🌸世界宗教の誕生とその同時性(3)
⛳中東一神教の三男イスラム教
☆宗祖ムハンマドが、神の預言者として成立した
*イスラム信仰の柱「五行(信仰告白、礼拝、喜捨、断食、巡礼)」
*喜捨、断食という行動に凝縮されるのは
*神の意思に基づく自省と他者への配慮にほかならない
☆ムハンマドは天使ガブリエルによって神の啓示を受ける
☆ムハンマドは天使ガブリエルによって神の啓示を受ける
☆ムハンマドは「正直者」の商人として
*青年期に人生の意味、人類の不幸を悩みぬき
*その視界の中から預言者としての自覚を高めた
☆中東一神教を根底に生まれたイスラム
*キリスト教を否定したわけではない
*キリストの神格性を否定し、キリストを預言者の1人とした
☆キリスト教は既に「神の子キリスト」を掲げていた
*キリスト教は、欧州の宗教的権威になっていた
*イスラムは不遜で野蛮な存在にされてしまった
⛳仏教
☆インド王大陸に釈迦が生きたのも約2500年前
⛳仏教
☆インド王大陸に釈迦が生きたのも約2500年前
☆ゴータマ、ブッダの「我執からの解脱」を求める壮絶な生涯
☆仏教が、世界宗教になった基点
*仏教の誕生・伝搬は「加上」という言葉
*釈迦自身の仏教と日本に伝わつてきた大乗仏教は違う
*釈迦自身の仏教と日本に伝わつてきた大乗仏教は違う
*釈迦の仏教は「究極の内省」つまり心の内側を見つめるもの
*欲望からの解脱、煩悩からの解放を目指すものである
*他者の救済という意識はない
*釈迦の最後の言葉、「自燈明、法燈明」がその集約点
☆仏教には固定化された原理がない
☆仏教には固定化された原理がない
*釈迦の弟子や後進の僧侶たちによって
*多様な解釈と思索が加えられ進化した、それが「加上」である
☆大乗仏教は「加上」で「衆生救済」の宗教として世界宗教になった
*ユーラシア大陸に共鳴の輪を広げた
☆「観音力」「聞光力」の仏教語
☆「観音力」「聞光力」の仏教語
*音は聞くものであり、光は観るものである
*「音を観る」「光を聞く」というのは不可解である
*「音を観る」「光を聞く」というのは不可解である
*隅々まで漏らすことなく衆生を救う力を表現している
*仏教の「慈悲」を感じる
*それが、日本仏教にパラダイム転換をもたらした
⛳親鸞の仏教
☆「善人なおもて往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」
*絶対平等主義に立つ救済論の登場
*キリスト者内村鑑三をして「我が友、親鸞」といわしめるほど
☆仏教を、キリストの「愛」に近接せしめた
⛳儒教
☆原点に立つ孔子も、約2500年前の人
☆孔子の言行録『論語』
☆諸国を歴遊して生き抜いた孔子の思想が凝縮されている
*其れ恕か、己の欲せざる所人に施すこと勿(なかれ)れ
*「恕(じょ)」とは心を拓いて「ゆるす」こと
*他者に配慮する「徳」を意味する
⛳2500年前の人類に現れ出た知の動き
☆後に世界宗教となって世界に浸透する宗教
*「人間の内なる価値への共鳴」
*「人間の内なる価値への共鳴」
☆他者への配慮、「愛」「慈悲」「恕」にある
☆社会的動物として生きる人間として意志の変化と言える
(敬称略)
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⛳出典、『人間と宗教』
世界宗教の誕生とその同時性(3)
(ネットより画像引用)