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はちみつ梅干し



今年もこの季節がやってきました。
毎年、はちみつ梅ぼしを漬けています。
初め作り方がわからなくて紆余曲折しながら
このレシピにたどり着きました。
梅は普通の南高梅ですが
はちみつは、山里の百花蜜を使います。
野山の色々な花々の蜜というところに
ロマンを感じるのです。
バニラアイス(できればロッテの「爽」)に
添えれば、梅干し味のソルトアイスになり、
私の夏のお風呂上がりの楽しみです。

作り方
材料
梅(黄色く熟したもの)・・・3キロ
はちみつ・・・・・500~600グラム(とりあえずの量です。)
塩・・・・・・・・270~300グラム(9~10パーセント)
焼酎(35度)・・3分の2カップ
赤じそ・・・・・・適量(私は生葉だとカビが生えやすいので
 市販のものを使用してます)

1)梅はへたを取り、洗ってよく水気を切ります。

2)口の広い瓶や漬け物用ポリ容器に梅を入れて、
  焼酎をまぶして、次に塩を
  まんべなくまぶします。1日、2日、
  梅酢が上がるのを待ちます。塩が少ないので、
  カビが発生しないように気をつけます。
  よくゆすって梅酢を早く上げます。

3)梅がかぶるくらい梅酢が上がったら、
  梅酢を半分採り(採った梅酢は保存しておきます)、
  はちみつを入れ、梅が柔らかいので傷つけないように、
  よく混ぜます。混ぜたら
  保存瓶に移してもよいですし、そのままでも梅に、
  梅酢がかぶっていれば大丈夫です。
  上から、赤じそをのせて蓋をします。このまま冷暗所で、
  3ヶ月ほど放置します。
  土用干しはしていません。

4)3ヶ月ほどすると、梅は水分がほとんど出て
  搾りかすのようになっています。
  初めて作ったときは、これを味見して、すっぱくて、 
  水分がなくて不味かったので
  失敗だと思いました。でも捨てることもできず、
  次の年梅を漬けるため仕方なく片付けようとしたら、
  梅酢がしっかり染み込んではちみつ梅になっていました。
  ですから、ここで梅酢を味見して、はちみつを足したり、
  甘すぎたら、はじめに取り出した梅酢を足して、
  好みの味に調整します。私は、甘さ控えめと、
  甘めの二種類漬けています。

5)その後さらに、梅酢が梅に染み込むまで
  3、4ヶ月かかります。
  梅が沈んだら、梅酢が染み込んだ合図です。
  やはり、漬けて1年くらい経つと全体が馴染んで
  熟成された感じになります。
  年月が経てば経つほど、まろやかになってゆくようです。
  瓶の写真は去年漬けたものです。

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