深夜の津波警戒アラームに飛び起きたくちです。でも注意報だと分かった時点で
すぐまた寝ちゃいましたが…そんな危機管理でいいのかどうか。日本だけで見ると、
幸い大きな被害は出ていないようです。
おかげで楽しみにしていた「ワールドトリガー」の最終話が特別報道番組に
差し替えられ、延期となりました。次回放映時にレコーダーがしっかり追随して
無事録画完遂できればいいのですが…そんなレベルの低い、視野の狭すぎる
平和ボケでいいのかどうか。
今日は暖かくなり、午後になって津波注意報が解除されたので、雑賀崎漁港に
出かけ、アシアカエビを購入しました。注意報が出ていた最中、漁に出ていた
みたいなのですが…その判断でいいのかどうか。
買ったのは活け2キロで、1キロ3500円と、昨年末に比べるとキロ当たり1000円
お安くなっていて、お求めやすくなっていました。これだけあると、初夏まで
十分楽しめそうです。皆さんお元気で、ぴょんぴょん飛び跳ね、ボールから
飛び出て撮影難航しました。
撮影をあきらめ、帰り支度を終えようとしていた直前
この日初めて姿を見せたナキちゃんに一喝され
思い直し再び機材を整えてから、次に現れた個体を
ほぼファーストタッチで写した写真
距離があったので現地ではあまりいい感触はなかったが
雪景色であることがよくわかる一枚となったことで
今では気に入っている写真
【巣穴から出てきたばかりです 2021.11.12撮影】
草を求めてさらに前進、ナキちゃん食事を始めるも
枯草が顔にかかり遮られてしまうので
このままではまずいと判断、覚られる危険を承知で数歩前へ
撮影地点をより近づけようとこのあと試みる
狙って選んだわけでなくて、たまたまこれら二枚の写真
彼の表情が全く一緒なことにあとから気がついた
【雪の被っていない餌場を目指す 2021.11.12撮影】
冬型の気圧配置が緩み、連日の強風もようやく収まって、日差しの暖かさを感じた
和歌山市です。
最後(三番目)に種まきしたチンゲンサイの一回目の間引きを行いました。写真は作業後の
ものです。暖冬でなく、例年並みの厳しい寒さが多いのがひとつ要因なのでしょう、
お世辞にもたくましく育っているとは言い難く、ひょろひょろです。
このあとカバーを外したまま、しばらく日光浴させました。
さて水やりをと思いきや、ホースリールの先が破損しました。経年劣化が主な原因だと
思われます。先だけ買い替えればまだ使えるのでしょうけど、ホース自体が冬場になると
硬化しとても扱いづらく、いっそのこと新調したほうがいいような気もします。
いずれにせよ、近々ホームセンター行き決定です。
間引き菜をナキちゃんに献上。
菊。
カニサボテン。
和歌山の新型コロナウィルスの新規感染者数が増え続けています。これまでを思い起こすと、
和歌山は他府県に先駆けて感染者が増加する傾向にあり、私の勝手な考えでは、和歌山の場合、
大都市大阪との往来が激しい立地条件で、出端から影響を受けやすいことに加え、濃厚接触者への
周辺調査が範囲を広げて行われるからでないかと思われ、それでクラスター等の発見が早まるため、
早い段階で数が上乗せされるのでないかと想像します。第5波のケースでは、このあと他府県の
感染者数が一気に増大したので、今のところ比較的落ち着いている地域でも、今後より一層の
注意警戒が必要です。
これまでは原則全員入院の方針だった和歌山でも病床使用率が急上昇、すでに空きベットの
余裕がなくなっており、さすがに今回は持ちこたえられないかもしれず、とても不安です。
日頃、10円、20円と、やりくりしながら生活費を切り詰めて、わずかでも経費を抑える
努力をしながら、モードが切り替わると人が変わったような大盤振る舞い消費をしてしまい
努力を水泡と化してしまう…我ながらあきれますよねえ。でも今の時点では、今度の購入が
私のカメラマン人生で最後の浪費となるはず…なのです。
今回買ったのは、EOS5DMarkⅣ+24‐70mm/F4 レンズキットの再調整品です。アウトレットの
