慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

この国の深淵をのぞく2(学習院)

2020年03月02日 | 天皇論
「皇族教育機関」の終焉

 ☆目白駅からほど近くに学習院大学の正門がある
 *門標「學習院大學」は、第18代院長安倍(哲学者)の揮毫
 ☆安倍は、敗戦で存廃の岐路に立たされた学習院を再興した「中興の祖」
 ☆奥には小さな「乃木号碑」が建つ
 ☆乃木は幼い昭和天皇に質実剛健の明治精神を説いた
 ☆乃木と安倍という、戦前と戦後を代表する名物院長の足跡
 *校舎群のはざまにひっそりと遺されている

止まらぬ皇族の学習院離れ
 ☆戦後も近年までは皇族も例外なく学習院に学んだ
 ☆内親王のほとんども同窓の旧皇族・華族と結婚した
 ☆学習院も伝統をどう保持するかという難題を抱える
 *近年は女性皇族の学習院大学離れが目立つ
 ☆波紋は初等科と幼稚園の志願動向にも影響を及ぼした
学習院の皇室との伝統的蜜月時代は終わった
 ☆天皇の孫世代の最年少で唯一の男子悠仁親王
 *お茶の水女子大附属幼稚園から同小学校に入学する
 *将来は、学習院に皇族の在籍がなくなる可能性も出てきた
 ☆学習院と皇室との蜜月関係が続く時代は終わった
 ☆学習院の初等科合格発表、後に慶應義塾幼稚舎などが発表される
 *多くの辞退者が出る
 ☆高等科と女子高等科の各200人の卒業生
 *半分近くの学生が、早稲田・慶應・明治・立教。青山学院など他大学に転じる
 *残りが、学習院大に進んでも、他校出身者が入学してきて大学では少数派になる
 ☆学習院といえば、幕末に公家の学習所として出発した
 *宮内省管轄の華族学校をルーツとする
 *「皇室ブランド」と大らかな校風が強みだった
 *大学のブランドカランキングの上位で健闘している
 ☆学習院の戦前からの「伝統力」の継承は同校の大命題
 *敗戦後の連合国軍総司令部(GHQ)の占領下
 *華族制度廃上により存廃の岐路に立たされた学習院
 *宮内省関係者らが懸命に働きかけ私立学校として存続する道を選んだ
 *皇室の庇護から離れ私学として生きる道のりは険しい
 *安倍院長らは、寄付金集めや大学開設、東大などからの教授集めに奔走した
 *桜友会も支援した
 ☆リベラリストであり、尊皇家を自任する安倍は宮中関係者との人脈も広い
 ☆現在の院歌も安倍が作詞し、「海ゆかば」の作曲者が曲をつけた
 ☆戦前の学習院と戦後の学習院とは連続か断絶か
 *同校関係者にとっての永遠の課題
教職員と「桜友会」が院長選挙で対立
 ☆牧歌的な時代は過ぎ去り、学習院長選びで、″異変″が起きた。
 ☆院長は、教職員、桜友会、父母会などで構成する同校評議員会で選出される
 *桜友会などと、教職員側と意見が合わず
 *学習院史上初めて記名投票による選挙となり、桜友会と父母会が勝利した
 ☆東大など他校出身者の多い教職員会と「伝統」重視する桜友会と意識のずれ
 ☆桜友会とは、陸軍の同窓会「桜会」、海軍の「水桜会」が一本化した
 *敗戦により直宮以外の皇族は皇籍離脱し華族も軍も消滅し、桜友会も休止状態
 *大学の設立・規模拡大に伴い、今や会員数は12万人近くにのぼる
 ☆学習院評議員会で桜友会や父母会代表が多数を占める
 *学習院にとっての「伝統」の重さを物語る
「精神論」を貫けなくなった
 ☆「団結」を強調せざるを得なかったことに桜友会側の苦哀もにじむ
 ☆「戦前、戦後と一貫する学習院の伝統とは何か?
 *安倍は「正直であれ」「精神的貴族たれ」と答えるのが常だった
 ☆偏差値競争、就職率に拘泥する他校とは一線を引く
 *無私で誠実な心根を育てる教育こそが、学習院の伝統
 *とりも直さず皇室のあるべき姿とも重なる
 ☆時代の流れの中で「伝統」の精神論を貫くのが難しくなっている
 ☆学習院が誇る「皇室ブランド」が、再び不死鳥のように蘇る日は来るのだろうか
現在、学習院に在学する皇族は愛子内親王だけ
 ☆東大など他大学出身の”外様”の教授・教員・事務方
 *「古色蒼然とした『伝統』一本槍の桜友会
 ☆院長選考が前代未間の記名投票による選挙となった
 ☆その後の経過をみると
 *文部教育学科、国際社会科学部の新設、奨学金の充実等
 *「外に開かれた」教育体制整備が具体化しつつある
 ☆関係者の危機感が共有されてきたようにみえる
 ☆学習院も、ひとつの曲がり角を曲がったのかもしてない
                        (文中敬称略)
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『日本の聖域ザ・タブー』






