撮影機材が多く荷物が重くなってしまったので、スノーシューを持っていくか否かを
最後まで迷いました。
それ自体は軽量ですが、それなりにかさばるのでね。
でも、結果としては躊躇しつつも持っていって正解だった。
使ったのは二度、そんなに長い距離じゃないけど、とても「素足」で
入っていけるような雪の深さじゃないからね。
ではなぜ、ウインター・スポーツには縁のない私がスノーシューを持っているのか?
もう十年近く前でしょうか、まだほとんどの人がスノーシューなんて言葉を
聞いたこともない頃、リバティYHのツアーを代行主催している
「ガイドの山小屋」が、この年からそれまでのクロカン・スキーに加え、
スノーシューのツアーやレンタルを開始したのです。
山小屋の社長がスノーシューを仕入れたみたいですが、余ったのか?
「数量限定、なかなかいい品物を安くお分けできますよ」と話があって、
思わず衝動買いしちゃったんですよね。
その時メリットとして浮かんだのは、
・数回のレンタル料程度の価格で買える(15,000~20,000円位だったかな?)
・手元に常時ないと緊急出動に備えられない
・クロカンより姿勢が安定し、写真撮影向き(らしい)
・スキーよりは置き場所に困らなさそう
みたいな感じでした。
と、一度も経験がないままいきなりその冬購入し、社長にストックを借りて、
あちこち歩き回ったのでした。
このようにスノーシュー歴はかなりの私ですが、その後はなにせ年に一度
使うか使わないかなので、いつまでたっても「新鮮な気持ち」で遊べてます。
写真は「ジェットコースター道路から十勝岳」です。
3月3日午後、飛行機を降り立った時にはほぼ全山見えていたんですが、
さあ撮影できるぞと体制が整った時には、ご覧のとおり雲が増えてしまい、
この写真ではかろうじて十勝岳の先端が確認できる有り様ですね。
フィルム写真の準備ができるまで、しばらくはデジ一写真の
オンパレードです。