

☆外務省関係者は中国大使館に関して語る
*中国の外交インテリジェンス
*最大の特徴は徹底したセクショナリズム
*部局ごとのタテ割りではなく、出身母体によって色分けされている
☆中国本国と大使館には三つのラインが存在する
*「外交部」と「党」と「人民解放軍」しそれぞれ併存している
☆日本の場合、在外公館は外交を所管する外務省の縄張り
☆中国大使館では、本来外交を司るはずの外交部の力は限定的
☆軍や党の人間の活動を外交部がコントロールできない
☆外交部より力を持つのは中国共産党のライン
☆ラインが異なれば情報は一切共有されない
☆一番ベールに包まれているのは「軍」のライン
*人民解放軍総政治部に所属する人間が「文民」として入り込んでいる
*中国の軍人は背広姿で都内をうろついている(外務省担当記者談)
☆中国軍人外交官の一人は、新宿歌舞伎町の中華料理店が行きつけ
*この軍人は「重要なことはもっと隠れてやる」とうそぶいたという
☆軍は大使館の外にも拠点を複数持っておいる

☆人民解放軍出身の駐在武官の情報収集
*自衛隊や在日米軍の動向
*独自に日本企業の技術情報を収集
☆各国の軍事情報を収集するのは人民解放軍の総参謀部第二部
*世界のエリアごとに担当局が設けられてる
*党とは別の形で情報収集をする機関
☆中国大使館の人間は名刺では、背景も任務も判断できない
☆「対日工作」に従事するのは、軍や諜報機関の人間だけではない
*外交部出身の人物
*駐長崎総領事として 赴任しており通算滞日歴21年
*日本メディア対策のスペシヤリストとして知られている
*その人物は、在京中国メディアや系列企業の後ろ盾になる
*金銭的な見返りも多かったとみられる
*毎晩のように銀座で飲み歩いている姿が目撃された
*中国に呼び戻されたのは、「生活ぶりが問題視された」ため(外信部記者談)

☆大使は日本企業からの接待でスケジュールが埋まっている(外務省関係者談)
*公式行事以外は、日本企業から招かれるパーティーやゴルフで忙しいという
☆忘れてならないのは、中国大使館が「諜報機関」である
*軍人、国家安全部、公安部の人間が送り込まれている
*中国が重視しているのは軍事情報に加えて、科学技術情報だ
*日本に来ている留学生の中に、大使館に情報を提供しているだろう(中国人留学生談)
*大使館員が一部の学生や研究者と接触しているケースがあるという
☆大使館員が直接接触している場合は、日本の外事警察もある程度把握している
*隠密に活動し捕捉できない例も山ほど隠れている

☆「中国大使館の別動特殊部隊」
*中国メディアも無視することはできない
*新華社や中国中央テレビ等の日本支局
(多くのスタッフに紛れて国家安全部の人間が潜り込んでいる)
☆中国メディアとの付き合いの多い、中国担当記者が語る
*我々との情報交換の場にはよく顔を出す
*記事を書かない記者が複数いるが、彼らはスパイなのではないか
☆人民解放軍も身分を偽る形で新聞社に記者やスタッフを送り込む
*朝日新聞や読売新聞の記者として自衛官が北京支局に赴任するようなもの
*ルール違反も甚だしいが日本側は現時点でこれを止める術を持たない
☆中国大使館は単純な在外公館ではない
☆中国の異なる情報機関が集合したインテリジェンスの一大拠点
☆日本人は、中国大使館が行っている情報戦、工作活動に危機感を持たねばならない

☆拘束された日本人の多くが、日本の公安調査庁の協力者(情報提供者?)
☆立て続けに起きた拘束劇は、中国の防諜体制の強力さを見せつける
☆事件では、公安庁の協力者リストが漏洩した疑いが浮上している
*「公安庁のかなり上層部から情報が流出した疑いが濃い」(情報筋)といわれている
☆中国大使館の「スパイ総本山」としての機能は健在であることを示している
(敬称略)


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不義と不正の巣窟2(中国大使館)
(ネットより画像引用)