

☆生きた病原体を使っている
*病原体の感染性を人工的に低下させワクチンとして使う
☆感染性を人工的に低下させる方法
*病原体を弱らせるような条件で培養する
*遺伝子組換えによって病原体を弱める
☆弱毒化生ワクチンとして使われてる
☆生ワクチンの種類
*BCG、はしか、風しん、おたふく風邪、水ぼうそうなど
☆生ワクチンのメリット
*ワクチンは、弱毒化病原体含み体内に入ると、弱い感染を起こす
*普通の感染に近い状態でからだの抵抗性が呼び起こされる
*実際に病気が起こったときに近いかたちの免疫がつく
☆生ワクチンのデメリット
*病原体の感染力が少しは残っている
*受ける人の抵抗力が低いケースでは感染が起こることが稀にある

☆病原体の感染する能力を失わせてから製剤化する
☆病原体の感染力を失わせる方法
*熱を加えたり、紫外線を照射したり、薬剤で処理したりする
☆不活化ワクチンの種類
*百日咳、ヒブ、日本脳炎、インフルエンザ、A型肝炎、不活化ポリオワクチンなど
☆不活性ワクチンの特性
*病原体が不活化されているので病気を起こす可能性は低い
*最初にその病原体を試験管内等で増やす必要ががある
*不活性ワクチンの問題点は、病原体が体内で増えることがない
☆不活性ワクチンは、「アジュバント」とよばれる免疫増強剤を加える
*アジュバントとしてよく使われているのはアルミニウム塩
☆不活性ワクチンは、数回の接種を行うのが普通

☆病原体の毒素を化学物質で処理する
*免疫を付与する能力だけは消さずに毒性を除去した物質
☆トキソイドワクチンは、感染自体を予防するのではない
*感染した病原体が作る毒素の働きを止める個体が病気になるのを防ぐ
☆トキソイドワクチンの種類
*ジフテリアや破傷風の発症予防
☆トキソイドワクチンメリット・デメリット
*メリットは、強い免疫を長期間与えて病気を防ぐことが出来る
*デメリットは、感染自体を防げない

☆製造方法
*病原体から感染に関わる遺伝子を取り出す
*発現細胞(細胞株)に導入しタンパク質サブユニツトを作らせる
*タンパク質サブユニットを精製・処理しワクチンとする
☆遺伝子組換えサプユニットワクナンの種類
*B型肝炎や帯状疱疹のワクチン
☆遺伝子組換えサブユニットワクナンのメリット
*感染に関わるタンパク質サブユニットで、ワクチン自体には感染性がない
*発現細胞株があれば、試験管内でワクチンを作ることができる
*作製するのにあまり時間がかからない

☆ワクチンにより、細菌の多糖類に対する抗体が体内で作られる
*結果、細菌感染を防ぐ
☆多糖類ータンパク質結合型ワクチン作用の仕組み
*多糖類はリンパ球の中Bリンパ球だけしか刺激できない
*刺激されたBリンパ球は一時的にしか抗体を作ることができない
*ある種のタンパク質を担体としてこの多糖類に結合させる
*タンパク質がTリンパ球を刺激し、Tリンパ球がBリンパ球の生存・分化を促す
*Bリンパ球は長期間抗体を作ることができるようになる
☆多糖類ータンパク質結合型ワクチンの種類
*肺炎球菌ワクチン、髄膜炎菌ワクチン、ヒブワクチンなど
☆多糖類ータンパク質結合型ワクチンは、不活化ワクチンなので比較的安全
☆体内で増えることがないので免疫獲得には、何度も投与することが必要

☆抗原溶液やアジュバントの他に、防腐剤が入っているものもある
☆細菌汚染を防ぐのが目的


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ワクチンとはなにか2(ワクチンの種類)
(『免疫力を強くする』記事より画像引用)