「再調整品」というのを購入するのは今回が初めてで、その定義がいまいちよくのみ込めてなく、
客の手で一度開封されたのち何らかの理由でメーカーに返品され、サービスの手で点検、再調整後、
新品同様に再梱包されたもの…って感じの品でしょうか。
その分新品を買うよりは割安で、今回のケースだと、レンズ代金(10万円弱?)分くらい
お得感がある感じですかね。それで早々に不具合が生じたり、壊れたりしたら元も子もない
わけで、これはもう賭けですわ。まあでも、新品を買っても、当たりが悪く、修理を繰り返す
ようなハズレもあり得るわけで…
本体、レンズ共に、外観のキズや汚れはなさそうです。問題は中身ですよね。これはもう
素人には初見ではまずわかりかね、あとはメーカー、サービスを信じるしかなく、できるだけ
長期間完動してくれるのを祈るだけです。
24‐70mm/F4 はすでに手元に一台所有済みのレンズです。なぜあえて同じ機種を追加したか
というと、このレンズはすでに製造中止となっていて、メーカー純正でこの手の軽量レンズは
今後手に入りそうになく(中古品以外では)、先を見越して買い増した形です。これまで
使ってきた同型レンズは、ひとまずバックアップに回ります。同様に本体は、今後はMark4
×2がメインとなり、二台あるMark3の一台はそのバックアップに回り、片方はマクロレンズを
装着したまま待機させ、マクロ撮影専門普段使い用機種とするつもりです。そして万が一
Mark4が再起不能な事態に陥れば、現役復帰することになります。
Mark4を追加購入する気になったのは、晩秋の旅で初使用し、基本概ね気に入ったからでして、
画素数に余裕があるのでトリミングするにも有利だし、現像ソフトDPP4との相性も良く、
現像に手間暇かける時間が短縮される等の利点があります。ただし、Mark3に比べるとバッテリー
消耗が激しく、電子水準器はオートオフしない、レリーズ専用端子が別箇設けられたのは
いいとして、位置が悪い上、カバーが小さいので使い勝手が良くない…等々、使用上不満が
なくはないとはいえ、この先Mark5登場は絶望的、慣れてつきあっていくしかないのです。
表題の通り、今回の新規購入で本体、レンズともにラストオーダーとなる予定です。というか、
そうなってもらわねば困るわけですが、形あるものはいつかは壊れる運命で、このまま
半永久に現況のラインナップで使い続けられるはずはなく、あとは修理補填および臨機応変に
買い直すなどするしかありません。レンズに関しては上記のモデル以外、手持ちのレンズ群は
現時点ではすべて現行品ですが、私の悲観的観測では、あと2年ほどですべて生産完了品となり、
以降の追加購入は中古品を探すしかないでしょうかね。
今回のことで、「ミラーレス化へ徹底抗戦!」と息巻きたいところながら、現実問題、新規開発が
望めない一眼レフ体制に固執するとお先真っ暗なのは間違いなく、どこで見切りをつけられるか
でしょう。私のカメラマン人生の終止符が先か、抵抗むなしくミラーレス機へ手を出しつつ
存命させることになるのか…
「再調整品」の烙印を押された外箱。
カメラ本体の違いは今のところ気がつかないけど、レンズに関しては購入時期がずれているので
その間仕様変更があったらしく、刻印のマークなど微妙に違っていて、レンズフードも型番が
変わり、先発が日本製だったのが後者では台湾生産品へと変更されています。
あと、以前カメラ単体で買った際にはついていなかった冊子形状の取説が付属していました。
途中からつかなくなった…のでしょうかね? 相当な分厚さで、読み応えありすぎです。電子版
取説は読む気にならないので、ほとんど目を通していませんでした。紙のほうにはさっとでも
一通り読む気でいます、今のところは…
逆にレンズの取説は入っていませんでした。やや特殊な使い方となる(マクロ撮影時など)
レンズなので、説明書がないのは不親切。単に入れ忘れたのか?
