🌸世界宗教の誕生とその同時性(1)
☆「世界宗教」とは、民族を超えた宗教という意味
☆「世界宗教」とは、民族を超えた宗教という意味
*信者数、キリスト教32億人、イスラム教16億人、仏教4億人
(世界宗教、世界人口の約5割強を占める)
*ヒンズー教は信者数では約10億人と仏教の倍だが「民族宗教」
☆東アジアで、信者約2億人といわれる儒教
*世界宗教の考察の対象だ
☆中東一神教の原点ユダヤ教、仏教、中国の儒教は同時期に誕生した
*約2500年前に誕生した
*宗教に共通するのは「創唱宗教」開祖の存在である
*唐突に開祖が現れたわけではなく、生きた社会状況の中から登場し
*生身の人間として苦闘した残像を有していて
*それらの人々が、人々の心を捉え伝承の中で影響を拡大した
⛳世界宗教になっていったものには共通点がある
☆人間の心の奥における共振動を動かす力
*「聖なるものへの敬意」として、自然や偶像への崇敬とは異なる
*人間の深い意識での価値に訴えるメッセージを有する
*人間の深い意識での価値に訴えるメッセージを有する
☆人類はユーラシアを移動し続け
*「心の内なる世界」を見つめる力を醸成していった
☆約一万年前に定住革命が始まって、約7500年が経過する中で
☆約一万年前に定住革命が始まって、約7500年が経過する中で
*地球上の各地に定住した人間によって社会的関係性が生まれた
*帰属社会の中で「忍耐と調和」を保って生きねばならなくなった
*エゴと利己愛では生きられなくなった
☆定住することで
*地域社会を構成する権力、支配ー被支配の関係
*構成員相互の利害対立等で
*秩序を正当化する価値基準が必要になった
⛳世界宗教の誕生―2500年前同時化の謎
☆「自らの存在の意味」を問いかける動物である人間
☆自らを律する価値を求めた
*目先の利害を超越した価値の想像力を膨らませた
*そこに世界宗教につながる心性が動きだした
☆ヒトの種は恐ろしい生物でもある
*生命を脅かす可能性のある最大の敵が、同じ種の他の集団である
*その緊張感が人間を結束させ、他者との調和を配慮させる
☆世界宗教の本質は「利他愛」だ
☆世界宗教の本質は「利他愛」だ
☆他者への配慮であり、心の寛さである
*それが人間の内面的価値に訴え
*民族を超えて受容される素地となった
(敬称略)
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⛳出典、『人間と宗教』
世界宗教の誕生とその同時性(1)
(ネットより画像引用)