この国の深淵をのぞく2(学習院)
(ネットより画像引用)






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『日本書紀』とは何か?(3)

2020年03月02日 | 天皇論
『日本書紀』とは何か?

『日本書紀』がまとめられたのは奈良時代前期
 ☆天智、天武天皇の時代からの律令国家づくりが完成目前の時代
 ☆701年大宝律令が制定・施行され、律令国家として宮都・平城京が造営された
 ☆元号の継続化、『風土記』の編纂、度量衡の制定、銭貨の鋳造などが行われた
 ☆天皇を中心とする国家体制がつくられた
 ☆『日本書紀』の編纂でも中心的な役割を担つた藤原不比等(中臣鎌足の子)が台頭
 ☆その後の藤原氏繁栄の礎を築いた
『日本書紀』の時代女性天皇が多い理由
 ☆日本では、過去に8人10代の女性天皇が存在した
 *内6人8代は飛鳥~奈良時代に即位している
 ☆この時代に女帝の即位が相次いだ理由
 *有力豪族の蘇我氏や藤原氏の意向があったのでは
 ☆両氏は、自分の娘を天皇家に嫁がせて縁戚関係を結ぶ
 ☆生まれた子が即位することで政権基盤を強固なものにした
 ☆彼らにとつて避ける必要があったこと
 *血縁関係が薄い皇子が即位すること
 ☆有力な男子皇族がいない場合
 *女性皇族を中継ぎとして即位させる
 *次の候補者が成長するのを待った
『日本書紀」をまとめることを命じた天武天皇
 ☆天武天皇は元の名を大海人皇子
 ☆中大兄皇子(天智天皇)の弟
 ☆兄の崩御後、古代最大の内乱壬申の乱に勝利して即位
 ☆律令国家の礎を築いた
 ☆「日本」の国号と「天皇」の号を最初に用いたのは天武天皇といわれる
 ☆この国の支配者が、天皇であることを諸外国に対し明確にした
 *天皇とは「天の下をあまねく統治する神」を意味する
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『『日本書紀』と天皇126代』






『日本書紀』とは何か?(3)
(『『日本書紀』と天皇126代』記事より画像引用)
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「スマホをなくした人」を襲う超面倒くさい事態

2020年03月02日 | 犯罪
あなたのスマホがとにかく危ない

 ☆スマホが悪用されて個人の実名やプライバシーがさらされる危険性
 ☆ネット上の刺青「デジタルタトゥー」
 *1度アップされた画像が保存・拡散されて消せない
 ☆現在は、SNSの利便性が広く認知され、受け入れられ危険性もより高まる