アウトレット品購入を今後もするかどうかは未定ですが、希望の品薄品を手に入れられるなどの
利点をうまく活かせるのなら、ひとつの選択肢として「あり」かもしれません。
献血Web会員サービス「ラブラッド」へ登録し、ネット予約の上献血してきました。
実は昨年末時点ではWeb登録しておらず、予約せず献血会場へ出かけたところ、
予約者が多数いてそちらが優先、待たされそうだったので取りやめ引き上げたのでした。
私のスタンスとしては、予約してまで献血に赴くのには少し抵抗感があり、当日あまり
体調が良くないのに、無理して出かける羽目になっても困りますし、できることなら
なるべくキャンセルはしたくないですしね。ところが、ますますWeb受付が優先される
気運が高まって、血液センターも会員登録数を増やしたい方向で躍起になっているし、
前回献血できなかった教訓も踏まえ、しかも、通常は献血協力で「たまご1パック」
進呈のところ、予約者には2パックいただけるというキャンペーンにも便乗し、
今回はWeb会員に新規登録し事前予約した上での献血となりました。
予約日の前日と当日に確認のメールが届けられるので、忘れる心配もなさそうだし、
万が一ドタキャンする場合でも殊更責めを負うこともないようなので、必要以上に
神経質になることもなさそうです。血液検査の結果も、これまでよりもずっと早く
4日後くらいにはメールで知らせてくれるのもいいですよね。
Web会員は献血カードが変わり、二種類のデザインから好きなほうを選べます。
さらに、近畿ブロック統一キャンペーン中とのことで、「USB加湿器」まで
プレゼントされました。私は加湿器を使用する習慣はないのですが、時期が時期ですし、
試しに使ってみますかな。景品をもらうために献血しているわけではないにせよ、
もちろん悪い気はしません。たまご2パックは、母がとても喜んでおります。
様々考え方はあるでしょうけど、Web会員に登録しておくことで、確かに大変便利に
なることは間違いないようです。献血をお考えの方は、一度ご検討してみてください。
マクロレンズを持ち出したついでに、冬の庭に咲く花々を接写してみました。
マユハケオモトの枯れた花に赤い実がなっています。
ビオラ。
たくさんの花を咲かせ目立ちまくっているサザンカ。そのせいかメジロがよく訪れ、
今日は同時に四羽やってきてにぎやかでした。たぶん二つつがいだったと思います。
八重咲のジュリアン。
カニサボテン。ピントの位置をわずかにずらせるだけでまったく別の雰囲気の写真になるので、
あーだこーだと撮り始めるとやめられなくなるんですよねえ。
ペチュニア。
そういえば今日、ご近所さんからふきのとうをいただきました。気づかないところで、
早や春の気配が漂い始めているのでしょうか。
この前お話したオンブバッタの幼生がその後も生き延びているようで、今日庭の菊の花に
いるのに気づき、マクロレンズを持ち出して撮影しました。機材は100mmマクロ+
EOS5DMark3の組み合わせです。
今日は穏やかな晴天で、撮影場所のひだまりのようなところでは暖かさを感じたほどです。
しかしこの冬の和歌山市はけっして暖冬ではなく、ここまで寒い日も多くて、昨日の朝は
零下まで気温が下がりました。そのような厳しい環境下、ここまで命をつなげているのが
とても不思議です。このまま春まで持ちこたえたらすごいですけどねえ。
角度を変えてさらに近づく。
近くにハナアブが飛んできて、蜜を吸い始めました。暖かさにつられて、潜んでいた虫が
動き始めたのですかね。
引いて、菊の花をたくさん入れてみる。遅ればせながら、今菊の花が見頃なんですよね。
同じく引きで、ハナアブを写してみました。
毎年恒例の「レンタルビデオ店会員証・更新時貸し出し一枚無料サービス」に乗っかって、
今回お借りしたのは「映画・けいおん!」です。テレビシリーズは第一期(高校入学時~
2年生)、第二期(たぶん2年生~3年生)とあり、続いて劇場版新作アニメ(高校卒業直前)
として公開されたのがこの作品だったようです。私は放映10周年記念として再放映された
