イタリア食材のパンチェッタと実際に食べ比べると違いますけど、簡単ですっごく美味しくて、あるとかなり便利なものです。豚塊肉を塩漬けにして冷蔵庫で熟成させたもの。
これ、普段は和洋中どれでも使えるように塩だけで熟成させるのですが、今回はハーブも加えました。豚肉は、バラ肉を使用。
10パーセントくらいの塩をスリスリすり込んで1日。
水気を切って、2日目からはにんにく1片、ドライバジルとドライタイム、ブラックペッパーをまぶして、吸水シートにくるんで2週間。シートは毎日交換します。
たったこれだけで、熟成塩豚肉が出来上がり。
すでに塩気も強く、ハーブとニンニクの香りがついているので、特に味付けしなくても十分に美味しいです。なので、調理の手間も省けるし一石二鳥どころか、三鳥も四鳥もある優れものなのだ~。
●サラダ
パンチェッタをスライスして、フライパンでジクジク焼く。
水菜、サニーレタス、玉ねぎのスライスに、ポーチドエッグ。そこに焼いたパンチェッタを乗せて、卵を崩しながら食べます。
相変わらず大盛りサラダですが、ペロリと食べられます。お好みで、オリーブオイルとワインビネガー、塩、コショウなどをかけて。またはバルサミコ酢でもイケます。
●野菜ゴロゴロスープ
ぶつ切りのパンチェッタをフライパンで焼き色を付けて、水、パンチェッタ、クローブを刺した玉ねぎ、ブーケガルニを入れてコトコト30分。ブーケガルニを取り出し、キャベツ、ジャガ芋、ニンジン、大豆を入れてコトコト10分。
最後に、ブラックペッパーをちょっとふりかけて出来上がり。
お好みでマスタードを付けて食べてください。
とろっとろになった豚肉が、口福です。絶品ッ。味付けはしなくても十分、肉の旨味と野菜の甘みが渾然一体となって、何とも言えぬ旨さ。
●パンチェッタルト
じっくり飴色になるまで炒めた玉ねぎと、さっと焼いたパンチェッタ。
これをタルト生地に入れて焼きました。
ホロホロと崩れるようなタルト生地になるはずが、何故かパイのようなサクサク生地になってしまいました。しかも、かなり分厚い。これはこれで、美味しかったので良しとしましょう。
でも大量のバターに、ちょっとお腹一杯。
●アスパラガスの卵ソース
卵の黄身と、オリーブオイル、小さく切ったパンチェッタを炒めてバター少々を加えました。これを塩茹でした(オーストラリア産)アスパラにかけたもの。
ちょっとフレンチを意識した盛りつけに。
おかげで、かなり食べづらかったです。やらなきゃよかった。
●水菜とナスのスパゲティー
フライパンでパンチェッタをじっくり焼きます。唐辛子とナスを加えて、出てきた脂を吸わせます。水菜を入れてざっと炒めて、茹でたスパゲティーを投入。
混ぜ合わせて、皿に盛ってブラックパッぺーを振って出来上がり。
美味しいです。パンチェッタの味だけで十分。
何作っても、簡単で美味しくできます。あー、なんて便利な食材なんでしょう。
自家製のパンチェッタ。どんな料理にもぴったりだし、ハーブを加えなければ和食にも使えます。オススメ!
・応援クリックしてくれると
ウレシイデス・