スーパーマーケット店内にある、店内で焼いているパン屋=インストアベーカリー。
イオングループの場合、地域や店舗によって、運営会社が異なり、商品も違う。総合スーパー「イオン(旧ジャスコ・サティ)」では、「パン工場」という店名であることがあるが、それでも運営会社は複数あるらしい。
東北地方では、フジパン系列「フジパンストアー株式会社」が幅を利かせているようだ。※商品ラベルの企業名はイオン側の名称のみ記載。【6日補足・フジパンストアー公式サイトで、同社運営店舗が検索できる。】
秋田県内では、イオンとイオンスーパーセンターに、フジパンストアーのパン工場が6店ある。余談だが、青森県では、さくら野の「ホルン」、カブセンター「パリクロアッサン」のように、フジパンストアーが違うブランドのインストアベーカリーも展開していて、なかなか複雑。
さて、他店は知らないが、イオン秋田中央店のパン工場では、毎週火曜日は、通常と商品が異なり、いつもより小さい惣菜パン・菓子パン・ドーナツを1個108円均一で販売する。他のお客に尋ねられて店の人が答えていたが、通常のパンは一切製造しないそうだ。
※昔は包装されていないパンをトングで各自取って専用レジに持っていく方式だったはずだが、新型コロナ対応なのか近年は、火曜日以外も含めて個包装・バーコードラベル付きになって、食品レジでも会計できるようになった。お客さま感謝デー5%引きも対象。
さらに、夕方になると、それらのパン7個(5~6個の場合もあるかも?)を大きい袋に詰めて、540円で売る。組み合わせはランダムで、袋は透明なので見えるものの、悩みどころ。【6日補足・消費期限はモノによってまちまちで、翌日以降のものもあるが、大袋では、便宜上当日限りと表示されている。】【13日補足・ちなみにラベルの商品名は「バラエティパック」だが、食品レジ・レシートでは「関連商品」という商品名で表示。】
それらの商品名は、「たっぷりショコラ」「レーズンボール」「バタフライ」など名前でなんとなく分かるもの、もしくは商品の姿を見れば理解できるものが多い。だけど、先日引き当てた袋の中に、そうでないものがあった。
100円パンの中では大きい
表面に砂糖が塗られていそうで、硬そうに見えてそこまで硬くはないパン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ba/1d354c1158bc620b4b8e2fd14f68fc4d.jpg)
ラベルは、
「ボルガ」
カット時につぶれてしまったけれど断面
中身は何も入っていない。
見た目通りの味だったけれど、ボルガって何?
調べると、ボルガとはロシアの「ヴォルガ川」のこと。
それがなぜパンの名前になったのか、ネット上に情報は少なく、信ぴょう性は不明だが、流域出身のパン職人が、異国で作って広めたという説はあった。
日本国内では、「ボルガ」や「ボルガパン」を名乗るパンがちらほらあって、2017年頃にはファミリーマートでも売られていたようだ。画像検索すると、だいたい似たような雰囲気のパンではあるが、ボルガであることを満たす条件は分からない。
しかし、同じパンは、別の名で売ることのほうが多い。
「スイートブール」。
またの名を「帽子パン」。
さらに別の名を「UFOパン」。
少数派では、以前取り上げたようにヤマザキの「スイートカスタードパン」、セブンプレミアムの「ブールパン」、そして秋田県湯沢市の菓子店くらたの「ドリーム」という名称で、類似のものがあった。※ヤマザキではスイートブールの名でも発売。
それらのパンは、パンの外周に、甘い“縁”が付いているのが特徴だと思っていた。それが、帽子やUFOの由来だろう。
ところが、パン工場のボルガには、縁がまったくない。それに他のボルガ類と比べると、まん丸ではなく楕円だし、ふにゃっとしている。それでもボルガと認められる(←誰によって?)のかどうかは知らないが、異端のボルガかも。あるいはこれこそ、真のボルガなのか。
縁がなければ、ただのちょっと甘いパンでしかないような気もして、それを食べる楽しみがないような。もっと小さくていいから、縁ありボルガを作ってくれてもいいかもしれません。
【2024年3月27日補足・パン工場の火曜日100円パンの変化】
2024年3月頃から、パンが袋入りからラップ包装(ドーナツなど一部を除く)に変わった。経費節減か。また、3月21日から価格が120円になったとのこと(21日は木曜で、100円パンはないはずだけど)だが、26日のバラエティパックの値段は変わらず。【4月9日追記】バラエティパックは6個入りに減った。
※イオン東北運営の食品スーパーでは、パン工場とはまったく別のインストアベーカリーがある。その商品。
イオングループの場合、地域や店舗によって、運営会社が異なり、商品も違う。総合スーパー「イオン(旧ジャスコ・サティ)」では、「パン工場」という店名であることがあるが、それでも運営会社は複数あるらしい。
