街道ウォーク<旧中山道<加納宿(岐阜駅)~関ヶ原駅
2013年4月20日 19回目
昼飯町(ひるいちょう)
岐阜県大垣市昼飯町
むかし、善光寺如来という仏像が、大阪の海から拾いあげられ、長野の善光寺へ納められることになりました。その仏像をはこぶ人々が、青墓の近くで来たときは五月の中頃でした。近くの山々は新緑におおわれ、つつじの花が咲き乱れすばらしい景色です。善光寺如来を運ぶ一行も、小さな池のそばで、ゆっくり休み、美しい景色にみとれました。一行はここで昼飯(ひるめし)をとりました。それから、この付近を昼飯(ひるめし)と言うようになりましたが、
その名が下品であると言うので、その後、飯の字を「いい。」と音読みにして「ひるいい」と呼ばれるようになりましたが、「いい」は言いにくいので、一字を略して「ひるい」と呼ばれるようになりました。又ここの池は、一行が手を洗ったので、「善光寺井戸」と言われ、記念に植えた三尊杉の木も最近まで残っていたということです。 (大垣市史 青墓篇より) 大垣市立青墓小学校
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