広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

大橋小橋2001

2023-06-10 23:09:33 | 昔のこと
これまで、2001年まで使われていた先代(=初代)の秋田大橋、秋田大橋の北隣にある(あった?)「秋田小橋」、秋田小橋のたもとにあった自転車屋さんが更地になったことを記事にしてきた。
今回は、それらに関連した、2001(平成13)年12月29日15時過ぎ、右岸・茨島側で撮影した写真を紹介。

2代目秋田大橋は2001年11月22日供用開始。
初代の橋は、通行止めされたもののしばらくそのままにされ、2002年度と2003年度にかけて解体された。
(再掲)現在。東側歩道から南(小橋・大橋)方向
大橋が下流側(西・上の写真右)に架け替えられたため、接続する道路もそれに合わせて右へ付け替えられた。その分、東側歩道の外にスペースが生じた。
2001年。上の写真よりは若干、南(先方)で撮影
今、松が植えられている植樹帯は整備されたばかり。そして、自転車屋さんは営業中。

かつての道路脇ギリギリ、というか道路外に当たる位置には、
「秋田小橋」の看板。端が折れている
幹線道路の大きな橋の手前にはよくあるヤツ。道路管理者管轄の案内標識で、信号機に設置される、いわゆる交差点名と同じ「主要地点」ということになるのか。
現在は大橋にしか設置されていないが、以前は小橋にもあった。
(再掲)2代目「秋田大橋」の標識

初代秋田大橋にも「秋田大橋」。これも道路外側に設置
先日取り上げた、長野市の交差点名と同じような、昔は普通だった手書き文字。


大橋と小橋で筆跡がそっくりなので、同時期かつ同じ人の手によるものだろう。

逆光ですが元道路のど真ん中。現役当時は無理なアングル
通行止めのバリケード際から、ぐっとズームすると↓
トラスの重なりが美しい
っていうか、廃止されて通行止めの橋を、買い物袋を下げて歩いて渡っている父さんが!!

この時点では、単に封鎖されたのみだったので、実質的に危険はない。
それに、この日の新しい橋の歩道は、積もった雪が凍結してツルツルになっており、滑りやすかった。古い橋は、ザクザク状態で歩きやすかったはずで、実態としてはむしろ安全ではあったのだが。
この人は、認知症ぎみで…とか、実は一休さんで…(「端」を渡っているけれど)とかではなく、歩きやすさ(+名残惜しさ)から、意図的にそうしていたのだと思う。ちょっとうらやましくも思えたが、決まりを守らないのはよろしくない。

この翌年度は、北側半分だけ撤去された。南側から渡っていくと、雄物川の真ん中に落下することになるわけだが、そこはさすがに、より厳重にバリケードが置かれていたと記憶する。
もう21年半も前の風景でした。
コメント (4)
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