スバラ式生活


まゆみ(酒匠・料理家・日本酒ライター)

レシピブログ → 居酒屋歳時記に変更 呑んだくれブログです。

タコの煮物

2007-01-31 | 和食/主菜


<材料> 2~3人分

・茹でタコの足.....3本

・大根.....10センチ
・里芋.....1個
・ジャガ芋.....1個
・カボチャ.....1/8個

・生姜.....薄切り2枚

(煮汁)
・水.....1カップ
・酒.....大さじ2
・みりん.....大さじ2
・醤油.....大さじ2

<作り方>

1.里芋は一口大に切って下茹でする。

2.タコ、大根を切って、生姜と一緒に煮汁へ入れ
 コトコト煮る。

3.里芋とジャガ芋を加えて更に煮る。

4.カボチャを加えて、煮る。
 火が通ったら、皿に盛る。
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昨年と一緒なんですけどね。タコが安かったので、冷蔵庫の残り野菜と一緒に煮ました。あたしはタコの味がしみ込んだジャガ芋が好き。息子はカボチャが好き。主人は大根が大好き。程良く分散されております。


ウチの息子は、今年から幼稚園へ通います。
そこで、幼稚園で説明会があったわけですが、お母さんだけで集まっているその場所に何故か「もりのくまさん」の歌詞が貼ってあるのです。もしやこれを?というイヤな予感は的中し、
「まずは、みなさんで歌いましょうね~。」
と。子供と一緒ならまだしも、何故、親同士でこれを歌わなければならないのか...しかも、「ある~ひ、ある~ひ。」と輪唱までさせられる始末。

そんな風に始まった説明会、暫く進んでいくと、今度は
「長くなるので、気分転換に手遊びをしませんか?」
って。したくないよッ!!!
無理矢理やらされた手遊びは、隣の人の肩を叩いたり耳を引っ張ったりするもの。しかも、あたしの隣に座っていたお母さんが、上の子供も幼稚園に通っているようで、お母様方のボス、って態度。こ、こんなお母さんに手を出したら後で何言われるか分からないわ...と触れることすら出来ませんでした。

あまり、あたしはこういうノリが得意じゃないし、和やかに進むよりも、事務的にサッサと終わらせて欲しいと思ってしまうのです。それを主人に言ったら
「1日拘束されている訳じゃないんだから、いーじゃん。」
とあっさり言われてしまいました。うッ...。

でも、これから先、こうして母親同士で歌わなければならない場面があるのかと思うと、どうも気が重いのです。しかも伴奏が下手くそだし、いや、それはどうでもいいんだけど....イヤだなぁ。


  

おはじき@立石

2007-01-30 | 外食


あたしは、小さい頃葛飾区で育ちました。従妹夫婦がまだ葛飾区に住んでいるので、未だに馴染みがあったりします。
東京の下町で育った方はたぶんご存じかも知れませんが、もんじゃといえば駄菓子屋、駄菓子屋といえばもんじゃ。具無しもんじゃにソースは自分でこれでもかぁ!っちゅーほどドボドボ入れて、お金があるときはベビースターを追加してみたり。下町の子供は、もんじゃで育ったと言っても過言ではありません(ホントか?)。

ところが、この辺はソースもんじゃではなく、塩味のもんじゃが結構有名なのです。
最初は、塩味ぃいいいい??と怪訝な顔をしましたが、これが意外な美味しさ。
あたしは、ソース味のもんじゃをご飯に乗せて「もんじゃ丼」にするのが好きなのですが、この塩もんじゃはビールをグビグビ!またはマッコリをグビグビ!としながら食べたい感じ。

トッピングに牛脂ってのがあったりして、ちょっとビックリする場面も。怖くて頼めませんでしたけど。



塩もんじゃだけでなく、このお店はなんと鉄板焼きが絶品。
このハラミ、美味しそうでしょう?