東北地方では、フジパン系列「フジパンストアー株式会社」が幅を利かせているようだ。※商品ラベルの企業名はイオン側の名称のみ記載。【6日補足・フジパンストアー公式サイトで、同社運営店舗が検索できる。】
秋田県内では、イオンとイオンスーパーセンターに、フジパンストアーのパン工場が6店ある。余談だが、青森県では、さくら野の「ホルン」、カブセンター「パリクロアッサン」のように、フジパンストアーが違うブランドのインストアベーカリーも展開していて、なかなか複雑。
さて、他店は知らないが、イオン秋田中央店のパン工場では、毎週火曜日は、通常と商品が異なり、いつもより小さい惣菜パン・菓子パン・ドーナツを1個108円均一で販売する。他のお客に尋ねられて店の人が答えていたが、通常のパンは一切製造しないそうだ。
※昔は包装されていないパンをトングで各自取って専用レジに持っていく方式だったはずだが、新型コロナ対応なのか近年は、火曜日以外も含めて個包装・バーコードラベル付きになって、食品レジでも会計できるようになった。お客さま感謝デー5%引きも対象。
さらに、夕方になると、それらのパン7個(5~6個の場合もあるかも?)を大きい袋に詰めて、540円で売る。組み合わせはランダムで、袋は透明なので見えるものの、悩みどころ。【6日補足・消費期限はモノによってまちまちで、翌日以降のものもあるが、大袋では、便宜上当日限りと表示されている。】【13日補足・ちなみにラベルの商品名は「バラエティパック」だが、食品レジ・レシートでは「関連商品」という商品名で表示。】
それらの商品名は、「たっぷりショコラ」「レーズンボール」「バタフライ」など名前でなんとなく分かるもの、もしくは商品の姿を見れば理解できるものが多い。だけど、先日引き当てた袋の中に、そうでないものがあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/4f/f3efd0101210ad8a51a9d365a1b58073.jpg)
表面に砂糖が塗られていそうで、硬そうに見えてそこまで硬くはないパン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ba/1d354c1158bc620b4b8e2fd14f68fc4d.jpg)
ラベルは、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/01/89745da03b3668cc78d91ab8596c000b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/85/1b71cb173cffff917a2cf0f669d23cce.jpg)
中身は何も入っていない。
見た目通りの味だったけれど、ボルガって何?
調べると、ボルガとはロシアの「ヴォルガ川」のこと。
それがなぜパンの名前になったのか、ネット上に情報は少なく、信ぴょう性は不明だが、流域出身のパン職人が、異国で作って広めたという説はあった。
日本国内では、「ボルガ」や「ボルガパン」を名乗るパンがちらほらあって、2017年頃にはファミリーマートでも売られていたようだ。画像検索すると、だいたい似たような雰囲気のパンではあるが、ボルガであることを満たす条件は分からない。
しかし、同じパンは、別の名で売ることのほうが多い。
「スイートブール」。
またの名を「帽子パン」。
さらに別の名を「UFOパン」。
少数派では、以前取り上げたようにヤマザキの「スイートカスタードパン」、セブンプレミアムの「ブールパン」、そして秋田県湯沢市の菓子店くらたの「ドリーム」という名称で、類似のものがあった。※ヤマザキではスイートブールの名でも発売。
それらのパンは、パンの外周に、甘い“縁”が付いているのが特徴だと思っていた。それが、帽子やUFOの由来だろう。
ところが、パン工場のボルガには、縁がまったくない。それに他のボルガ類と比べると、まん丸ではなく楕円だし、ふにゃっとしている。それでもボルガと認められる(←誰によって?)のかどうかは知らないが、異端のボルガかも。あるいはこれこそ、真のボルガなのか。
縁がなければ、ただのちょっと甘いパンでしかないような気もして、それを食べる楽しみがないような。もっと小さくていいから、縁ありボルガを作ってくれてもいいかもしれません。
【2024年3月27日補足・パン工場の火曜日100円パンの変化】
2024年3月頃から、パンが袋入りからラップ包装(ドーナツなど一部を除く)に変わった。経費節減か。また、3月21日から価格が120円になったとのこと(21日は木曜で、100円パンはないはずだけど)だが、26日のバラエティパックの値段は変わらず。【4月9日追記】バラエティパックは6個入りに減った。
※イオン東北運営の食品スーパーでは、パン工場とはまったく別のインストアベーカリーがある。その商品。