東京都だけで、紛失届は年間25万件以上
 ☆18年にスマホや携帯電話をなくしたと届け出があったのは約26万件
 *届け出があったのは約16万件、結果約10万台が消えてしまっている
 ☆スマホには、持ち主の名前、電話番号、生年月日など個人情報が詰まっている
 *写真、動画、メール内容、通話履歴、連絡先、スケジュールの情報
 *家族や恋人、友人や知人などの情報、仕事関係の情報
 *クレジットカードや電子マネー、キャッシュレス決済などお金に関する情報等
 ☆スマホは「個人情報の塊」
 ☆絶対に外部に漏れないよう、画面には必ずロックをかけておく必要がある
スマホが、悪意を持った人の手に渡った時のリスク
 ① クレジットカードや電子マネー、キャッシュレス決済などの悪用
 ② SNSアカウントの乗っ取り、なりすまし利用
 ③ 国際電話や長時間通話の利用
 ④ 振り込め詐欺などの犯罪利用
 ⑤ 有料アプリの利用
 ⑥ 電話帳や連絡先などの個人情報の売却等
 ☆現実問題として、さまざまな犯罪やトラブルに巻き込まれる恐れある
 ☆ロックのかかっていないスマホはかなり好都合
 ☆スマホをなくしたときは、急いで心当たりを探す必要がある
 *iPhoneには「iPhoneを探す」、Androidには「デバイスを探す」機能がある
 *現在位置の特定や画面の遠隔ロック、データの消去などが行なえる
 ☆見つかりそうにない場合
 *スマホに登録したクレジットカード・、キャッシュレス決済等の利用停止の連絡を入る
 ☆スマホが戻ってきたとしても、SNS等のパスワードはすべて変更する
パスワードだけでは安心できない
 ☆スマホのロック(画面ロック)を見なおす
 *iPhoneの場合、機種によっては指紋認証や顔認証も利用可能
 *Androidの場合は、数字のPINコード指紋認証や顔認証も利用できる
 *PINコードやパスワードを設定で、ロックが簡単に解除できるような安易なものにしない
 (複雑なパスワードを設定すれば、セキュリティー強度が格段に上がる)
 ☆信頼できない配信元からのアプリをダウンロードを避ける
 *一緒にウイルスが入ってしまうことがある
 *アプリの評判や配信元企業の信頼性を確認する必要がある
「自分は大丈夫」に根拠はない
 ☆「危ないといっても、まぁ大丈夫」 「スマホの使い方はわかってる」 「SNSはやらない」
 ☆このように考えている人も多いだろう
 ☆筆者は、「いま無事なのは、“まぐれ”でしかない」とすら言い切る
 ☆「正しく怖がり、正しく向き合い、正しく活用する」ために
 ☆スマホ・SNS犯罪でいま起きていること、対策、自分や家族を守るための方法を知っておくべき
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『東洋経済オンライン』


「スマホをなくした人」を襲う超面倒くさい事態
(『東洋経済オンライン』記事より画像引用)
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米国は、対中「ハイテク戦完勝」で次の手ヘ

2020年03月02日 | 国際情勢
トランプ大統領は「5G」・「AI」で中国のリードを許すまじと

米国の攻勢は日本も巻き込む
 ☆米国の強烈な禁輸措置に対抗する中国
 *IT部品等は、自製に踏み切ると豪語し反撃に出た
 *部品・ソフト等は、日米韓が開発や製造を独占してきた
 ☆専門家は、中国の”野望”は実現不可能と見る
 ☆米中貿易戦争は高関税の掛け合いばかりが強調されている
 ☆現状は、次世代ハイテクの争奪戦
 ☆米国が中国AT企業を排斥した理由
 *「5G」と「AI」の開発で中国のリードを許したと認識したから
 *争いは米中だけでなく、日本にも大いに関係する
中国は技術者スカウトで対抗ヘ
 ☆台湾最大手のTSMCから中国企業への「移籍」
 *幹部クラスが「給料3倍」で釣られた
 ☆中国がいくら自製すると願望してみても
 *5Gの根幹技術は4Gの延長で、米国の特許である現状
 *早期達成はほぼ不可能
 ☆中国「すべての半導体、OS、CPUの自製を三年以内に」と号令
 *米シリコンバレーや全米の大学への留学生、研修生たちを帰国させた
 ☆OSや半導体等、2千~3千もある部品のすべてを中国が自製することは不可能
 ☆半導体の製造装置は日、米、オランダのメーカーがほぼ独占し中国にはない
米国は孫正義を親中国と監視
 ☆米国にとりひとつ深刻な懸念がある
 *半導体の設計で世界シェア90%を握る英国「アーム社」の動静
 ☆アーム社をソフトバンクの孫正義氏が買収している
 *ソフトバンクは、英国アームの心臓部が中国へ移動していた
 *中国との合弁という形で心臓部は中国ヘ
 *その推進役となったのが孫氏だった
 *保有したアーム・チャイナの株式の過半を中国ファンドに売却していた
 ☆アーム・チャイナは、ファーウェイ、ハイシリコンなどと取引を膨張させている
 ☆米国はソフトバンクを「中国資金で動く中国の代理人」と見ている
 *スプリント買収直後から孫氏の調査を続けている
 ☆米中貿易戦争の関税レベルでの争いは、中国の譲歩で一応の終息をみた
 ☆ハイテクの争奪戦は、今後も続き両国の対立はさらに激化する
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『THEMIS2月号』


米国は、対中「ハイテク戦完勝」で次の手ヘ
(『THEMIS2月号』記事より画像引用)


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