タン塩やハラミ、カルビなんかも美味ですが、韓国風のおつまみも美味しいのです。

そして、こちらが塩もんじゃ。




人によって作り方が違うので、余計なことを言うと怒られます。
基本的にあたし達は、土手を作らず、食べる分を鉄板に入れてこまめに焼くタイプなのですが、ここは土手を作った方が美味しく食べられるようで、郷に入っては郷に従えの姿勢で。

味付けは、塩だけでなく、ダシが結構効いていて豚骨ラーメンみたいな感じ。かなりコッテリです。これがクセになる美味しさなの。



これは、モチチーズ入りのお好み焼き。こうして焼いて、醤油で食べます。これもなかなか。
この他にもいろいろ食べて、ビールを呑んで、マッコリを呑んで、一人3000円くらい。安い!ってか、もんじゃが高かったら困るけど。

次の日は油と化学調味料で胃が重たかったけど、それでもまた食べたい不思議な魅力のこのお店。絶対にまた行くぞ!
ちなみに、料理の出てくる速度は岸田屋なみに遅いので、行かれる方はご注意を。


「おはじき」
葛飾区立石4-26-16  03-3692-2423
月曜休

  

ヨーグルトパン

2007-01-29 | パン


最近、美味しいお米を頂いたおかげで、息子の白飯ブーム到来で殆どパンを焼いていませんでした。でも、そのお米も終わり、息子の白飯ブームも過ぎ去ったので、久しぶりのパン焼きを。
これは、ハチミツを入れてちょっと甘めに仕上げたヨーグルトパン。



フォカッチャだけは簡単なので、たまーに焼いていましたが、変わり映えしないので特に画像を撮っていなく。
これは、いつだったか....確かセモリナ粉を加えて焼いたもの。バジルペーストも練り込んであります。



久しぶりのベーグル。
失敗続きで焼く気力も無くなったバゲット用の粉が余っていたので、それで作りました。



焼き色がイマイチなのと、ちょっとシワシワですが、ブルーベリーのジャムとクリームチーズを混ぜて挟んだら、すっごく美味しかったです。
ベーグルが美味しいんじゃなくて、チーズが美味しいのね、これは。

おかげで、ちょっとベーグル熱が沸々湧いてきたので、暫くベーグル焼いちゃうかも。

  

アンコウ鍋

2007-01-29 | 和食/主菜


数年前に一度、友人とアンコウを1尾買って、馴染みの鮨屋に持っていってアンコウ鍋を作ってもらったことがありました。大人4人で食べたけど、食べ終わった後その場に倒れ込むほどお腹いっぱい。でもすっごく美味しかったのです。

その時には全く及びませんが、スーパーで買ったアンコウ鍋用のぶつ切り。これでも結構美味しく出来上がるんですね。息子も大喜びで食べておりました。良かったぁ。


アンコウは、サッと湯通しします。
肝は味噌と一緒にから炒りして、だし汁とお酒(いつものようにちょっと多め、1/2カップくらい)をジュワ~ッと注ぎます。
醤油と塩でしっかり目に味付けして、おろし生姜を1片。
後は具材を入れて煮ていきます。



勿論、最後は雑炊で1滴残らず食べました。息子も3杯おかわりするくらいの好評っぷり。この冬、もう1回くらい食べたいなぁ...。

  

牛丼

2007-01-28 | 和食/主菜


<材料> 2~3人分

・牛肉.....300グラム
・玉ねぎ.....1個
・しらたき.....1袋

・ニンニク.....1片
・生姜.....1/2片

・ご飯.....丼3杯

・だし汁.....1.5~2カップ
・酒.....大さじ3
・みりん.....大さじ3
・醤油.....大さじ3
・塩、コショウ.....少々

<作り方>

1.シラタキは下茹でし、食べやすい長さに切る。
 玉ねぎと牛肉はスライスする。

2.鍋にだし汁を注ぎ、牛肉を入れ、火にかける。

3.アクを取って、ニンニクと生姜をすりおろして入れる。

4.調味料を加え、玉ねぎとシラタキを入れる。

5.グツグツ煮る。

6.丼にご飯をよそい、牛肉を乗せる。
 お好みで、青ネギや七味をふる。
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大迫力の頂き物の牛肉。残った分は何にしようかなぁと考えて、我が家では滅多に出てこない牛丼に。
息子も初めての牛丼に「これ、なあに??」と。

「牛丼だよ。」
「ぎぅどんんん??」
「牛肉。」
「えーーー、お肉ぅうううう?!。」
「文句言うな!」

結局、お肉は食べずにシラタキ丼にして食べてました(シラタキ大好物)。まぁ、その分あたしがお肉食べられるからいいけど!

主人は
「ふッ、牛丼か。おごりやがったな。」
と、美味しんぼの台詞を言ってましたが(9巻第3話。この話題についてこれる方がいるのだろうか...)、ホントにおごった牛丼ですね。ウチでは滅多に、いや、絶対に買えない高級牛肉だもん。あー、美味しかった。