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コドモノクニ




この本の帯に、
「坂本龍一が驚き、常磐貴子が小躍りした幻の絵雑誌!」
と書いてありますが、私も見つけたときは
書店で小躍りしそうでした。
コドモノクニは、私が生まれた頃は
すでに無かったようなのですが、
(大正1年~昭和19年)
なんかうっすらと記憶の底に残っているのです。
どこかで見た.....と思うのです........絶対に。
それを認識したのは、3、4年前に、
いわさきちひろ美術館で、初山滋さんの
展覧会を観たときです。
初山滋さんは私の頃も、多分その前後も
長らく国語の教科書の表紙を飾っていた方です。
水彩の美しい色とタッチで、授業の合間にじっくりと
眺めていた記憶があります。
その展覧会で、初山さんの作品が掲載された
コドモノクニを観ました。
もっと観たくて色々探したのですが、
あまり見つかりませんでした。
上野かなにかで、ほんとに小さなコーナーで
コドモノクニの展示をやっていて
それも行ったのですが、もっと観たい思いが
募るばかりでした。
そして諦めて、しばらくコドモノクニのことは
忘れていたのです。
最初のは、去年発売されていたのですね。
1冊目は上下2冊組になっていて、双六が付いています。
2冊目は、好評につき期間シリーズ化して
春編として発売されました。
こちらは本は1冊で、「おたのしみ箱」が付いています。
中身は、王様クレヨン、ぬり絵、着せ替え人形が
入っていて、涙がこぼれるほど懐かしい気持ちになりました。
本の中身も、もちろん懐かしいだけではなく
大変優れたアートだと思います。
夏編も、しっかり予約しました。





















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