なきうさ観察パート2と3の合間、東川町の笹一で「鳥からポン酢がけ定食・950円」
をいただいた。
先週の判断ミスをまだ引きずっている中、望岳台付近の紅葉が、ここ数日の雪雨に耐え、
見頃は過ぎたもののまだ健在だったので、今回は早めに下山して、夕方の光を入れつつ、
リベンジ撮影しておいた。
これですっかり気を取り直せたわけじゃあないけどね。
今回、出だしからちょっとしたトラブルが相次いだ。まずは長年使ってきた旅行用バックの
ファスナー故障。この鞄は父から受け継いだもので、私が使いだしてからも10年以上
使い続けていた。大容量でたっぷり収納できたので気に入って使っていたが、生地の一部が
ほつれ始めていたし、このあたりが限界だったのだろう。続いて車のインテリジェンスキー
作動不良。冷え込んだ早朝、急にうんともすんとも言わなくなったので焦った。普段
マニュアル(メカニカルキー)で使うことがないので、慣れない操作にも手間取った。
結果としてはバッテリー(リチウムイオン電池)が消耗していただけだったらしく、気温が
上がるとまた正常に作動し始めたが、これを繰り返されても困るので、ホームセンターで
電池を購入、そのお店で精密ドライバーをお借りして、ふたをこじ開け自分で電池交換した。
旅先では、小さなトラブルでも普段とは違う環境で対応しなければならないので、正直かなり
うろたえてしまう。
10月24日(火) 晴れ時々曇り
なきうさ撮影現場へ入れたのは約一週間ぶり、昨夜までの冷たい雨が山上では
雪になったようで、新たな雪がうっすら積もっていた。
陽が登り始めるとナキちゃんの動きがやや活発になった。散りばめられたナナカマドの
赤い葉などと雪の取り合わせが美しい。しかし、9月ほど積極的に動き回ろうとしないので、
こういった絵になる場所へのナキちゃんの登場は、まずもって期待できそうになかった。
昨日までの不安定さがうそのようなものすごいピーカンで、雪化粧し直した旭岳が素晴らしく
きれいだった。
ナキちゃんあまり出没せず、いったん下山し、午後再び現場へ。しかし昼からもナキちゃんの
動きが悪く、たった一回顔を拝めただけだった。
一段下にいた岡山のAさんと東京のOさんと合流、こちらの状況はさらにひどく、一度も
出現していないという。その代わり去り際、ヤマゲラのオス(羽が薄緑色のキツツキの仲間、
私は見るのはこれが初めて)が飛んできて、岩壁にへばりついてエサとなる昆虫を探っている
様子を撮影できた。