慶喜

心意気
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世界宗教の誕生とその同時性(1)

2022年02月02日 | 宗教
🌸世界宗教の誕生とその同時性(1)

 ☆「世界宗教」とは、民族を超えた宗教という意味
 *信者数、キリスト教32億人、イスラム教16億人、仏教4億人
 (世界宗教、世界人口の約5割強を占める)
 *ヒンズー教は信者数では約10億人と仏教の倍だが「民族宗教」
 ☆東アジアで、信者約2億人といわれる儒教
 *世界宗教の考察の対象だ
 ☆中東一神教の原点ユダヤ教、仏教、中国の儒教は同時期に誕生した
 *約2500年前に誕生した
 *宗教に共通するのは「創唱宗教」開祖の存在である
 *唐突に開祖が現れたわけではなく、生きた社会状況の中から登場し
 *生身の人間として苦闘した残像を有していて
 *それらの人々が、人々の心を捉え伝承の中で影響を拡大した

世界宗教になっていったものには共通点がある
 ☆人間の心の奥における共振動を動かす力
 *「聖なるものへの敬意」として、自然や偶像への崇敬とは異なる
 *人間の深い意識での価値に訴えるメッセージを有する
 ☆人類はユーラシアを移動し続け
 *「心の内なる世界」を見つめる力を醸成していった
 ☆約一万年前に定住革命が始まって、約7500年が経過する中で
 *地球上の各地に定住した人間によって社会的関係性が生まれた
 *帰属社会の中で「忍耐と調和」を保って生きねばならなくなった
 *エゴと利己愛では生きられなくなった
 ☆定住することで
 *地域社会を構成する権力、支配ー被支配の関係
 *構成員相互の利害対立等で
 *秩序を正当化する価値基準が必要になった

世界宗教の誕生―2500年前同時化の謎
 ☆「自らの存在の意味」を問いかける動物である人間
 ☆自らを律する価値を求めた
 *目先の利害を超越した価値の想像力を膨らませた
 *そこに世界宗教につながる心性が動きだした
 ☆ヒトの種は恐ろしい生物でもある
 *生命を脅かす可能性のある最大の敵が、同じ種の他の集団である
 *その緊張感が人間を結束させ、他者との調和を配慮させる
 ☆世界宗教の本質は「利他愛」だ
 ☆他者への配慮であり、心の寛さである
 *それが人間の内面的価値に訴え
 *民族を超えて受容される素地となった
                      (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『人間と宗教』





世界宗教の誕生とその同時性(1)
(ネットより画像引用)
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祈りと修行の場(寺院、教会堂、モスク)

2022年02月02日 | 宗教
🌸祈りと修行の場(寺院、教会堂、モスク)

礼拝の場(寺院、教会堂、モスク)
 ☆シナゴーグ、教会堂、モスク、寺院、道観、神道の神社
 *いずれも礼拝の場としての機能をもつ
 *多くの場合、施設の一角、あるいは一方向は特別に聖とされる
 *礼拝堂は「神殿」的な役割を兼ねている
 ☆中世のカテドラルのように高くし、聖性を高めている
 ☆古代ローマ・ビザンツのハギア・ソフィア
 *巨大なドームで大きな空間を実現している
 *聖なる空間をレイアウトする
 ☆空間の大きさと高さを誇る教会堂
 ☆イスラム建築もドーム等を使用しモスクの内部空間を利用する
 *メッカのカアバの方向に礼拝の意識を集中させる
 ☆堂内の聖性の演出に関しては東方正教会がユニーク
 *ロシア正教会のイコノスタス
 *至聖所にキリストが住まっているわけではない
 *イコノスタスはタブーを演出している

修行の場(寺院、教会堂、モスク)
 ☆礼拝の場の一変種として、修行の場、道場とも言える
 ☆釈迦とその弟子たちはインド各地を遊行した
 *雨季には特定の修行キャンプが必要だった
 *祗園精合や竹林精舎はそうした修行キャンプだった
 ☆修行キャンプ地が発展して各地の寺院伽藍となった
 ☆仏教では諸仏を拝むが、本来は瞑想を中心とする修行の宗教
 ☆寺院は、お坊さんの修行の空間の意味合いが強い
 ☆信仰と礼拝の宗教であるキリスト教カトリックや正教会宗派
 *修道士(修道女)がこもって修行三昧で暮らす施設がある

