
☆前川前事務次官コメントする
*加計学園問題に関する首相官邸のキーパーソンと
*全体を統括する立場にいたのは、和泉首相補佐官と思うと
*国土交通省の元技官を「行政を歪めた司令塔」と名指しする
☆和泉氏は、前川氏を官邸に呼んだ
*総理の代わりに、私が言うと述べ文科省に圧力を掛けたとされる
☆前川氏は、和泉氏を「陰の実力者」と見なす理由を述べた
*萩生田副長官は頼りになる文教族で、調整してもらいたかった
*大臣も副大臣も事務方もそう期待していた
*萩生田副長官は、文科省に働きかける側に回り、我々の側にいなかった
*これはもう抵抗できない、後は敗戦処理しかないと考えるしかなくなった
*萩生田副長官が、二週間で立場が変わった理由は不明とした

☆副長官は、文科省の権益を守る側から、文科省を抑える側へ「寝返った」
☆首相側近の政治家が、首相ブレーンの元官僚の「差配」に従う
*「総理の意向」を押し通す官邸主導の調整に動きだした
☆首相の「虎の威」を借りる
*副長官より上位の発言力を持つ補佐官が実権を振るっている
☆菅義偉官房長官とある意味「対等」か、時に上回る権勢を振るう構図と重なる
☆和泉氏の役割は政策実現の司令塔にとどまらない
*官邸は前川氏が告発へ動き出したと察知する
*読売・産経両紙に前川氏の「出会い系バー」通いを漏らして取材させた
*和泉氏は、スキャンダル情報やメディア操作など公安権力も束ねて
*抵抗する前次官に圧力を掛けるのも厭わない「裏の汚れ役」を兼ねていた
☆和泉氏は、「内閣官房での調整力を買われ」野田政権で国家戦略担当
*本来なら、払い箱だが、異例にも安倍内閣の首相補佐官へ横滑りした
☆菅官房長官が「政官財の広い人脈と政策実現の異能の才」を評価して引き留めた

☆和泉補佐官の担当はけた外れに幅広い
*公共事業費の担当、国家予算の6,2%
*社会保障費約33%
(和泉氏は、「健康・医療に関する成長戦略等の政策担当」も兼務する)
*「地方創生」地方交付税交付金約16%も担当
☆三分野で実に総国家予算の半分以上、実質的には歳出の約7割以上の担当分野
*国家予算の25%が国債返済金
☆スーパー官僚だが、「異能」で片付けるには権限の大きさが破格すぎて不自然
☆お株を奪われた財務省幹部が、忌々しげに解説する
*奥の手、禁じ手も駆使しながらさばく手腕が官僚離れしている
*昔なら業界がやっていたことを、技官上がりが官邸に常駐して調整する

☆森金融庁長官が、和泉氏の推薦文日経ビジネスにを寄稿している
*和泉氏の名前を知らない霞が関の幹部職員はほとんどいないだろう
*国会に呼ばれるわけでもなく、政治家でも知らない議員が多い黒子
*各省庁幹部で知らない者はいない
*和泉氏がいかに行政の裏面を操る「黒幕」かを表現している
☆首相に助言する非常勤国家公務員の内閣官房参与
*その中には、和泉氏の政策遂行を支援するブレーンが目に付く
☆安倍政権の財政運営は、まともに行われているのかと不安になってくる

☆和泉氏と文科省の因縁は、東京五輪の新国立競技場建設を巡る混乱で始まった
*本来ならスポーツ行政なので文科省の所管
*最初の大型発注、旧国立競技場の解体工事でトラブルが続出
☆安倍首相が計画を白紙撤回し、担当を文科省から国交省に変えた
*新たに全体を統括することになったのが和泉補佐官
*官邸は「巨大土建事業のノウハウを持たない文科省の失態」を宣伝した
*関係者の間では「その全体が和泉氏の謀略だったのでは」とささやかれた
☆代替案が決まるまでの間
*前川氏の実家が「前川製作所」が、巨大エアコンを独占受注との噂も流れた
*人事問題で揺さぶり、マスコミを使ってスキャンダルを仕掛ける
*OBを造わして圧力を掛ける
☆家計学園が特区を「落札」するまでの経緯と瓜二つでは
☆「官邸伏魔殿の主」と呼ぶべきか.政治主導を装う安倍官邸
☆予算遂行の「裏権力」は、秘書官・補佐官の役職「超スーパー官僚」たちが握っている


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首相補佐官・和泉洋人氏(ネットより画像引用)