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手形新栄町街区公園完成

2021-04-27 00:07:06 | 秋田の季節・風景
秋田駅の北側では、線路の東西とも区画整理事業が行われていて、両側を結ぶアンダーパスも建設中。
そのため、東側の線路沿いの道は2020年始から通り抜けられなくなっている。
通行止め区間に隣接する北側のわずかな区間では、2018年に車の通り抜けができなくされ、現在も変わらず。
そのさらに北では規制なく車も通り、昔からある歩行者専用屋根付き跨線橋付近で区画整理エリアは終わり、昔からある道路につながって、手形陸橋の下をくぐって、秋田大学方面へ。

区画整理で新しい住宅が立ち並んでいく中、歩行者用跨線橋の南側の一角は、長らく空き地だった。
(再掲)2018年。左手前の草地
昨年度、そこで工事が行われて、現在は、
上写真と同じ向き。右が線路、奥が秋田駅
公園ができた。

大きさからして「街区公園(旧・児童公園)」だけど、街区公園にしてもちょっと小さめ。
正方形のように見えるが、道路が直交しないので、台形に近いいびつな四角形。

この公園の名前は?
4辺とも公道に面し、線路側を除く3辺に出入口があるが、とりあえず現時点では標柱はない。【5月下旬までに北側に設置された。続編にて】
区画整理事業の計画図を見ると、薄く表示されていた。
「手形新栄町街区公園」、1070平方メートルとのこと。
ここは手形字山崎かと思いきや、たしかに手形新栄町の隅っこ。


秋田市に新しい公園ができるのは、久々。特に駅周辺の古くからの一帯ではかなり久々。
2020年度末で、秋田市管理の街区公園は179あるらしい。
新しい仕様の標柱を紹介した、2013年度供用開始のいくつかの街区公園の後、ずっと新設がなかったが、2020年4月13日に12公園が増えていた。市サイトの一覧によれば、新屋大川町など、市管理でなかった公園的な場所が、市に移管されて街区公園になったようなのもありそう(後で忘れなきゃ行ってみよう)。
その12の中に「手形新栄町街区公園」があった。実際には1年遅れたってこと?

秋田市では、街区公園といってもさまざま。遊具がない公園なんかもある。
ここは、ベンチ、屋根付きベンチ、水飲み場、遊具はブランコと、滑り台の後方にハシゴとか台とかいろいろくっついた長いもの。公園の広さにしては充実していると言えよう。
滑り台は波打っていて、右側は蒸気機関車をモチーフにしているようだ

奥が屋根付き歩行者専用跨線橋、さらに奥に手形陸橋
園内は通路部分はブロック敷きで、ほかは芝が張られている。
遊具がある中央部分の芝にはロープが張られているので、遊具や屋根なしベンチはまだ使えない。立て札があって、
「芝生養生中のため、4月28日までは芝生内に入らないでください。」
都市整備部の区画整理事務所ではなく、やはり公園は建設部公園課の管轄か。

ということは、近日オープンだ。28日以降は雨の予報だけど。それ以前に現在は晴天続きで乾燥していて、この状態の芝を開放していいのかなとも思う。変更されるかも。
一方、屋根付きベンチはブロック部分なのでロープがなく、公園自体の立ち入り規制もないので、すでに供用は開始されているととらえていいのでしょうか【27日補足・前述の通り、書類上は1年前に供用開始されているみたいですが】。

芝以外の公園内の植物。ケヤキや桜などはない、面積の小ささ、落ち葉や剪定の管理の問題もあるだろうし、安全のための見通し確保もあるのだろう。おおむね線路側を除く外周の芝生には、
秋田市の花・サツキ
すべての株が、小さくて朱色っぽい赤い花を付けていた。ツツジでなく、しかもこのタイプの同じ花色のサツキで統一した公園は、ほかにあまりないかも。
それにしても、ツツジさえまだ咲いていない秋田市なのに、ここのは花盛りどころか終わりかけている。温暖な南の土地(例えば愛知県などは苗木産地)で育てられて、届いて植えたばかりの木なのでしょう。

公園外周の道路との仕切りは、膝丈くらいの濃い茶色の柵。
今年度、秋田県道の一部の交差点に設置された安全柵と同じものではないだろうか。
車両通行止め区間北端から
上記の通り、公園の線路側には出入口がない。間に道路をはさんで、公園内から奥羽本線が見える。
ちょっと不安なのは、公園にいる子どもが、通りかかった列車に気付いて近くで見ようと、高くはない柵を飛び越えて道路に飛び出すことがないか。
見通しはいいし、現段階では先が車両通行止めなので通行量は多くはないけれど。

秋田駅の南側では「こまち公園」と通称される、列車見物の場としても人気だった「拠点第一街区公園」がある。あちらは街区公園にしては広大。
しかし、間のJRの土地に、2018年にクリニックが建てられて、ほとんど見られなくなってしまっている。
これからはこっちの公園のほうが、列車見物にふさわしくなりそう。こまちは見られないけれど。
【27日補足】公園から線路までの距離は、手形新栄町街区公園のほうが近く、間近で見られるし、踏切の音も聞こえるはずで接近も分かりやすい。先週末は、男の子が1人ベンチに座って、のんびりと列車を眺めていた。

なお、現時点では、秋田駅から2番目に近い公園がここになるはず。区画整理事業では、東西とも、ここよりも駅寄りに街区公園ができることになっているので、いずれその座を明け渡すことになる。

芝生開放後の状況はこの記事後半。
※この公園などにある新しい水飲み場と、その蛇口について

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2 コメント

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来るたびに変わる (FMEN)
2021-04-27 22:32:28
このあたり、来るたびに変わりわけがわからないと思っていたり。
何度も経過を追っていらっしゃるポイントで記してくれてますが、電車に乗ると市営バスが方向幕を回して休んでた場所をいまでも記憶にあります。
電車からよく見え、そこにあった右カーブの警戒標識の前で休んでるイメージで標識が目安なんだなとひとりで思ってました。
いつも右カーブの標識の前にいたので。
どうやら10年封鎖のぶっとい道だったあたりなようですが。
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これからも変わりそう (taic02)
2021-04-28 00:02:03
しばらく放ったらかしと思ったら着工していたり、思いもよらない道ができていたりするものです。今後もそうでしょう。
バス待機は記憶にないです。2000年代ということでしょうか。カーブとなれば、公園より駅寄り、アンダーパス建設中の辺りでしょうかね。さらに少し駅寄り、Weロードの下で小型バスがいるのは記憶にありますが。
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