修行道場としての巡礼地
 ☆狭い道場を飛び出して、広い聖地空間全体を修行道場とする
 ☆密教の師弘法大師空海にゆかりのある四国
 *島全体が一種の聖地だ
 ☆「四国八十八ヶ所」巡り、四つの国ごとに意味付けが施されていた
 *阿波は「発心」、土佐は「修行」、伊予は「菩提」、讃岐は「涅槃」
 ☆密教で用いる曼荼羅
 *中央の大日如来の周囲に描かれる四仏
 *発心(東)、修行(南)、菩提(西)、涅槃(北)に対応する
 ☆四国という空間はそのまま四方対称の曼荼羅を構成している

聖域としての礼拝施設を構成するもの
 ☆エルサレムやメッカやブッグガヤー
 *歴史的出来事によって特別な場所となっている
 *施設が破壊されても特別な空間―聖地のままであり続ける
 ☆各地の教会堂、礼拝堂、 モスク、寺院、神社、祠堂
 *祭壇、十字架、仏像などが麗々しく飾られ
 *信者が行事を重ねている限りにおいて特別な空間として認知される
  *一切を取り払ったら、単なる俗なる場所に戻ってしまう
 ☆聖なる空間の演出に用いられる物質的、物理的道具
 *舞台設営(建築物でなくても、注連縄等で四方を祓い清める仕草)
 *鐘の音、礼拝への呼びかけ
 *大道具としての祭壇、仏像などの聖像、曼茶羅、護摩壇等々
 *小道具としては祭壇に置かれた聖体顕示台、十字架、金剛杵など
 *信者が手にもつ数珠やロザリオなどがある
 *聖書や法華経やコーランなどの各種教典がある
 ☆演者は儀礼の進行役としての聖職者
 *参加者は、聖職者と会衆・氏子・檀家である
 *一般信徒は、いっしょになって儀礼を粛々と進めていく
 ☆古代イスラエルの「幕屋」と呼ばれる移動式神殿
 *日本の神社の神輿のようなもので、移動式の聖所である
                      (敬称略)                                     
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祈りと修行の場(寺院、教会堂、モスク)
『宗教図像学入門』記事より画像引用)
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大喝(対中外交へ備えと覚悟を)

2022年02月02日 | 韓国・中国
🌸大喝(対中外交へ備えと覚悟を)

 ☆日本憲法改正から経済の中国頼み脱却まで実行してこそ
 ☆「ねばり強く対話を」などとメディアはご託宣を述べるが
 *「対等」の立場にたってこそである

米英豪などが、中国に対し「外交的ボイコット」を宣言した
 ☆日本でも自民党の国会議員らが「わが国も早く続け」と主張した
 *政府がやっと橋本聖子、山下泰裕両氏の派遣を決めると
 *政治家ではないが、決定が遅すぎる」と猛批判だ
 ☆経済団体トップらの反応
 *米中双方に配慮しており『曖味』でもいいじやないかと微妙なもの
 ☆「腰が引けている」などと批判するのは簡単だが
 *いま日本企業の多くは巨大な中国市場が頼りである

中国は、北京五輪終了後に台湾併合に動くと見られている
 ☆日本がどう出るかは、外交的ボイコット問題ごときの比ではない
 *米国が台湾防衛に出動し日本の自衛隊も加わったとき
 *中国は必ず報復に出るだろう
 ☆尖閣諸島沖で海上保安庁巡視船に衝突してきた中国漁船の船長の逮捕
 *中国は国内にいたフジタの社員4人をスパイ容疑で逮捕
 *レアアースの日本への輸出をストツプさせた
 ☆自衛隊の参戦に対し今度はどうか
 *中国が国内の日本企業の従業員やその家族を”人質”に取るのでは
 ☆政府や外務省は台湾有事に際し邦人救出用意していると思うが
 *中国が自衛隊機の飛来など認めるわけがない
 *国民の政府批判は、 一部メディアに煽られて燃え上がるだろう

日本は、中国の覇権主義は絶対に認めてはいけない
 ☆予想される中国の報復に慌てたり怯えてはならない
 ☆わが国が中国に報復を諦めさせる備えと覚悟をしておくことだ
 ☆憲法改正はもとより自衛隊に関わる法律の整備が必要だ
 ☆日本企業の中国頼みを急速に軽減することである
 *工場の東南アジアなどへの移転加速も一例だ
                     (敬称略)                                     
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『THEMIS2月』より画像引用)
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米国のインフレ上昇と悪い円安論の正体

