2016年10月26日 兵庫県
旧居留地
兵庫県神戸市
居留地建設はイギリス人土木技師J.W.ハートの設計のもとに、当時の西欧近代都市計画技術を用いて、格子状街路、遊歩道、公園、下水道、街灯などが設置されました。126区画の整然とした敷地に外国商館が建てられましたが、街路形状や標準1,000平方メートルの敷地割りは当時とほとんど変わっていません。明治32年(1899年)、居留地が返還された後も外国商館の繁栄が続きましたが、第一次世界大戦によって本国が大きな打撃を受けて衰退していきます。その後、好景気に沸く日本の海運会社、商社、銀行等が進出し、国際的近代都市としての神戸を代表する都心業務地を形成しました。
▼チャータードビル(旧チャータード銀行神戸支店)
▼神港ビルヂング
▲奥:チャータードビル(旧チャータード銀行神戸支店) 手前:神港ビルヂング
▼商船三井ビル(旧大阪商船神戸支店)
▼海岸ビル(旧三井物産神戸支店)
▲ 左:海岸ビル(旧三井物産神戸支店) 右:商船三井ビル(旧大阪商船神戸支店)
▼神戸郵船ビル
▼神戸市立博物館
▼旧居留地38番館
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