雑草流フラワーアレンジメント（８７８）

ご近所の方のお庭にお邪魔したら、
お花を色々切ってくださいました。
とてもかわいらしく清楚な、
アンドロサセは、カスミソウのようですが、
実はサクラソウ科です。
とてもステキなので、私もぜひ来年植えてみたいです。
むらさきのグラデェーションが
美しいリナリアも頂きました。
頂いたその場でこれに、クレマティスを
合わせようと決めていました。
ロマンティックなアレンジになりました。

一昨日の朝日新聞で、農林水産省が、
スーパーや食品メーカー、外食産業の
業界団体に対して、国が設けた放射性物質の
基準値を守るように求める通知を出したそうです。
国よりも厳しい基準値を設けて、自主検査を実施し、
「不検出の食品しか売りません。」などとする動きに
歯止めをかけるのが狙いだそうです。
これは、より安全を求める選択肢を
奪い取るというふうに、解釈できます。
お子さんや妊婦さんにとって、
国の基準値は安全といえるのかどうか。
内部被爆について、はっきりしたことは
判っていないというのが、事実だと私は思っています。
同じ日の東京新聞に被爆者医療に６０年以上携わった、
肥田舜太郎医師によると、基準値のよりどころである
「１００ミリシーベルト未満の被爆は問題ない」というのは、
科学の名を借りたウソだと断じておられました。
また、広島、長崎に原爆が投下されたとき
内部被爆について無視して、ほとんど調査されなかった、
というというお話。
さらに怖いのは、故中川保雄・神戸大学教授の著書、
「放射線被爆の歴史」によると
「今日の放射線防護基準とは、核原子力開発のために、
被ばくを強制する側が、それを強制される側に、
被ばくは止む終えないもので、我慢して受忍すべきものと
思わせるために、科学的装いを凝らして、作った基準」
と記されているそうです。
おお～コワ～................................。
より数値の少ない食品を求めるの当然だと思うし、
正当な権利だと思います。
こんな、押し付けるようなことをされたら、
もともと信頼してませんけど、
ますます国を信頼できなくなります。




頂いた植物
　　　　アンドロサセ
　　　　リナリア
　　　　　　
摘んできた植物
　　　　クレマティス（アップルブロッサム）