 糸コンニャクはかるく茹でる。

2.鍋で豚肉を炒め、火が通ったら
 だし汁をヒタヒタくらいに注ぐ。

3.調味料、糸コンニャクとサツマイモを入れ
 火が通るまで煮る。

4.皿に盛って、茹でた絹さやを散らす。


実家では、練り物でこれを作っていました。
えー、サツマイモと糸コンニャクー?とか思っていたのですが、これが意外と美味しいので、我が家は豚肉で。
煮る時間も短くて済むし、サツマイモのおかげでちょっぴり甘めの煮物に仕上がって、もう1品って時に便利。これはたまに作ろうっと。

ちなみに、カボチャで作っても美味しいのよ。



ホクホク甘いカボチャと豚肉のコクで、主菜にできるくらいな煮物の出来上がり。



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鴨鍋

2005-12-27 | 和食/主菜



先日、主人から仕事の帰りに「何か買い物ある?」とメールが。
あたしはよく買い忘れがあるので、たまに早く帰れる時は、こうしてメールをくれるのです。そこで、いくつかお願いをしたのですが、帰ってきたら両手一杯の袋。

一体何をそんなに買ったのか聞いたら、ワインやらチーズやらいろいろ。そして、思わず鴨肉まで買ってしまったと!

たぶん、こういう時は臨時収入が入った時。こうして食材をいろいろ買ってきてくれるのはとても嬉しいことです。作るのはあたしだけどね。

といことで、折角の真鴨。前回食べたのは、えーっと、確か3年くらい前。丁度大晦日に頂いたので、蕎麦を打って鴨南にしたのでした。それくらい我が家ではなかなか食べられないもの。もー、どうしましょう!と踊りたくなる嬉しさ。

鍬焼きにするか、それとも塩で焼くか。またはワインがあるので、フレンチ風に料理するか。うーんうーん。
と耳から煙り出るほど悩んだ結果、鴨鍋にしました。

だし汁に、酒(贅沢に田酒を使っちゃったわよ)と薄口醤油と塩少々。材料はシンプルに鴨と相性抜群のネギと水菜のみ。

「うぅぅぅ、オイオイオイオイ。」
と泣きたくなるほど美味しかったです。鴨の味が出汁にたーっぷりと出て、それを吸ったネギの旨いこと旨いこと。

最後は雑炊。



蕎麦かうどんといきたかったけど、作る時間も無かったので、ご飯を投入。
あー、凄い、凄すぎる旨さ。画像じゃ分からないのが残念だわ。

鴨の出汁と脂を吸ったご飯の旨さたるや、ひー。これを食べるために鍋をしていると行っても過言ではないわね。
ということで、主人の散財のおかげで美味しくて満足な食卓となったのでした。



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