旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

20231021 北海道晩秋編⑧ オンネトー~間髪入れず三国峠を越えて 上士幌町~足寄町~上川町

2023-10-21 10:21:01 | 旅鴉の唄



10月21日(土) 曇り時々晴れところにより雨

真夜中、中途半端に目覚めてしまったのでそのまま長距離移動、未明にオンネトーに
到着した。霧雨状態ですぐに天気が回復しそうになく、以前車中泊した🅿に行って
小休憩しようとしたら、そこには「車中泊禁止」の札が立っていた。近年、写真愛好家、
車中泊組が急増し、マナーの悪い輩も多くなっているのが原因なのかもしれない。

夜明け近くなり、現場へ向かうも、山はガスっていて、とても撮影できる状況でなく、
ここでもしばらく車内で待機した。


    

すると、徐々に霧が晴れてきたので、苦し紛れにガスの流れと紅葉(の名残)の
取り合わせを少し写してみた。何もせずにスゴスゴ撤退するよりはよかろう。


    

道東方面は予報も良く、このまま晴れて、夕方強い西日が当たれば、完全にピークが
過ぎているとはいえ紅葉を利用して、それなりに雰囲気ある写真を写せそうな気もした。
しかし結局、「帰りたい」気持ちのほうが勝り、立ち去ることに決めた。もう一週間
早ければ紅葉がきれいで、そうすると結果は逆だったかもしれないが、その代わり人出も
半端なく多くて、今の私に、そのような盛況の中で、写真撮影できる気力が備わって
いるかどうかは疑わしい。


    

十勝側にいたほうが天気がいいのはわかっていたが、そうすると今度は、望岳台の雪の
状況が気になってきて、結果、たった一日で日本海側に逆戻りとなった。蝙蝠のように
どっちつかずであっちフラフラ、こっちフラフラ、こんなんじゃ腰を据えて、写真撮影
できるはずがない。

だが、後から聞いた話では、十勝方面のナキウサギ撮影ポイントは、野良猫出没で
ほとんど壊滅状態だということだ。結果的には、十勝側に長居しても(動物写真的な)
成果は得られなかった可能性が高そうだが、それを自身の目で確かめていないので
何とも言えない。

(追記:のち、野良猫は無事捕獲されたと聞いた。このあたり、すべて聞いた話なので
どこまで信用していい情報なのかやや疑わしい。そもそも野良猫の存在自体フェイクな
可能性もあるし… 真否はともかく、ナキウサギへの被害が最小限だったことを祈りたい)


層雲峡付近では弱い雪がチラついていて、温泉街のすぐ上の木々が雪化粧していた。
11月中旬並みの寒さとなり、この日、旭川で初雪を観測した。

コメント
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