秋田市内の今年の紅葉はほぼ終わって、冬のたたずまい。
以前何度か、秋田市ではあまり多くはないであろうエノキという木を取り上げた。
黄色に黄葉し、その時期は八橋一里塚のエノキでは、ケヤキより先であった。
今年もそうだった。
10月下旬。手前の低いのがエノキで半分以上落葉。後ろのケヤキは紅葉の盛り
ところが、11月に入ってから、土崎の「寺小山公園」の大きなエノキへ行ってみたら…
まだ青々としている!(後ろはJR貨物EF510形機関車)
手前の桜(ソメイヨシノ?)はもちろん落葉中
同じ町で生育するケヤキやイチョウでも、細かな環境あるいは個体差によって、紅葉や落葉の時期はずれるもの。
エノキもそうなんだろうけど、八橋一里塚ではケヤキより先に散っているのに、寺小山ではケヤキが散った後なのにまだ黄葉すらしていないとは、ずいぶん差が開いているもんだ。日当たりは寺小山のほうが良好だけど、一里塚も悪くはない。栄養状態かな。
寺小山のエノキは、長く生きているだけあって、微妙な加減で寒くなるギリギリまでがんばっているのかもしれない。
それから10日後。
黄色くなってきた
葉はこんな感じ
桜はとっくに全部落葉
さらに1週間ほど経っている現状は未確認だけど、そろそろ散っているのでしょう。
※翌2017年の状況はこの記事後半。
秋田市の官庁街、市立山王中学校の隣にある「山王第一街区公園」。
公園というよりは広場で、昔は地面が露出していたのに、知らぬ間に(今春の発見)クローバーことシロツメクサに覆いつくされていた。
ところが、夏にシロツメクサが刈られて、その後にはシバ系の草が繁茂して、ぱっと見は芝生っぽく(リンク先後半)なっていた。
その後。
11月上旬。ポプラが黄葉
11月に入ると、シバっぽい草も枯れ始めていて、全体に茶色っぽい。山王中学校側は緑が濃い。
以前からそうだったけれど、
草があまり生えず地面が見える部分も
シバの中を歩いてみた。
すると、ぬるっとした感触。
雨上がりだったものの、見た感じそんなに地面の水分はない。それに、ぬかるみに足を踏み入れた時のずぶずぶ感とは異なる、滑るようなぬるぬる感。
地面をよく見ると、
これは!(シロツメクサも少し生えている)
草の間にワカメのようなものがある。
広面近隣公園のハナショウブのそばとか、我が家の庭にもたまに出現する、「イシクラゲ」という藍藻のようだ。※藍藻とは、植物というより「光合成する細菌」の塊みたいなものかな。
「ナニコレ珍百景」の岡本信人さん(野草を食べるのが趣味)によれば、いちおう食べられる。
ここにこれがあるのは、あまり好ましいことではないだろう。【23日追記・強いて挙げれば、砂ぼこりの飛散防止とわずかな緑化・温室効果ガス吸収効果はあるはず】この公園をどう使いたい・使わせたいのかも含めて、来春以降の秋田市の対応が興味深い。
とりあえず、ここに足を踏み入れる時は、滑らないよう注意!
※2024年5月の状況。
以前何度か、秋田市ではあまり多くはないであろうエノキという木を取り上げた。
黄色に黄葉し、その時期は八橋一里塚のエノキでは、ケヤキより先であった。
今年もそうだった。

ところが、11月に入ってから、土崎の「寺小山公園」の大きなエノキへ行ってみたら…


同じ町で生育するケヤキやイチョウでも、細かな環境あるいは個体差によって、紅葉や落葉の時期はずれるもの。
エノキもそうなんだろうけど、八橋一里塚ではケヤキより先に散っているのに、寺小山ではケヤキが散った後なのにまだ黄葉すらしていないとは、ずいぶん差が開いているもんだ。日当たりは寺小山のほうが良好だけど、一里塚も悪くはない。栄養状態かな。
寺小山のエノキは、長く生きているだけあって、微妙な加減で寒くなるギリギリまでがんばっているのかもしれない。
それから10日後。



さらに1週間ほど経っている現状は未確認だけど、そろそろ散っているのでしょう。
※翌2017年の状況はこの記事後半。
秋田市の官庁街、市立山王中学校の隣にある「山王第一街区公園」。
公園というよりは広場で、昔は地面が露出していたのに、知らぬ間に(今春の発見)クローバーことシロツメクサに覆いつくされていた。
ところが、夏にシロツメクサが刈られて、その後にはシバ系の草が繁茂して、ぱっと見は芝生っぽく(リンク先後半)なっていた。
その後。

11月に入ると、シバっぽい草も枯れ始めていて、全体に茶色っぽい。山王中学校側は緑が濃い。
以前からそうだったけれど、

シバの中を歩いてみた。
すると、ぬるっとした感触。
雨上がりだったものの、見た感じそんなに地面の水分はない。それに、ぬかるみに足を踏み入れた時のずぶずぶ感とは異なる、滑るようなぬるぬる感。
地面をよく見ると、

草の間にワカメのようなものがある。
広面近隣公園のハナショウブのそばとか、我が家の庭にもたまに出現する、「イシクラゲ」という藍藻のようだ。※藍藻とは、植物というより「光合成する細菌」の塊みたいなものかな。
「ナニコレ珍百景」の岡本信人さん(野草を食べるのが趣味)によれば、いちおう食べられる。
ここにこれがあるのは、あまり好ましいことではないだろう。【23日追記・強いて挙げれば、砂ぼこりの飛散防止とわずかな緑化・温室効果ガス吸収効果はあるはず】この公園をどう使いたい・使わせたいのかも含めて、来春以降の秋田市の対応が興味深い。
とりあえず、ここに足を踏み入れる時は、滑らないよう注意!
※2024年5月の状況。