2017年8月23日 【ぐるり東北2017】 青森県
長勝寺
青森県弘前市西茂森
津軽家累代の菩提寺。本堂・庫裏・三門・御影堂・津軽家霊屋五棟は国重要文化財。
▼三門 重要文化財
この門は、寛永6年(1629年)二代藩主信枚により建立されたものである
▼嘉元鐘 重要文化財
この鐘は、もと藤崎にあった満蔵寺( 現万蔵寺 )に寄進されたものと伝えられる。伝承では、同寺の開基は鎌倉幕府の五代執権北条時頼で、もとは臨済宗に属し護国寺と称したという。その後曹洞宗に改め、慶長年間弘前に移ったものである。
鐘は、嘉元4年(1306年)の紀年銘が切られているところから嘉元の鐘と呼ばれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a2/d981371a8ed04b91cf6a8af4b58b649c.jpg?random=5c28a6ebfd22e14eac831674cd52494c)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a2/d981371a8ed04b91cf6a8af4b58b649c.jpg?random=5c28a6ebfd22e14eac831674cd52494c)
▼ 庫裏 重要文化財
庫裏は、大浦城台所を移築したと伝え、側柱と中央通りの柱を揃えて立て、各柱に登梁(のぼりばり)を架け渡し、これに小屋束を立てて和小屋を構成する。
▼本堂 重要文化財
本堂は、八室からなる大型の本堂で、当初の形式をよく伝えており、方丈形の曹洞宗本堂として全国的にも最古に属するものとして価値がある。
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津軽家霊屋
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