2015年11月1日 東京都
旧府中郵便取扱所(旧矢島家住宅)
東京都府中市・郷土の森
1872年(明治5)から1889年(明治22)までの間、府中郵便取扱所として使われた矢島家の居宅です。
府中番場宿の名主兼問屋の矢島九兵衛が郵便取扱役に任命されると、居宅に窓口を設けるなどの改築が加えられ、急遽、郵便取扱所として開設されました。建築年代は幕末から1872年の間と推定され、1985~86年(昭和60~61)の解体に至るまで、増築や代々の当主の職業によってその都度改造されてきましたが、府中の近代化を物語る郵便取扱所として、当時の姿に復元しました。
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