秋田市内を東西に走る道路は、細い道路であっても地下道で線路(奥羽本線や羽越本線)と交差している箇所が多い。秋田貨物駅や車両基地へ出入りする線路などのため鉄道用地の幅が広く、踏切では渡りきれないからかもしれない。(むしろ市道より県道の方が踏切が多い)
泉・外旭川地区、楢山地区などの古くからある市道の地下道は、どこも似たような構造で、薄暗く(壁面を明るい色に再塗装したけどやっぱり暗い)、歩行者の空間が狭く、なんとなく汚く、あまり歩いて通りたいとは思えない。通学路やバス路線になっている所もあり、車で通る時も充分注意したい。
古い地下道の上をこまちが通る。アンバランス!
【2013年6月19日追記】この記事のコメントでやり取りしているように。ここをE3系の後継車両、E6系が通るとこうなる(リンク先後半に画像あり)
さて、今年初めにその1つ、楢山地区の地下道を通った時は気付かなかったが、先日通ると、おそらく新設されたであろう2つのモノに気付いた。
1つ目は「冠水注意」看板と回転灯
このタイプの地下道のもう1つの特徴として、ちょっと大雨が降ると水浸しになり、通行止めになってしまうことも挙げられる。
泉地区の地下道には、水に浸かると「冠水 通行止め」などという文字が出て、赤い回転灯が点灯する装置が20年以上前に設置された。
この楢山の地下道には、それがなかったような気がしたが、新たに設置されたのだろう。電動部分は回転灯だけで、泉地区のよりも簡易になっているが、維持費用も安くなるだろうしこれで充分。
でも、看板は「注意」だけで、「通行止め」かどうかには触れていない。回転灯も赤から黄色になっている。「水浸しになってることは教えるけど、通るかどうかは自己責任で」ということ?
※その後、別の冠水を知らせる方策もされた。
2つ目は、
入口左側にある、光が当たると反射する青い看板。
「緊急時は箇所番号を伝えてください 秋田市-9」
下には110番、119番と秋田市役所の代表電話番号が表示されている。
車が壁面などに衝突して、列車の運行に支障がありそうな場合などに、通報してもらおうということだろうか。
秋田市の道路維持担当課の直通電話番号でなく、代表番号を記載したのは、夜間・休日の対応を考慮してだろう。
他県では、地下道に「衝突した場合は連絡してください」と鉄道会社の電話番号が記載された看板があったのを見たことがある。また、全国的に踏切には故障時の連絡先が記載されているし、JR東日本秋田支社などでは「奥羽本線No.5 泉踏切」などと踏切に付番して、通報時に伝えるようにも書かれている。
それらと同様の趣旨で、道路管理者である秋田市が、地下道の付番と連絡先の明記を行ったのだろう。【8日訂正】秋田県道の地下道にも同じ表示がありました。
書いていることに従えば、110番や119番に連絡する時も、箇所番号を伝えることになる。でも、警察や消防に「秋田市の9番で事故です!!」とか言っても伝わるかな?
地下道の名称もしくは所在地名を表記してくれると、より確実に意思疎通ができると思うし、案内標識的な役目もできそうだけど。
老朽化して通行止めになっている橋の架け替えに何年もかかったりして、秋田市の道路管理は褒められる点ばかりではない。でも、僕としては、全体的に見て某県の県道の道路管理に比べれば、秋田市の方がずっとよくやっていると思う。地下道の表示にしても秋田市が道路を大事に維持・管理していることの現れだと思う。
市民である我々も、小さなことであっても気付いたことがあれば、管理者に伝えるべきだ。我々みんなの公共物であり、我々が利用する道路であり、我々の税金で造られて維持されているのだし、職員だけで全箇所の状況を把握することは不可能なのだから。
そういうことも、今流行りの「住民協働(市民協働)」とかいうヤツの1つだと思うんだけど、役所側にもその意識はあまりないようだ。
※その後、すべての番号と場所が判明しました。こちら
* * *
さて、前回の記事後半の秋田県道の融雪工事について。
山王十字路南側の通称新国道(県道56号線)の歩道は、融雪装置の配管・埋設が済んで稼働し始めたが、その上に舗装がされず、セメント(?)のまま放置されていた。
前記事の写真は2月19日撮影したものだったが、今日、久しぶりに通ると、やっとアスファルトの舗装が行われていた。
南(ドン・キホーテ)側から舗装工事が始まり、今日は北都銀行事務センター前まで舗装が済んでいた(上の写真が境目)。工区の半分ほどだろうか。車道1車線は、引き続き全工区に渡って塞がれている。
この分でいけば、予定の3月19日までには終われそうだ。【4月2日追記】ところが実際は…
泉・外旭川地区、楢山地区などの古くからある市道の地下道は、どこも似たような構造で、薄暗く(壁面を明るい色に再塗装したけどやっぱり暗い)、歩行者の空間が狭く、なんとなく汚く、あまり歩いて通りたいとは思えない。通学路やバス路線になっている所もあり、車で通る時も充分注意したい。
古い地下道の上をこまちが通る。アンバランス!