2022年02月02日 | 政治
🌸米国のインフレ上昇と悪い円安論の正体

 ☆岸田政権下では、日本経済は再び長期停滞期に戻る
 ☆米国株市場の様相は大きく変わった
 *S&P500指数は約15%下落
 ☆米国株の急落を受け、日本日経平均26000円台まで下落

 ⛳FRBが急ピッチに引き締め政策を行う可能性 
 ☆FRBの方針転換の背景
 *バイデン政権からのインフレ沈静化要求に応えたことだ
 ☆コロナ後に起きた米国のインフレ率の上昇
 ☆金融政策によって適度に調整するのは難易度が高い
 *政治的な要請に基づき行われている急ピッチな引き締め
 *判断ミスを引き起こす可能性が高い
 ☆政策金利&引き締めの手段のバランスシート政策
 *パウエル議長は具体的に言及しなかった
 ☆政策金利に関しパウエル議長を含めたFOMCメンバー
 *年4回程度の利上げを想定しているとみられる
 *筆者は、2022年の利上げ回数は2回程度と予想している

日本は、低インフレの状態から抜け出せていない 
 ☆コロナからの経済復調局面の米国のインフレ
 *他の先進国でもインフレ率上昇が目立つ
 *コロナ対応で繰り出された金融財政政策
 *景気刺激効果が大きかったことが一因である
 *財政金融政策を行えばインフレは起きる
 ☆日本は、他の先進国とは異なりインフレ上昇は限定的なまま
 *実力ベースのインフレ率1%にすら達してない
 (除く携帯料金の引き下げ)
 ☆日本は、多くの先進国とは異なる
 *コロナ抑制が最重視される中、十分な金融財政政策が実現せず
 *低インフレの状態から抜け出せていない

「悪い円安」が起きている議論は的外れ 
 ☆日本では、円安が進むなかで、「悪い円安」が起きているとの主張
 ☆今の日本の状況をうけて、「悪い円安」が起きているとの議論的外れだ
 ☆円安が貧しい日本の象徴
 *「悪い円安」と庶民感情に訴えるかのような議論は本末転倒だ
 ☆日本では、コロナ後の経済復調が芳しくなく、低いインフレ
 ☆金融緩和政策はもっと強化される余地がある
 *金融緩和を後押しする拡張的な財政政策が必要だ
 ☆日本において妥当な金融財政政策が続くなら
 *更に円安が進んでも不思議ではないだろう

2000年代以降は、日本の経済的な豊かさは低下した
 ☆「日本国民が貧しくなっている」との認識だ
 ☆日本のデフレの原因
 *緊縮的な金融財政政策が続き、超円高が長引きデフレに陥る
 *実質GDP成長率が長期にわたり停滞し続けたこと
 ☆第2次安倍政権発足で起きた金融政策のレジーム転換
 *デフレ圧力が後退して雇用が生まれ
 *欧州諸国と遜色ない程度に、日本でも一人当たりGDPが伸びた
 ☆コロナ後の復調局面で
 *再びスムーズに経済成長を遂げた米国
 *日本は「置いてけぼり」とも言える経済パフォーマンスとなる
 ☆日本のコロナ後の政策の多くが機能不全となっていることが一因だ
 ☆最近の的外れな「悪い円安論」が目立つ
 *緊縮的なマクロ安定化政策に転じる予兆と言える
 ☆黒田日銀総裁は早期利上げの議論否定した

岸田政権下で、再び長期停滞期に舞い戻るリスクが大きい 
 ☆岸田政権が発足したことで極めて保守的な経済官僚
 *今後のマクロ安定化政策の舵をとる可能性が高まっている
  *米英で現在起きているインフレ上昇
 ☆金融財政政策をしっかり行えば
 *日本のデフレは克服することができる
 ☆日本銀行の早期利上げの観測
 *それと親和性が強い「悪い円安論」の議論が目立つ
 *それは岸田政権下コロナ後の日本経済が再び長期停滞期へ
 *舞い戻るリスクが大きいことを意味する
                      (敬称略)                                     
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米国のインフレ上昇と悪い円安論の正体
(『NEWS WEEK』記事より画像引用)
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