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シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展




シンプルでかわいい、大好きなブルーナ。
お友達にチケットを頂いて行ってきました。
絵本のシリーズ以外のグラフィックデザインも
展示されていて、どれも素敵でした。
短い動画があって、作品を描いているブルーナさん、
とっても優しそうなおじいさんで、
絵のイメージとぴったりな方でした。
今年2月に亡くなられましたが、きっと愛に満ちた生涯を
送られたのだろうと想像できます。
ミッフィーちゃんなどのキャラクターのものは、
娘がいろいろ買ったので、私はお花のポストカードと
マスキングテープを買いました。
お花もシンプルな線描きなのにリアリティーを感じます。
銀座マツヤで8日までです。


















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ミュシャ展




久しぶりに、またすぐにもう一度観たいと思った展示でした。
ミュシャは、アールヌーヴォーを代表する、
美しい女性を描いたポスターなどが有名で、
どちらかというと、商業的なイメージでしたが、
全く違う芸術家の側面があったことを知り、衝撃的でした。
展示室に入ってまず、圧倒されるのは壁一面の大きな、
ドラマティックな絵です。
6.1m×8.1mで、一般的な2階建ての住宅の壁に
近いくらいの大きさと言ったら解りやすいでしょうか。
そんな大きな絵が(同じサイズではありませんが)、
20点も展示されていて圧巻です。
この作品群は「スラブ叙情詩」と呼ばれ、ミュシャのルーツである
スラブ民族とチェコの歴史や神話が描かれています。
荘厳な神々の世界、キリスト教の儀式、戦争の悲劇、憎しみ、
差し迫った恐怖など、まるで絵の中に引き込んで、
体験させてくれるように感じられます。
奇しくも、朝鮮半島が有事の危機に晒されているこのとき、
人類愛と調和をもっとも大切にしたと云われる、
ミュシャの本質を表わす作品が、日本で公開されたことは
メッセージのように感じられてなりません。























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「木々との対話」




明日で終ってしまう展覧会なのですが、
土屋仁応さんの作品を観たくて、
上野の都美術館に、慌てて行って来ました。
犬や猫、羊など実在の動物と架空の動物、龍やユニコーン、鳳凰など、
かわいらしく、静かな雰囲気の中に、
軽んじることの出来ない、神秘的な美しさを感じます。
土屋さんの印象的な言葉として、
「森林もそうですが、木材は作者や観る人の『気』のようなものを、
吸収したり浄化したりしてくれる実感があります。」
やはり、植物と深く関わってゆくと、このようなことを
自然と感じるのだろうなと思いました。
他の方も展示されていたのですが、その中で
須田悦弘さんという方の作品も興味深いものでした。
この写真の赤いバラも、なんと木彫りなのです。
花びらの一枚一枚、葉っぱもとてもリアルです。
他にユリもありました。
雑草の作品も多くあるそうで、思いがけない場所に
展示してあって、ユーモラスでした。



















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西畠清順 世界の植物文様展




お友達からチケットを頂いて行って来ました。
西畠さんはプラントハンターで、
希少なコレクションの中から
文様をテーマに展示しています。
写真でしか見たことのない珍しい植物がたくさんあり、
とても楽しかったです。
写真の上は、ベゴニア・パウレシスで
型押しのような模様がおもしろいです。
下の写真は、ソフトクリームのようなサボテンで、
セレウス・ペルビアナス・スピラリスです。
銀座マツヤで今月19日までです。



















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ジブリ大博覧会




「魔女に宅急便」や「となりのトトロ」
あたりから、子育てと重なる歴史があり、
感慨深く観て来ました。
キャッチコピーや広告のきめ細かいやりとりなど、
興味深く、ジブリ映画のスキの無さ、
伝えるための労を惜しまない心配りに改めて感動しました。
やはり、時が経っても色褪せない源を感じます。
娘が買った付箋です。
私が買おうと思っていたら、先に買われてしまいました。
ねこバスに乗るのは、あまりにも行列が長いので
諦めて帰って来ました。


















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生誕100年 ターシャ・テューダ展




開催しているのを全く知らずにいたら
お友達がチケットを送ってくれました。
銀座マツヤで、今月6日までです。
絵本や挿絵のイラストはもちろん、
ターシャが愛用していた家具やキッチン用品、
洋服、スカーフ、手編みのストール、
手作りの人形や、素晴らしいドールハウスなどなど、
ターシャを生き生きと感じられるものが
盛りだくさんで感動しました。
入り口と出口のところにはガーデンの再現もありました。
チケット送ってくれた友達に感謝です!
一番上の写真は図録で、真ん中はチケットと一緒に
送ってくれたポストカードのイラストで、
とてもかわいくて、優しい気持ちになります。
一番下の写真は、私も大好きな
スイトピーを摘んでいるターシャのポストカードです。
ターシャはアメリカ人ですが、コテージの様子は
ヨーロピアン・カントリー風ですね。
展示品の中にソレイアードのスカーフがありました。
私も、ソレイヤードなどの南仏プリントが大好きです。
ターシャが、コーギーコテージの庭をたったひとりで
作り始めたのが56才と、この展覧会で知りました。
奇しくも私の今の年齢とぴったり同じです............。
まだまだ、頑張らなくては........勇気と元気をもらいました。

















