慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

左翼の人物と事件4(小林多喜二氏・宮本顕治氏)

2020年01月04日 | 左翼右翼
小林多喜二氏

 ☆権力に殺害された結果、期せずして伝説となった作家
 ☆現代ても、日本共産党の支持者やシンパから、愛されている作家小林多喜二氏
 *権力による弾圧の悲劇を語り継ぐための大きな存在になっている

貧因と向き合う
 ☆小林多喜二氏は、多くの労働者たちの姿を見ながら育った
 *苛酷な開発工事に従事する労働者たち
 *タコ部屋から逃げ出すといった事態も珍しくなかった
 ☆貧しさと、働くことの厳しさを目の当たりにしてきた多喜二氏
 ☆共産主義的な思想に傾いていったのは、自然ななりゆきだった
 ☆多喜二氏は、北海道拓殖銀行に就職するが、小説を書いた
 *『一九二八年三月十五日』という小説が大きな反響を呼ぶ
 *治安維持法で、左翼を大弾圧した「三・一五事件」を題材にした作品
 *特高警察の度の過ぎた権力行使を決定づける事件を書いた作品
 *特高では殴る蹴るどころか、女性活動家への性的拷問さえ行われた
 ☆その後、多喜二氏は代表作といわれる『蟹工船』を発表した
 ☆多喜二氏は、プロンタリア芸術ムーヴメントの中心となる
 ☆多喜二氏は、非合法だった共産党シンパとしての政治活動にも足を踏み入れた
特高警察の体質
 ☆多喜二氏は、宮本顕治らとともに、東京で地下活動に入っていった
 ☆プロンタリア文学の作家たちが続々と逮捕されていく
 ☆多喜二氏は警察官に捕えられ、築地署に拘引される
 *名のある作家への、過酷な取調べが始まった
 *彼らの拷間が、残酷なものであった
 *多喜二氏は、遺体となって馬橋の家に運ばれる
 ☆治安維持法での左翼勢力の弾圧
 *天皇制国家を守るためという大義があった
 ☆密室で被疑者を拷問死に追い込む特高警察官
 *権力者の醜い特権意識に根ざすものでしかない
 ☆多喜二氏の死は、横暴な権力の犠牲として象徴的な出来事であった

宮本顕治氏

 ☆立花隆が『文藝春秋』に連載した「日本共産党の研究」タブー「スパイ査問事件」

硫酸、焼け火箸
 ☆日本共産党中央委員宮本顕治氏ら4名の関与が疑われていた事件
 *党員を監禁して暴行を加え、2人のうち1人を死亡させた、アジトの床下に埋めた
 ☆暴行は焼け火箸や硫酸も使った陰惨なもの
 ☆宮本顕治氏らは逮捕され治安維持法違反、殺人・同未遂、死体遺棄で起訴された
 *裁判では無期懲役に処せられた
 ☆立花の記事が出て事件が話題になる
 *スパイ査問事件を巡る立花vs共産党の論争は長く続いた
 *宮本氏らとこの査間に加わった古参共産党員・袴田里見
 *リンチ、暴行はあったと発表
 *袴田はこの発言で共産党を除名された
多数のスパイが暗躍
 ☆事件当時の共産党は君主制の廃止、天皇制の打倒を主張していた非合法団体
 *治安維持法は共産党を対象につくられたもの
 ☆共産党の内部に特高警察のスパイが潜入していた
 ☆伝説的な”スパイM”によって党は壊滅的な打撃を受けた
 *党員の逮捕はおおむねスパイの暗躍によるものだった
 ☆共産党も、コミンテルン経由で入手した拳銃などで武装していた
 ☆不破、志位体制が成立し、宮本氏の影響力が消滅する
 *論争もいつしかなくなってしまった
 ☆宮本氏は、共産党系の代々木病院で老衰のため死去した
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『日本の右翼と左翼がわかる本』












左翼の人物と事件4(小林多喜二氏・宮本顕治氏)
(『日本の右翼と左翼がわかる本』記事より画像引用)


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天皇を教えない教科書2(17条憲法・元号・教科書検定他)

2020年01月04日 | 天皇論
天皇を教えない教科書

「十七条憲法」のすごさ
 ☆「十七条憲法」では、天皇よりも仏教に重きを置く
 ☆「和を以て貴しと為す」条文
 *仏教よりも、民主的な概念に重きを置いている
 *豪族同士の血で血を洗う争いをやめようとしている
 ☆「冠位十二階」の条文
 *能力によって人材を登用しようとしている
 *有能な人は出世させて仕事をさせようとしている
 ☆「十七条憲法」民主的な発想です
 ☆現代の民主主義とは少し違いますが、時代を先取りしている
 ☆明治天皇による「五箇条の御誓文」も同じ精神
 ☆聖徳太子から明治天皇までこの精神が貫られ、その中心は天皇
 ☆日本の民主主義を支えてきたのが、天皇という存在であつたから
元号を教えない日本
 ☆教科書での、年表の見方の解説
 ☆年表でできごとを表すのに「西暦」を用いている
 *イエス、キリストが生まれたと考えられた年を西暦1年と数えている
 ☆年表の100年ごとの目盛りをひとまとめ「世紀」
 ☆日本の歴史では、「奈良時代」「江戸時代」などと表現している
 *国の政治が行われた場所などで時代が区切られ、名前がつけられている
 ☆日本の教科書では、元号を教えていない
 *「天皇の時間」を生きることを苦痛として裁判に訴えた人もいる ‐
 ☆イエス・キリストが生まれたと考えられた年を西暦1年とは書いてある I
 * 「キリストの時間」はよいが元号は教えない
戦後初の教科書には神武天皇が記載されていたが現在は?
 ☆戦後すぐの教科書を見てみると、今の教科書と違う
 ☆日本の歴史の始まりにおける天皇の位置づけの説明がある
 *この部分を書いたのは教科書裁判で有名な家永三郎氏
 *この時、「神武天皇」の記述が問題になった
 ☆日本は神話と結びついた国名であり、神話につながる歴史を持っている国
 ☆現在の教科書では、神武天皇は記載されていない
 ☆初代の天皇を書かなければ、日本の歴史は理解できない
家永三郎氏が書いた戦後の教科書
 ☆昔の左派である家永氏が書かれた教科書
 *聖徳太子は、推古天皇の摂政だときちんと書かれている
 *元号についても説明している
 ☆教科書は近年になってどんどんおかしくなってきている
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
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私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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出典、『「日本国記」天皇論』




天皇を教えない日本の教科書2(元号・教科書検定他)
(ネットより画像引用)




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