街道ウォーク<甲州街道<日野春駅~茅野駅
2012年1月14日 7回目
御射山神戸一里塚 (諏訪郡富士見町富士見)
▲進行方向左側の塚▼
▲進行方向右側の塚▼
前半省略・・・・この一里塚は集落の北はずれにあって、江戸の日本橋から四八里め(四九里との説もある)の塚であるといわれ、明治中期までその役割を果たしていた。道路の東塚にはエノキが、西塚にはケヤキが育っていたが、東塚のエノキは明治初期に枯れてしまったという。 残っている西塚のケヤキは、塚がつくられた慶長年間に植えられたものと推定され、樹齢はおよそ三八〇年を数える。現在では目通り高で幹の太さが周囲六・九メートル、樹は約二五メートルの巨木となり、長い歳月と風雪にたえて堂々たる風格をそなえ、樹勢もなお盛んである。甲州街道でこのように塚・ケヤキともに往時のものが保存されている例は他になく、実に貴重な存在である。 平成十年三月 富士見町教育委員会
▲標高917m
☆cosmophantom