2020年1月29日 【小倉・門司・下関】 福岡県
上野ビル(旧三菱合資会社若松支店)本館 登録有形文化財
福岡県北九州市若松区本町
若松港に面して建つ。煉瓦造三階建、建築面積四六五平方メートル、陸屋根である。左右対称の正面で、中央に玄関を突出する。縦長窓を規則的に配した重厚な外観に対して、内部は中央の吹き抜けを取り、鋳鉄製の柱やステンドグラスを用いて華やかに仕上げる。1913年
▼見所の吹き抜け部分
▼裏門?
▼上野ビル(旧三菱合資会社若松支店)旧分析室 登録有形文化財
倉庫棟の北側に東面にして建つ。木造平屋建、建築面積一一九平方メートル、切妻造瓦葺である。煉瓦造の周囲の建物にあわせて大壁造とし、窓は縦長窓、腰壁はスクラッチタイル張とする。石炭の品質分析を行った、石炭会社の現地事務所を特徴づける建物である。1913年
㊟下記写真は「文化財オンライン」から転写いたしました。(撮影失敗のため)
▼上野ビル(旧三菱合資会社若松支店)倉庫棟 登録有形文化財
本館の西側に東面して建つ。煉瓦造二階建、建築面積一九〇平方メートル、切妻造瓦葺、L字形の平面とし、東面に突出した妻に三菱の社標を掲げる。基礎や窓まわりに石材を用いるなど簡素ながらも確かなつくりで、当時の煉瓦造倉庫の技術的水準を示す。1913年
▼上野ビル(旧三菱合資会社若松支店)門柱及び塀 登録有形文化財
敷地正面である南面の東寄りと、北面の東寄りと西寄りの三箇所に門を開き、南、東、北の三面に塀を廻らす。煉瓦造、塀は総長一一五メートル、正門の門柱は高さ二・三メートルを測る。建設当時の姿をよく残し、石炭会社の現地事務所の構えを伝える。1913年
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