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「風立ちぬ」を観てきました




時代背景、切ないラブストーリー、人間ドラマ、
そしてほんの少しのファンタジーが
バランスよく織り込まれた、
アニメーションならではの素敵な映画でした。
いつものジブリ作品とは確かに違いますが、
でもやっぱりジブリらしいと思いました。
不景気による閉塞感や、震災など今現在の時代と
重なる部分も多くありました。
また太平洋戦争に関する場面なども、
現在の改憲論と重なって、
遠くから戦争の足音が聞こえてくるような気がしました。
エンディングに「ひこうき雲」が流れると、
まるで、この映画のために作られたような曲.......。
これが、40年も昔に作られた曲だなんて...........。
ユーミンもプログラムの中の対談で仰っていたように、
時空を超えた凄いシンクロニシティーだと思いました。
いつもながら、背景も息をのむほどに美しかったです。



























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映画「奇跡のリンゴ」観てきました。




リンゴの味のような爽やかな映画でした。
この歳になるとずっしりとした重たさを引きずって、
家路に着くような映画はあまり観たくありません。
現実の世界だけでたくさん、と思ってしまいます。
でもこの映画は、現実のお話ありながら、
ハッピーエンドで気持ちがいいです。
原作も主人公の木村さんの書籍も何冊も読みましたが、
無肥料無農薬のリンゴ栽培に挑んだ木村さんの懸命さと
ご家族やまわりの方々の愛情が、忠実に描かれていると思いました。
また本や、講演会にも行って直接お話もお聞きし、
木村さんのお人柄のイメージのようなものが
なんとなく私の中にできあがっていました。
木村さん役を演じられた阿部サダヲさんは、
外見のイメージは全く違うのに、いくつかのシーンでは
木村さんのお顔がオーバーラップするくらい
木村さんのお人柄を的確に、表現されていると感じました。
菅野美穂さんも、透明感のある美しさで
健気な奥様の役を自然に演じられていました。
そして私の大好きな山崎力さん、木村さんの義父役、
とても重厚な演技と存在感で感動しました。
この方が出演されると映画全体のクォリティーが
何段も上がる気がします。
その他の脇役方のキャスチングも、さりげなく豪華だと思いました。
「泣ける映画」と聞いていたので、
あまのじゃくな私は、ちょっと身構えて臨んだのですが、
いつの間にか、素直に泣ていました。




























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大神社展




上野の国立博物館の大神社展に行ってきました。
伊勢神宮の第62回式年遷宮を機に、神社本庁をはじめ
日本全国の神社の全面的な協力を得て、
宝物や日本の神々に関する文化財を総合的に展示しています。
これは滅多にあることではないと思いました。
私は特に信仰している宗教などはありませんが、
神道の自然や自然現象に八百万の神を見いだし
怖れ敬うという規範は納得できることが多々あります。
いつも植物と触れ合っていて、こんな美しくて、
凄いものは神様にしか創れないとか、
ここに神様がいる......とか、自然に思えてしまうからです。
展示はとても荘厳でした。
特に心を打たれたのは神像でした。
神像は仏像と違って、
人間とほとんど変わらない姿形をしています。
私たち人間も自然の一部で、
全ての人に神様が宿っているということが
とてもよく伝わって来る気がしました。
その神様の部分が拡大されれば、
世の中平和なのでしょうけど.............。
グッズ売り場には、神社だけに
ジンジャークッキー、ジンジャー飴、ジンジャー糖などという
オヤジギャグのようなお菓子や、文房具などが売られていました。
私はクッキーと付箋がかわいかったので買ってみました。
博物館の入り口近くに、ユリノキの大木があり、
ちょうど花が咲いていて風に揺れていました。
神々しい一日でした。























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森と湖の国 フィンランド・デザイン展





久しぶりの展覧会でした。
フィンランドの「時代を超えた製品」をコンセプトに
作られてきた生活用品の数々です。
シャープで洗練されたデザインの中に、
下の写真のフクロウのようなかわいいものが
織り込まれていて見応えある展覧会でした。
かわいい作品は鳥のモチーフが多いのですが、
そのコーナーは写真撮影が可能だったので、写メって来ました。
幼稚な感じではなく、かわいいけど洗練されています。
フィンランドを代表するガラスメーカー、
イッタラの製品がたくさん展示されていました。
私もイッタラのマグカップを使っていますが、
使用後、軽くスポンジで擦るだけで、茶渋が付かないのが凄いです。
見た目のデザインだけでなく、日常使ってみて良さがわかりました。
イッタラは、「使い捨て主義に反する永遠のデザイン」という
メッセージを掲げ、現在も生産を続けて
地球に優しく、自然とともにあり続けているのだそうです。

ようやく、「脱原発」掲げた政党の
柱となるような新党「日本の未来党」が結成されましたね。
タカ派とか、国防軍だとか、男社会の
物騒な言葉が飛び交って、
脱原発が隅っこに追いやられてしまう
危機感を感じていました。
今一番大切なのは、未来に向かって
たくさんの命を守ることだと私は思います。
調和を重んじる女性性がないと
日本はバランスが取れなくなるのでは?.......
と思ったりもしていました。
代表の嘉田由起子知事には、
ぜひとも頑張って頂きたいと思います。
























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