第一期しか見ておらず、第二期の再放送を待ちつつ、先に劇場版を見ることになりました。
映画は軽音楽部オリジナルメンバー4人の卒業寸前の出来事を中心に進行し、この期に及んで
一期から部員数が増えず5名のままなので、4人が卒業すると2年生の梓(あずさ)ひとりだけが
残されることになり、部が存続するのだろうかと、まずはそこを心配しました。しかし、映画内では
いっさいそういった話題は出てこなくて、もしかしたら二期の中で、そのあたりの細々した
いきさつはすでに消化済みなのかもしれません。
新作として公開される劇場版に概ね共通して言えるのは、大きなスクリーンで上映されることを
意識しすぎ肩に力が入るのか、話が盛られすぎて、よそ行きのドラマになりがちなようです。
私の感触では、それがいいほうに作用することは稀で、たいていは空回りすることのほうが多く、
残念ながらこのけいおんの映画版でも、その傾向をやや感じました。第一期では、彼女らの
日常生活を丹念丁寧に、かつテンポよく描くことから生まれるお笑いには切れがありましたが、
映画では大振りが目立ち、ギャグシーンもいまいちタイミングが合っていないように思えたのです。
あと、劇場版で非日常感を増し、スケールを大きくみせる場面転換手法として旅行(合宿だったり、
修学旅行だったりとか)に出させるシーンを多々見かけますが、ここでも例外でなく、彼女らは
卒業旅行としてロンドンに出かけます。高校生の卒業旅行で「ロンドン」はありなの? お金持ち
お嬢様設定の紬(つむぎ)はともかくも、その他のメンツはそんな余力あるのかしら?というのが
素朴な疑問でしたし、さらに、いかに軽音楽部とはいえ、普通海外旅行にギターとかベースを担いで
いかないよねえ、ワールドツアー中のミュージシャンでもない限り。と思ったら、なんと現地で
演奏するシーンが二回もあって、なるほど、そのための布石だったのだなとはわかったけど、
三泊五日の短い滞在中に偶然からライブ演奏する羽目になる場面がしかも二回、かなり無理のある
ストーリー進行であることがこれだけでもわかります。
とまあ、テレビ版一期と比べ気になる点がいくつかあったので辛口の批評となったのですが、これも
テレビシリーズを大いに気に入っていることの「愛する気持ち裏がえし」でもあります。これまで
聞いたことのなかった、放課後ティータイム(彼女らのグループ名)のその他のレパートリーを
たくさん聞くことができただけでも良かったし、見る価値はありました。
そういえば、昨秋通勤途中の車内で聞いていたNHKラジオR1「三宅民夫のマイあさ!」内で、
放課後~の「ごはんはおかず」が流れ、三宅さんが「面白いタイトルの曲ですねえ…」みたいな
苦笑コメントを述べられていたのが印象に残りました。ニュース番組内での放課後~の登場に私も
驚きでしたが、確かこの日は深読み(特集)コーナーで「お米」の話題が取り上げられており、
三宅さんではなく、他のスタッフがこの曲を知っていてオンエアに至ったのではないかと思われます。
劇場版と言えば、「鬼滅の刃・無限列車編」が切り貼りされたうえで、テレビシリーズとして作り直され
放映されたのにも驚きでした。テレビ版を再編集し、映画化することは過去普通に見かけてきましたが、
逆はこれまであったのかなあ(私が知らないだけかも)。テレビシリーズとして再編されても、まったく
違和感なく楽しめたところもすごいと思いました。先ほどの話を蒸し返すと、このケースでは、特に
劇場版だからと力みすぎず、普段通りのクオリティ(それが相当高いので実現できたとも言える)で
テレビ版とあまり変わらないスタンスで映画も制作され、そのナチュラルさが史上最大の興行収入となる
大ヒットにつながったひとつの要因であった…と考えるのはどうでしょうか。現在放映中の「遊郭編」も
そのまま劇場版としても通用しそうなハイテンションですよね。
(このあと「忍風 カムイ外伝」の話をし始めたところ、長くなりすぎるので全文省略)
この冬の新作アニメ「平家物語」の番宣に山田尚子監督(けいおんの監督でもある)が出演されて
いました。想像していたよりもずっとお若くて、かつおきれいな方でした。出演する声優陣もおそろしく