【2013年6月19日追記】この記事のコメントでやり取りしているように。ここをE3系の後継車両、E6系が通るとこうなる(リンク先後半に画像あり)
さて、今年初めにその1つ、楢山地区の地下道を通った時は気付かなかったが、先日通ると、おそらく新設されたであろう2つのモノに気付いた。
1つ目は「冠水注意」看板と回転灯
このタイプの地下道のもう1つの特徴として、ちょっと大雨が降ると水浸しになり、通行止めになってしまうことも挙げられる。
泉地区の地下道には、水に浸かると「冠水 通行止め」などという文字が出て、赤い回転灯が点灯する装置が20年以上前に設置された。
この楢山の地下道には、それがなかったような気がしたが、新たに設置されたのだろう。電動部分は回転灯だけで、泉地区のよりも簡易になっているが、維持費用も安くなるだろうしこれで充分。
でも、看板は「注意」だけで、「通行止め」かどうかには触れていない。回転灯も赤から黄色になっている。「水浸しになってることは教えるけど、通るかどうかは自己責任で」ということ?
※その後、別の冠水を知らせる方策もされた。
2つ目は、
入口左側にある、光が当たると反射する青い看板。
「緊急時は箇所番号を伝えてください 秋田市-9」
下には110番、119番と秋田市役所の代表電話番号が表示されている。
車が壁面などに衝突して、列車の運行に支障がありそうな場合などに、通報してもらおうということだろうか。
秋田市の道路維持担当課の直通電話番号でなく、代表番号を記載したのは、夜間・休日の対応を考慮してだろう。
他県では、地下道に「衝突した場合は連絡してください」と鉄道会社の電話番号が記載された看板があったのを見たことがある。また、全国的に踏切には故障時の連絡先が記載されているし、JR東日本秋田支社などでは「奥羽本線No.5 泉踏切」などと踏切に付番して、通報時に伝えるようにも書かれている。
それらと同様の趣旨で、
書いていることに従えば、110番や119番に連絡する時も、箇所番号を伝えることになる。でも、警察や消防に「秋田市の9番で事故です!!」とか言っても伝わるかな?
地下道の名称もしくは所在地名を表記してくれると、より確実に意思疎通ができると思うし、案内標識的な役目もできそうだけど。
老朽化して通行止めになっている橋の架け替えに何年もかかったりして、秋田市の道路管理は褒められる点ばかりではない。でも、僕としては、全体的に見て某県の県道の道路管理に比べれば、秋田市の方がずっとよくやっていると思う。地下道の表示にしても秋田市が道路を大事に維持・管理していることの現れだと思う。
市民である我々も、小さなことであっても気付いたことがあれば、管理者に伝えるべきだ。我々みんなの公共物であり、我々が利用する道路であり、我々の税金で造られて維持されているのだし、職員だけで全箇所の状況を把握することは不可能なのだから。
そういうことも、今流行りの「住民協働(市民協働)」とかいうヤツの1つだと思うんだけど、役所側にもその意識はあまりないようだ。
※その後、すべての番号と場所が判明しました。こちら
さて、前回の記事後半の秋田県道の融雪工事について。
山王十字路南側の通称新国道(県道56号線)の歩道は、融雪装置の配管・埋設が済んで稼働し始めたが、その上に舗装がされず、セメント(?)のまま放置されていた。
前記事の写真は2月19日撮影したものだったが、今日、久しぶりに通ると、やっとアスファルトの舗装が行われていた。
南(ドン・キホーテ)側から舗装工事が始まり、今日は北都銀行事務センター前まで舗装が済んでいた(上の写真が境目)。工区の半分ほどだろうか。車道1車線は、引き続き全工区に渡って塞がれている。
この分でいけば、予定の3月19日までには終われそうだ。【4月2日追記】ところが実際は…
交通量が多い新国道の舗装は出来るだけ早く終えて貰うのが有り難いですが、少しずつでも進んでいるようなので、気長に待つとしましょう。
きれいで広い明田地下道なら様になりそうですが。
新国道は約束の3月19日までにはできそうですね。始まってしまえば早いみたいです。
ここのトンネルの上、こまちが通ってたなんて!!ここ南中の裏通りのトンネルだよね??それとも外旭川??
怖いわぁ。。。普通の線路を走る新幹線って珍しいよね・・・だから車より遅いんだ。
明田地下道にもこの青い標識あるけど、何て書いてあるのか見えませんでした。やっぱりそういう意味だったんだ。
確かに私が中学の時、ここ水が張って、車が浮いてたのを覚えてます。そんな時もあったのね~。
隣の橋は新しく造り直してますが、この地下道は古いままで、何となく怖いですね。
車庫に出入りする回送列車は、ここをものすごくゆっくり通るんです。全力疾走すれば追い抜ける位の速度で。だから写真が撮りやすかった!
明田地下道。実はさっき、青い看板がないか見に行ったんです。
でも見つけられずに帰ってきたのですが、あどれさんのコメントを見て、撮った写真を見直したら「秋田市-8」ってヘンな位置に貼ってますね~
現場では気付かなかった! ありがとうございました。撮り直ししなきゃ。
そっか。あどれさんにはこの辺の地下道に思い出があるんですね。
僕は天徳寺の方がなじみがあります。後で記事にしようかな…