豪華で、主演の悠木碧、早見沙織さんは、幼女戦記でもコンビを組んでいましたね。私の最近の実感では、
番宣を大々的に打つ作品は評判倒れに終わることが多く、逆にあまり期待しないほうがいい作品バロメーター
として要警戒するほどです。さすがにこの強力なスタッフメンバーだと外すばずがないとは思うのですが…
ひとまず冬アニメ最大の注目作としていいのには違いなく、できたら私のイチ押し五本目となるような
面白い作品に仕上がっていることを期待しています。
穏やかな晴天となった和歌山市です。冷え込んだ早朝は霜が降りて、屋根瓦が真っ白でした。
二番目に種をまいたコマツナ(小松菜)の三回目の間引きです。写真は作業後のもので、
これで最終形態とするつもりでありましたが、まだもう少し間引き足らないようにも思い、
様子を見て、もう一回軽く間引くかもしれません。
間引き菜。
三番目に種まきしたチンゲンサイの苗。込み合ったところを間引いておきました。
発芽が偏っているのは、発芽率云々でなく、まき方がいい加減だからでしょう。
適当で大雑把なまき方なので、ギュウ詰めなところが発生、あとで難儀するのは、
結局自分なんですよねえ。
おのればえしていた苗を鉢へ植え付けたら育ち、花を咲かせたペチュニア。途中から
玄関先(屋内)へ退避させておいたとはいえ、この寒空にすごい生命力です。
長持ちして咲き続けている胡蝶蘭の仲間。
カニサボテン。
匂いスミレが咲き始めました。
今度のオミクロン株の急拡大ぶりは、これまでの比でないようで怖いですよね。はたして
インフラが維持できるのかを心配しています。残念ながらこの冬も、巣ごもりしている
しかない状況になりそうです。
NHKBSプレミアムで放映された「吉田類のにっぽん百低山」で、初めて自分が
登った山が登場しました、福島県の猫魔ヶ岳(ねこまがだけ)です。懐かしかったので、
思い出話をしてみます。ただし、ずいぶん以前のこと、詳細は忘却の彼方ですが。
無職の旅第一期でしたね、約30年前のことです。ワイド周遊券で東北地方を回って、
南下し福島県に入ったのは5月下旬だったと思います。五色沼近くのユースホステルに
泊まり、翌日の目的は雄国沼へ行くことでした。何かのきっかけで雄国沼のことを知り、
行ってみたいと考えていたようですね。
バス(?)で登山口まで移動、山道を歩き雄国沼へ。類さんらと同じ登山口なのかなあ、
番組で紹介された沿道沿いの大きな休憩舎があったかどうかは覚えていません。沼周囲に
敷かれた木道でも人はまばらで、登山者はたぶん二組くらいいたかどうかでしょう。
時期が早すぎたのでしょうね、花(高山植物)を期待したのですがほとんど何も咲いて
いなかったように記憶します。
さて、そこから猫魔ヶ岳です。どうして登ろうと思ったのか? 今となっては定かでなく
(伝説の化け猫のお導き?)、元来た登山口へ戻ってもバス便がないので、山経由で
ユースまで歩いて帰るほうが早いと判断したのだと推察されます。猫魔ヶ岳への登山道は
いよいよひと気がなく、たぶんルート上誰にも会わなかったように思います。化け猫の
もののけの怖さに加え、熊との遭遇が恐ろしくて、山歩きをのんびり楽しむような余裕が
なく、緊張感一杯に早足で山頂を目指した記憶があります。
天気はそこそこ良くて、晴れたり曇ったりだったでしょうか。番組では山頂到着までしか
出てきませんでしたが、通過し、さらに歩みを進めるとやがて山道は有料道路(車道)へ
合流します。路線バスは走っておらず、道路沿いを歩いて下り、ユースのある五色沼まで
たどり着くつもりでトボトボと歩いていたら、しばらくすると道路パトロールカーが
止まってくれました。有料道路内を人が歩いているのに驚いたのでしょう。事情を話すと
同乗させてくれ、ユースまで送っていただきました。
今度は花の時期にと思いながら、結局それ以来訪れていない雄国沼。おそらくマイカーだと
もっと手軽に行ける場所だと思われるのですが。猫魔ヶ岳には登っているのに、すぐ近くの
百名山、磐梯山には登ったことがないという、私らしいお話でした。